メロウの意味と分野ごとメロウの使われ方8例・おすすめなメロウ音楽
更新日:2024年07月17日
メロウとは
音楽用語として使われるメロウには、「柔らかな」「豊かな」「甘美な」という意味があります。ヨガや、リラクゼーションの時に流れているような音楽と考えて良いでしょう。
「時間や年月によって、いい感じに熟した」と言う意味で、フルーツなどが熟れた事を示す意味でも「メロウ」は使われます。
メロウの起源
「メロウ」の起源は、「melwe」という単語で、柔らかい、熟れたなどの意味で15世紀の中頃に、現在と同じような意味で使われ始めました。
古英語には「mearu」という単語があり「軽く酔っ払った」という意味で使われていました。
メロウのスペル
「メロウ」という言葉には、「mellow」と「merrow」の2つの単語があります。「mellow」には「柔らかな」「豊かな」「甘美な」という意味があり「merrow」には「人魚」という意味があります。
mellowという英語はmel + lowの2音節からできており、l の音がはいっているので、カタカタで表記したような「メロウ」という発音にはなりません。発音をカタカナで表記すると「メェロォゥ」となります。
メロウを理解するために各分野での使われ方
メロウの意味はわかりましたが、実際どうような場面で使われているのでしょう。メロウを理解するために、さまざまな分野で使われている「メロウ」を下記で8つご紹介します。
例1:メロウな服
「メロウ」な服とは、首元や肩などに、フリルのようなデザインが、施された洋服のことを指します。メロウTシャツやメロウワンピースのように「メロウ」の名前がついた商品が、多数販売されており、ガーリーで甘めなスタイルです。
例2:メロウな色
「メロウ」な色とは、ピンク、ターコイス、ロイヤルブルー、ピーチ、パンプキンのような風合いをもった色のことです。派手ではなく、明るすぎないやわらかな風合い、温かみのある色で、春先や秋などをイメージするとわかりやすいでしょう。
例3:メロウなアクセサリーとは?
メロウなアクセサリーで有名なのは、福嶋 芽朗(フクシマ メロウ)さんというジュエリーデザイナーがつくるアクセサリーシリーズで、お花などをモチーフにした、かわいらしいデザインが特徴です。
ブランド名もそのまま「mellow/メロウ」として、展開しています。
例4:メロウな歌声
メロウな歌声とは、心が溶けていくような癒しの歌声です。誰もが心地よくなれる声で、リラックスしたい時におススメです。メロウヴォーカルばかりを集めた、コンビネーションアルバムも多数販売されています。
例5:メロウ・イエロー
メロウ・イエローとは、シトラスの香りがついたジュースで、コカ・コーラの商品です。
また、ドノバンというアーティストが60年代に歌った「メロー・イエロー」という曲の中に、「バナナの皮を吸ってハイになる」という歌詞がありました。そのため、英語圏には、メロウ・イェローという飲み物が、バナナ味のドリンクだと勘違いしてしまう人もいました。
初回公開日:2018年02月08日
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