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レポートの書き方・例文と見本・参考の本・引用の書き方

更新日:2025年03月05日

大学に入学した際、まず学んだことはレポートの書き方ではないでしょうか。感想文と異なるレポートは、最初は戸惑った人も多いはず。就職してもレポートが付いて回ります。今回は意外と頭を悩ませるレポートの書き方をまとめていきます。

レポートの書き方

今回はレポートの書き方を紹介します。レポートの書き方と言えば、大学生になった時まず習得したことではないでしょうか。そして、社会に出ても何かしら、レポートを書いている人も多いでしょう。レポートとは直訳すると、報告、報告書、リポートということなので、報告書を書いているということになります。

大学生にとってのレポートは学習報告になり、社会人にとってのレポートは仕事の報告ということになるわけです。そして、多くの人たちがレポートの書き方について知らず、頭を悩ませているのではないでしょうか

レポートの書き方:レポートと感想文は全く違う

レポートとは「報告書」です。しかし、多くの人たちは具体的なレポートの書き方を知りません。感想文と勘違いしている人もいます。レポートは感想文と大きく異なります。感想文とは主観を元にして、個人の体験を書くものです。主張も自身が体験したことを書きます。文章の構造は「起承転結」を基本となっています。

レポートの場合は体験談を書くのではなく、求められているものが明確にあります。それはレポートの問に対する答えです。例えば「日本について論述しなさい」という問いについて、「日本経済の未来は厳しい」という主観的な答えではいけません。この課題についての本等を読み、そこに書かれている内容と自分の考えの共通点や違いを考察し、それを道筋たてて書くことがレポートに求められていることなのです。

レポートの書き方の構成

レポートを制作するにあったて、道筋をたてて書くことが重要になると述べました。レポートの書き方には形式、基本的な構成があります。それは問題提起に始まり、議論を広げて答えを示すというものです。レポートの基本的な構成は序論、本論、結論という流れです。

しかし、序論や本論と言われても、具体的にはわかりません。今回はレポートの書き方の基本的な構成である、序論、本論、結論について掘り下げていきます。

レポートの書き方:序論

レポートの書き方の構成のまず最初の部分、序論。これはレポートのテーマ部分です。レポートを書く目的をここに表します。レポートのテーマが与えられている場合は、テーマに対して疑問に感じることを記します。また、読み手がいることを意識して、共感を得られるような序論を書きましょう。

序論をまとめると、テーマに対して疑問に感じることを示し、読み手を考えて共感できる問いを立て、報告したいことを書きます。これはつまりレポートに掘り下げて行きたいことを明言します。これらがレポートの書き方の序論部分になります。

レポートの書き方:本論

レポートの部分のメインとなるのがこの本論です。調べた内容や考察、理由を書いていく部分です。ここで重要となるレポートの書き方として、調べたことや考察を箇所書きしていくことです。

レポートの書き方:結論

レポートの書き方の最後の部分は結論です。本論で述べたことを簡素にまとめる場所になり、最後の締めとして、調べて分かったことを自分の意見を書くのですが、本論をまとめて自身の意見に結びつけるため理屈を書く必要になるため、矛盾がないように書かなければなりません。

例文・見本

ここでは実際に紹介したレポートの書き方の構成の例文や見本を紹介します。簡素なレポートの書き方のテンプレートを紹介しているサイトが例が、それを引用します。引用元のレポートの書き方に倣えば、レポートが作成できるようになっています。

レポート例

【テンプレートにはめたレポートの例】 (序論) 日本人はラーメンがとても好きな民族である。⇒ テーマ しかし、ラーメンの具材には、貴重な食材や高価な食材が入っているわけではなく、高級な食べ物というわけではない。⇒ 疑問の提起 それにもかかわらず、次々と新しい味のラーメンが開発され、新しい店がオープンし、人気の店になると客が行列する。それは一体なぜなのだろうか?⇒ 問いかけ そこで、日本人がラーメンを好きな理由について述べていく。⇒ レポートしたい事 (本論) 戦後の食文化の変化 戦後の日本は食の欧米化が進み、肉などの動物系の食材を多く食べるようになった。肉には脂がのっているため、日本人は動物の脂を好むようになったのである。 日本人の麺食文化 日本の食文化は古来より様々であることも大きな理由である。小麦粉を原料にした麺だけでも、そうめん、うどん、きしめんと太さや形状が様々な面がある。更にはつゆにつけて食べたり、温かいスープに入れて食べたり、生醤油をかけて食べたりと食べ方も様々である。日本人は元々とてもラーメンが好きな民族なのである。 炭水化物と脂を好む食文化 日本人は炭水化物と脂の組み合わせをとても好む味覚を持っていることも理由の一つである。例えば寿司はシャリという炭水化物の上に脂ののった魚の切り身をのせた典型的な日本人好みの食べ物である。その他、カツ丼や天丼などの丼もの、ハンバーガーのような食べ物も全て炭水化物と脂を組み合わせた食べ物なのである。 ⇒ 理由の箇条書き (結論) ラーメンはジャンクフードの代表格として見られがちであるが、それでもその人気は全く衰えることはなく、今日も人気店には長い行列ができている。ラーメンがそこまで、日本人を引き付ける理由は、日本人が好む食の条件を全て満たしているからなのである。⇒ 本論のまとめ つまりラーメンは日本人が好きになるのが必然の日本人の国民食なのである。⇒ 言いたい事

http://yahuhichi.com/archives/2723.html
引用元にも書いてありますが、実際のレポートを作成する際は本論部分の考察に、厚みを出す必要があります。また、レポートの例には考察ごとに数字を振ってありますが、改行をうまく使い調べたことや考察を箇所書きしていくレポートの書き方があります。
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初回公開日:2017年10月05日

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