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「ご紹介に預かりました」は間違い?使い方と例文・注意点も解説

更新日:2022年12月01日

結婚式やビジネスシーンで「ご紹介に預かりました」という言葉をよく耳にします。普段は聞き流してしまいがちですが意識して聞いてみると不思議な言葉ですよね。ここでは「ご紹介に預かりました」の意味や正しい書き方、使い方をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

「紹介を預かるってどういう意味?」
「誰に対しての言葉なの?」
皆さんはこの言葉の本当の意味や正しい使い方をご存じでしょうか。

本記事では「ご紹介に預かりました」の本当の意味や使い方、正しい書き方を解説します。
また英語での表現の仕方もご紹介していきますので、海外でのビジネスなどにも役立てるでしょう。

この記事を読むことで、ビジネスや結婚式の場で「ご紹介に預かりました」という言葉を、正しく用いることができるようになります。

これから就職を控えている人や、ビジネスや式典で挨拶をすることが多い人は、ぜひ参考にしてみてください。

「ご紹介に預かりました」は正しい日本語?

式典などで、自分を紹介してくれた人を立てる意味で使う「ご紹介に預かりました」という言葉ですが、そもそも日本語として本当に正しいのでしょうか。

「預かる」と聞いて多くの人が頭に思い浮かべるのは「預」という漢字でしょう。
しかしこの漢字は「ご紹介にあずかりました」という言葉には相応しくないのです。
では「ご紹介に(あずかり)ました」の正しい漢字は、何だと思いますか?

これから、この言葉に使われる正しい漢字と、その意味を解説してきます。
また「ご紹介に預かりました」に代わる、自分を紹介されたときの定型句もいくつかご紹介します。

「ご紹介に預かりました」の意味

「あずかる」と聞くと「預かる」という漢字をイメージすると思いますが、ここでの「あずかる」は「与る」という漢字を用いるのが正しいのです。

「預かる」は荷物を預かるといった、返す時まで責任をもって守るという意味があります。
対して「与る」は、目上から好意の表れとして、あることを受けることを指します。

「ご紹介にあずかる」というのは、物や人を預かることではないため、「預かる」では意味が通りません。

したがって正しい日本語は「ご紹介に与りました」となります。

しかし「ご紹介に預かりました」だと思っている方が多く、「与る」は一般的ではないため、ひらがなで書くことが無難です。

紹介されるときに使用される定型句

結婚式やビジネスシーンで、誰かから紹介を受ける場面があると思います。
「ご紹介に預かりました」はそのような挨拶の場面でよく使われる定型句です。
また、もっとシンプルな定型句に「只今ご紹介いただきました」があります。

これらの言葉を使うときには大抵、目の前の人や大勢の前で直接挨拶をするときです。

直接挨拶ができない電話やメールでの定型句としては、「〇〇様のご紹介でメールをさせていただきました。」や「○○様からご紹介いただき、ご連絡いたしました」という書き方が一般的です。

自分が紹介を受けて挨拶をする際の基本として覚えておきましょう。

「ご紹介に預かりました」の使い方と例文

「ご紹介に預かりました」という言葉は、様々な場面で使われますが、使う場所や対象によって意味や使い方が変わってきます。

例えば、結婚式では司会者に向けて使われることが多く、ビジネスでは取引先や外部の人に対して使うことが多いかと思います。
またメールや文書の場合は紹介を受けた人の名前を記載します。

このように「ご紹介に預かりました」という言葉ひとつでも、その場に合った適切な使われ方があるのです。

これからご紹介するのは、結婚式での使い方とビジネスメールでの使い方です。
自分を紹介してくれる相手に失礼のない、正しい「ご紹介に預かりました」の使い方を、例文を交えて解説してきます。

結婚式での使い方と例文

結婚式で使われる場合は、乾杯の挨拶や友人のスピーチの際に冒頭で、「ご紹介に預かりました。」と使うことが多いでしょう。

この場合は、司会者から新郎新婦とのつながりを説明してもらった後の挨拶なので、司会者からの紹介を受けて挨拶をするという形で使うことになります。

  • 「○○さん、○○さん、本日は誠におめでとうございます。只今ご紹介に預かりました。新郎の職場の同僚の○○です」
  • 「○○くん、○○ちゃん、本日はおめでとうございます。只今ご紹介に預かりました、友人の○○です。」

ビジネスメールでの使い方と例文

ビジネスの場面では、他会社と連絡を取るときによく使われます。
直接顔を見て挨拶ができないときや、相手が大事な取引先の場合は、特に失礼のないように気を付けたいですよね。

ビジネスメールにおいて「ご紹介に預かりました」という挨拶文が大事な理由として、受け取り手の安心と信頼を得られることです。

自己紹介から始めてしまうと、知らない人間からの連絡に受け取り手が構えてしまいます。
冒頭で、会社の人間とつながりがあることを示すことで、受け取り手は安心して、スムーズに内容を確認できます。

ビジネスでは初対面の相手にメールを送ることも多いため、まずは相手の信頼を得ることが大切です。

  • 「□□株式会社の〇〇様よりご紹介にあずかりました、△△商事の〇〇です。」
  • 「はじめまして。先日○○様よりご紹介にあずかりました、○○と申します。」

「ご紹介に預かりました」の類語・言い換え表現

「ご紹介に預かりました」という言葉には、類語や言い換え表現がいくつか存在します。

例えば「預かりました」の、より丁寧な言葉として「賜りました」という言い方があります。
また、よりカジュアルな言い方の「いただき(頂)ました」も聞いたことがあるでしょう。
どちらの表現も程度は違いますが「ご紹介に預かりました」と同じ意味の言葉になります。

ここからは、この2つの言葉についての意味や使用場面について解説します。
「賜りました」も「いただき(頂)ました」も同じ場面で使えますが、紹介する側との関係性によって選択が異なる場合があるのです。

「賜」と「頂」の意味を理解して、使い分けができるようになりましょう。

次のページ:「ご紹介に預かりました」の英語表現

初回公開日:2022年12月01日

記載されている内容は2022年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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