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ビジネスでの「ご無沙汰しております」の使い方|メールの書き方【テンプレート】

更新日:2024年04月12日

ご無沙汰している人に送るメールは、少し緊張しますよね。ご無沙汰してしまっていることについて触れない方が良いのか、お詫びをした方が良いのか、連絡が無かった期間によって悩む事もあるでしょう。今回は、件名や本文の書き方を例文や文例と共に紹介していきます。


××株式会社
◯◯様

大変ご無沙汰しております。
今年5月に採用イベントにてご挨拶いたしました株式会社××、人事部の○○○○です。
その節は貴重なお話を聞かせていただき、誠にありがとうございました。

さてこの度、弊社では新卒採用に注力したく、
貴社のサービスにつきましてお話をお伺いしたくご連絡いたしました。
ぜひサービスのご説明を頂けますと幸いです。

お忙しいところ大変恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。

◯◯◯◯


「ご無沙汰しております」メールの本文の書き方②言い回し例

自分のことを誰だったか思い出してもらうためには、過去にどんなお付き合いをしていたのかを挨拶に絡めて行うことも重要になってきます。

直接話が出来れば「どこでお会いしましたか?」と聞くことも出来ますが、メールでのやりとりはその1文だけでも時間がかかってしまい、なかなか内容に取り掛かれない場合もあります。

メールの最初に以下のような例文を入れることで、久しぶりのメールでもスムーズに書くことが出来ます。

例文

  • 「○○の案件では非常にお世話になりました。株式会社○○の営業部○○です。大変ご無沙汰して…」
  • 「ご無沙汰しております。○○の件でお世話になりました○○です。」
  • 「大変ご無沙汰しております。以前○○でご一緒にお仕事をいたしました○○部署所属の○○です。」
  • 「ご無沙汰しております。以前○○のお仕事を一緒にしました時には○○様にも非常にご尽力いただき大変感謝しております。」
  • 「久しくご連絡をとっておらず、ご無沙汰になってしまいましたこと、誠に申し訳ございません。」
  • 「ご無沙汰してしまい、大変失礼いたしました。」
  • 「大変ご無沙汰をしております。お変わり無くお元気でいらっしゃいますか」
  • 「ご無沙汰をしており申し訳ございませんでした。お変わりございませんでしょうか」

「ご無沙汰しております」取引先の人に送るときの例文

取引先の人へのご無沙汰メールを送る場合に気をつけることは、「お久しぶりです」とは書かないということがまず第一条件です。

「ご無沙汰しております」は「しばらくご連絡しておらず、申し訳ありません」という意味を含むお詫びの気持ち伝える表現です。相手に「ご無沙汰しております」という時には、相手への気遣いなど一言を添えると良いです。

取引先などの相手には丁寧語とは言え、「ご無沙汰です」ではなく、必ず「ご無沙汰しております」と尊敬語の謙譲語を使うようにしましょう。

取引先の人に送るときの例文

例文

  • 「すっかりご無沙汰いたしまして申し訳ありません。」
  • 「大変ご無沙汰しておりますが、お変わりございませんでしょうか。」

あまり無いとは思いますが目上の人から「お久しぶりです」という挨拶でメールが来た時にも、返信時にお久しぶりと言われたからと「お久しぶりです」と返してはいけません。きちんと「ご無沙汰しております」とこちらからもご無沙汰の無礼を詫びる一文を入れましょう。

また、目上の人へのメールの場合悩むのが宛名です。様にするのか殿にするのか、役職の後にも様をつけるのか否かで悩むでしょう。

一般的なマナーですと、殿は同等かまたは目下の者に対して使うものです。目上の人に使うと失礼にあたり、怒られる場合もありますのでご注意ください。

「ご無沙汰しております」謝罪のときの例文

ビジネスメールを受け取る時、ついこの間もメールをもらった相手なのに「ご無沙汰しております」と書く人がいます。こういったメールを受け取った時は、「つい先日もメールが来たのに。これはテンプレートなのか?」と悪い印象を与えてしまうことがあります。

ご無沙汰しておりますと謝罪するメールの場合の例文は、ご無沙汰しておりますの前後に、ひとこと謝罪文をそえる形が良いでしょう。

謝罪のときの例文

例文

  • 「長らくご連絡を怠ってしまい、深く反省しております。」
  • 「久しくご無沙汰いたしましたこと、誠に申し訳なく恐縮しております。」
  • 「平素は身辺の雑務に追われ、ご連絡が遅くなりましたこと大変申し訳なくお詫び申し上げます。」
  • 「長らくご無沙汰のみにして、大変心苦しく存じております。」

ビジネスメールにおいて「ご無沙汰しております」という言葉を使用する時は、少し注意して使う必要があります。

3ヶ月以上の長期間連絡が途切れている相手に対しては謝罪の言葉と「ご無沙汰しております」とメールを送るのが良いでしょう。それまでの間は、「ご無沙汰しております」のみで十分です。

「ご無沙汰しております」メールの注意点・NG例

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初回公開日:2017年08月10日

記載されている内容は2017年08月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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