「姉」を英語で表現するには?様々な「きょうだい」の表現方法も紹介
更新日:2024年10月21日
姉を英語表現で表す場合は、「big sister」もしくは「older sister」と表します。
欧米では兄弟、姉妹の話をする際に年齢の上下を伝えることをしないため、姉や妹といった意味を表す単発の言葉がありません。そのため、このような文法になります。
また、elderという単語を使うこともあります。elderは年上という意味です。「elder sister」と表現することで姉と表現ができます。
しかし、日常会話においてelderに比べてolderのほうがよく使われます。olderは幅広く使える単語ですが、elderは限定的な場面で使うことが多く使う状況を選ぶからです。無難に、olderやbigを使うようにしておけば間違いはないでしょう。
「妹」のみを表すには
妹の英語表現は「little sister」もしくは「younger sister」です。
姉の英語表現と同じく、文法で表します。妹の英語表現は、ほかにも「baby sister」と表すこともあります。実際に赤ちゃんの妹を表す際に使いますが、赤ちゃんではない成人した妹に対しても使うことがあるとのことです。
兄弟や姉妹が複数人いる時には複数形にするのを忘れずに!
兄弟(姉妹)が複数いる場合は、複数形に変換して表現してください。日本の伝え方と、欧米の伝え方は違うため意味が通じなくなるからです。
日本では兄弟(姉妹)の人数の話をする際に「私は三人兄弟(姉妹)です」と、自らも兄弟(姉妹)の中に含めた人数を伝えます。しかし、欧米では自らを兄弟(姉妹)に含みません。
そのため、「私は三人兄弟(姉妹)です」を英語に訳すと「I have two brothers(sisters)」と、表します。haveと表現するため、自らが所有しているかのような表現になるのが欧米での伝え方の特徴です。
「ひとりっ子」の英語表現とは
ひとりっ子は「an only child」と表します。
しかし、自己紹介で家族構成を説明する際に「I’m an only child」と表現してしまうと少々不自然です。自らを「私はひとりっ子です」というのは、欧米ではあまりしない表現だからです。
「I have no brothers and sisters」と表現すると「私には兄弟も姉妹もいません」となり、自然な伝え方になります。また、an onlyではなく「1」という意味のoneにしてしまうと兄弟(姉妹)の有無ではなく、子供の有無と勘違いされてしまうため注意してください。
「姉」の英語表現を理解しよう
日本と欧米は文化の違いがあり、欧米ではそれほど「きょうだい」の生まれた順番や年齢の上下は気にしません。それでも、状況によっては説明が必要な場面もあるでしょう。
欧米に姉や妹を表す単語は存在しませんが、説明として文法で伝えることは可能です。しかし、少し単語を間違えてしまうだけで、全く別の意味になる恐れもあります。そのため英語表現をしっかりと理解し覚えて、ぜひとも日常で使いこなせるようにしてください。
初回公開日:2022年08月15日
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