英語の電話番号の書き方・読み方・伝え方・聞き方|フレーズ例も紹介
更新日:2024年09月08日
電話番号の中で同じ数字が続いている場合もあるでしょう。その際は数字をそのまま伝えることもありますが、doubleやtripleを使って表現する場合もあります。
たとえば伝えたい電話番号が、「090-1233-4567」の場合は、「zero-nine-zero,one-two-double three,four-five-six-seven」と伝えます。3が続いているところを「double three」と伝えることがポイントとなります。もちろん、doubleを使わずに数字をそのまま1つずつ読むのも間違いではありません。
また同様に、電話番号の中で「333」と数字が3つ続いている場合は「triple three」と伝えることもあります。このように英語での電話番号の伝え方は人によって多少の違いがあります。そのためさまざまなパターンを頭に入れておくと良いでしょう。
英語で電話番号を聞いたり・伝えたりする際のフレーズ集
次は、電話番号を相手側に聞く際や伝える際のフレーズを紹介します。どれも簡単な英語表現ではありますが、知らないと使うことができないようなフレーズもあります。そしてこの表現の多くは、ビジネスで英語を使う人ならば知っておくべきものもあります。
また今回は場面ごとにフレーズをいくつか紹介します。英語には日本語のような丁寧語はありませんが、言い回し方がカジュアルなものやそうでないものがあります。
そのため今自分がいる状況や相手側の方との関係に合わせて使い分けると良いでしょう。この使い分けを間違え、ビジネスな場面でカジュアルなフレーズを使ってしまうと相手に不快感を与えてしまいます。
特にビジネスで英語を使う人は、社会人としてこの使い分けはしっかり頭に入れておくようにしましょう。
電話番号を教えてもらうときのフレーズ
相手側の連絡先を知りたくて電話番号を英語で聞かなければならないこともあるでしょう。また電話番号を聞く際はプライベートで連絡を取りたい場合もあれば、ビジネスで使うので電話番号を聞く必要がある場合もあります。
プライベートで連絡を取りたいなど、カジュアルな場面で電話番号を聞く場合は、「Can I ask~?」を使うと良いです。また「Can you~?」を使うこともありますが、その際は「Can you give~?」と動詞が「give」になります。
また、ビジネスの場面では「May I~?」や「Could you~?」を使います。「May」を使うとよりフォーマルな印象を与えます。一方で、「Could」は丁寧なイメージを与えるのでビジネスの場面では最適な表現と言えます。
- Can I ask your phone number?
- May I have your phone number?
- Could you tell me your phone number?
電話番号を答えるときのフレーズ
英語で電話番号を聞かれたら、そのまま番号のみを伝えるのは良くありません。まずは、「これが私の番号です」などの前置きを伝えてから番号を教えましょう。そのようにすることで相手側もこれから番号が言われると理解することができます。
また伝える際には、どこに通じる番号なのかを教えると丁寧です。たとえば携帯電話ならば、「My cell phone number」となります。他にも携帯電話は「cellular phone」とも言います。
一方で教える番号が携帯電話ではなく固定電話の場合もあるでしょう。そして固定電話の際は、「phone number」と言いましょう。他にも内線電話の場合は「extension number」、Faxの番号の場合は「fax number」となります。
- My cell phone number is 090-1234-5678
- It’s 090-1234-5678
電話の掛け間違いを伝えるときのフレーズ
初めて英語で電話をする際は、緊張で手が震えてしまうこともあるでしょう。そのような時、電話番号を掛け間違えてしまう可能性もあります。そしてそんな時に使えるフレーズを知っておくと便利です。
英語で電話番号が違うということを伝える際は、「wrong number」というフレーズを使います。また「掛け間違えました」という前にまずは、「I'm sorry」と言い謝罪を伝えるようにしましょう。
そして掛け間違いには、こちらが間違えるパターンもあれば相手側が間違い電話をしている場合もあります。その際も「wrong number」と「must」を使い、相手側に番号が違うことを伝えると良いです。またビジネスの場面の場合は、文頭に「I'm sorry」をつけると、より丁寧な表現となるでしょう。
- I'm sorry, I have the wrong number.
- I'm sorry, I dialed the wrong number.
- I'm sorry, you must have the wrong number.
電話番号を聞き取れなかった時のフレーズ
電話番号が何かしらの理由でうまく聞き取れないという場合もあるでしょう。その際はもう一度言ってもらえるようお願いをしましょう。
一番簡単なフレーズとしては「repeat」という動詞を使います。また、相手側の電話番号がうまく聞き取れない理由を付け加えてみるのもおすすめです。
たとえば、相手の話が早すぎて聞き取れない場合もあるでしょう。その際は「slow down」を使い、もう少しゆっくり話してもらうようにお願いしましょう。
また電話などで電話番号を聞いた際、相手の声が小さく聞き取れないこともあります。その場合はもう少し大きな声と言う意味の「speak up」というフレーズを使います。
聞き取れない場面ごとでフレーズを使い分けられると、相手側から英語が話せる人と感じてもらえる可能性も出ます。1つ1つのフレーズは簡単なものも多いので、頭に入れておくと良いでしょう。
- Can you repeat that, please?
- Can you slow down, please?
- Can you speak up, please?
海外から日本に国際電話を掛ける場合の掛け方
初回公開日:2022年06月28日
記載されている内容は2022年06月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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