「ネイティブ」の意味って?関連する言葉や類義語・対義語も紹介
更新日:2024年09月04日
「ネイティブの会話」は母国語としてその言語を使う人との会話、「ネイティブな発音」は、母国語としてその言語を話す人のような発音、という意味で使われます。
習得したい言語の上達を目指す場合、「ネイティブとの会話の機会を設けたい」「ネイティブの発音を耳に入れていきたい」という使い方ができるでしょう。
「ネイティブチェック」
「ネイティブチェック」とは、その言語を母国語としている人が、文法などの間違い、誤字脱字などを見つけて自然な文章にする作業のことを言います。「ネイティブチェック」を担当する人を「ネイティブチェッカー」と呼びます。
「ネイティブ柄」という言葉もあるため「チェック」という言葉が入っていることで、チェック模様の種類を表すのでは?と思う方もいるでしょう。しかし、チェック模様を指す言葉ではないため注意してください。
「デジタルネイティブ」
「デジタルネイティブ」は、生まれてからずっとITに触れて慣れ親しんでいる世代を指す言葉です。この言葉は、アメリカの作家マーク・プレンスキー氏が提唱しました。
幼少期からパソコンや携帯電話の存在を「デジタルネイティブ第1世代」と呼び、TwitterやInstagramなどSNSや動画サイトなどのソーシャルメディアを使いこなして青年期を過ごした人たちを「デジタルネイティブ第2世代」と分けることもあります。
「ネイティブ柄」
ファッション業界で使われる「ネイティブ柄」とは、先住民が衣装などに用いている伝統的な柄の意味で使われます。ネイティブ柄は洋服に使われるだけでなく、小物や雑貨にも使われます。
ネイティブ柄といえば、ネイティブアメリカンを思い出す人も多いでしょう。アリゾナ州の北東部からニューメキシコ州にまたがる砂漠地帯の民族であるナバホ族の柄は、アメリカの有名ファッションブランドであるラルフ・ローレンもモチーフに使う柄です。
「ネイティブ言語」
「ネイティブ言語」は、コンピューター本来の言語という意味の言葉であり、具体的にはプログラム言語の中でCPUが直接読み取れる形式の言語を指します。
C言語やC言語を機能拡張したC++、Go、Objective-C、Visual Basic、Swift、などがネイティブ言語に該当します。
「ネイティブアプリケーション」
ネイティブアプリケーションは、ウェブアプリケーションの対義語になります。コンピューターに直接入っているのがネイティブアプリケーションで、一般的にはインターネット接続がなくても使えるアプリです。
それゆえに、ネイティブアプリケーションの性能はコンピューターの性能にも左右されます。ウェブアプリは、インターネット速度で性能が左右されるところが違いになります。
「ネイティブ」の類義語
ここでは、「ネイティブ」の類義語を紹介していきます。「ネイティブ」と似たような意味を持つ言葉には、以下のようなものがあります。同じ言葉を連続してしまうと語彙の少ない印象を受けることがあるため、やり取りの中で類義語を適度に入れていくことをおすすめします。
- 現地人
- 先住民
- 土民
- 住人
- 部族民
現地人
「現地人(げんちじん)」は、現在その土地、その場所に住んでいる人、そこで生活している人、という意味で用いられる言葉です。人種や民族とは関係がありません。
その土地以外で多いとは言えない人種の人でも、その土地の民族ではない人でも、ある程度の期間以上、現地で暮らしを営んでいれば現地人と呼ばれ、「ネイティブ」とも言われるでしょう。
先住民
初回公開日:2017年12月27日
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