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「カレイド」の意味と使い方・由来|カレイドスコープ

更新日:2024年04月09日

多くの作品で目にすることの多い「カレイドスコープ」という言葉。この響きは聞いたことがあるけど、この言葉の意味はなんなの?と疑問に思っている方もいるでしょう。今回は「カレイド」という言葉の語源や作品での使われ方を交えてこの言葉の持つ意味を紹介していきます。

「カレイド」の意味と使い方

「カレイド(kaleido)」とはそれ単体で用いられることはほぼなく、英語で「カレイドスコープ(Kaleidoscope)」、イタリア語・スペイン語では「カレイドスコーピオ(Caleidoscopio)」、ポルトガル語の「カレイドスコーピウ(Caleidoscopio)」という名詞で用いられることがほとんどです。

「カレイド」という単語だけにあえて意味を当てはめるのであれば古代ギリシャ語が語源となり、「美しいもの」、「美しい形」とするのが妥当でしょう。

カレイドスコープ

万華鏡と千変万化

カレイドスコープ(kaleidoscope)とは、日本語でいう「万華鏡」という意味の名詞になります。また、イタリア語などの「カレイドスコーピオ」、ポルトガル語の「カレイドスコーピウ」もそれぞれ同じく「万華鏡」の意味を持ちます。

万華鏡は円筒の中にガラス板を三角柱に組み合わせて、色ガラスやセルロイド、色紙などを入れて回しながら覗く玩具です。一端から覗き込み、もう一端から入った光をそれぞれ違った角度の鏡が反射し、円筒を回しながら覗くことで内部の小片が作り出す無数の模様を楽しむ玩具です。百色眼鏡や錦眼鏡、「ばんかきょう」とも呼ばれます。

こういった小片が織り成す無数の模様の変化を楽しむ万華鏡の作りが転じて、「Kaleidoscope of Life」という慣用句において「人生の万華鏡」=「人生は絶えず変化する(千変万化)」という意味合いになりました。

万華鏡の魅力

万華鏡の魅力は、内部の鏡と小片が織り成す無数の世界が同じ形で留まることなく展開するという点です。ずっと覗いていても飽きが来ない幻想的な世界に惹かれたコレクターが多く、万華鏡専門の美術館が存在するくらいです。

普段目にすることが多いビーズなどが入ったタイプの「ドライチェンバースコープ」、オイルを一緒に入れて模様の動きをゆったりとさせる「オイルチェンバースコープ」、筒の先にマーブルのガラス球を付けた「マーブルスコープ」、先端に透明なレンズを付け、外の景色を万華鏡のように映す」「テレイドスコープ」など、多くの種類があります。

手軽に幻想的な癒しの世界を体験できる万華鏡を手に取ってみるのもいいでしょう。

「カレイド」意味の由来

「カレイドスコープ」という単語としては「万華鏡」の意味を持ちますが、前述したとおり「カレイド(Kaleido)」という単語をそれ単体で用いることはほとんどありません。

「kaleido」という語句は、古代ギリシャ語の「kal(美しい)」と、「eidos(形)」を掛け合わせて生まれた造語です。また、「scope」は「skopeo(見ること)」が語源になります。このふたつが転じて生まれたのが「kaleidoscope」になります。

Fateでの「カレイド」の意味

「Fate」とは、2004年にTYPE-MOONから発売されたアダルトPCゲーム『Fate/stay night』から始まる、外伝作品の展開や一般用ゲームへの移植、TVアニメ化などもしている人気作品です。

「Fate」シリーズやTYPE-MOONが展開する他作品を含めた世界観にも「カレイドスコープ」という単語が登場します。ここでは「Fate」シリーズに登場する「カレイド」にまつわる単語を紹介していきます。

Fate/stay night [Realta Nua]

ここで紹介する『Fate/stay night [Realta Nua]』は、シリーズ第1作を全年齢向けに移植した家庭用ゲームで、人気声優が起用されたフルボイス作品となっています。

アニメを見て、興味をもったので購入しました。
面白く、飽きない作品ですね。

出典: https://www.amazon.co.jp/Fate-stay-night-Realta-PlayStati... |
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初回公開日:2018年01月10日

記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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