「ネイティブ」の意味って?関連する言葉や類義語・対義語も紹介
更新日:2024年09月04日
「ネイティブってどんな意味?」
「ネイティブと似たような意味を持つ言葉って何?」
「ネイティブの対義語にはどんなものがあるの?」
このように、「ネイティブ」という言葉について、疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
「ネイティブ」という言葉は、いくつかの意味を持っている言葉のため、どの意味で使用されているか、文脈から正しく読み取る必要があります。
本記事では、「ネイティブ」の意味や語源、「ネイティブ」を含む言葉をいくつか取り上げて紹介していきます。この記事を読むことで「ネイティブ」という言葉の理解が深まるでしょう。
これまで「ネイティブ」という言葉の意味に自信を持てなかった方や、使い方がよく分からなかった方は、ぜひ参考にしてみてください。
「ネイティブ」の意味
「ネイティブ」は、もともとは英語で【native】と綴られます。その意味は、「出生地の、自国の、本来の、その国に生まれた、その土地固有の、土着の、(~の)原産で、生まれつきの、生来の」など広く使われています。
「ネイティブ」の語源・由来
カタカナの日本語として一般的に使われている日本の「ネイティブ」は、英語の【native】に由来します。
語源を知るために、英語の【native】を見ていきましょう。【native】とは、「そこに生まれる」という意味を持つ【natus】と「~のような」「~の性質を持つ」という意味の【-ive】から構成されています。
【natus】と【-ive】が結びついたことで「その土地で生まれたような」「生まれた性質を持つ」などの意味を持つ単語になりました。
「ネイティブ」を含む言葉と使い方
続いては、「ネイティブ」を含む言葉と使い方について紹介していきます。「ネイティブ」を含む言葉は、その系統や状況によってニュアンスが異なってくるため、それぞれの言葉の意味をきちんと把握しておきましょう。
「ネイティブアメリカン」
「ネイティブ」という言葉は、ある土地に住んでいる人のことを指すのにも使います。「ネイティブアメリカン」という言葉は、アメリカの先住民のことを指す意味です。
アメリカの先住民というとインディアンを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、インディアンだけでなくアラスカのイヌイット、ハワイのポリネシアンやマイクロネシアンなど幅広い先住民のことを意味しています。
「ネイティブスピーカー」
もっとも使われる「ネイティブ」は、「ネイティブスピーカー」としてある言語を母国語として話す人の意味でしょう。たとえば、「日本人は日本語のネイティブスピーカーです。」と使うと、日本人の母国語は日本語であるという意味になります。
「ネイティブイングリッシュ」
「ネイティブイングリッシュ」は、母国語を英語としている人が話す英語、という意味です。これは英語に限らず使える表現です。
たとえば、母国語がフランス語の人が使うフランス語を「ネイティブフレンチ」、母国語がイタリア語の人が使うイタリア語を「ネイティブイタリアン」と言うこともあります。
その言語を本格的に習得したいと思う場合、「ネイティブイングリッシュ」など、その言語を日々使ってきている人が話す言語に触れた方が、語学力アップには良い成果が出やすいでしょう。
「ネイティブの会話」「ネイティブな発音」
初回公開日:2017年12月27日
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