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「意向に沿う」の意味と使い方|敬語や「意向に沿う形」の使い方

更新日:2024年03月07日

「意向に沿う」「意向に添う」の違いは、動作を強調するか、それとも敬意を強調するかがポイントになります。通常は「意向に沿う」を用い、特別な時にだけ「意向に添う」を用いるという認識でいると二つを上手に使い分けることが出来ます。

二つの「意向にそう」の上手な使い方のポイントは「沿う」「添う」の使い方にあることはお分かりいただけたでしょうか。

一番問題のない認識は、「沿う」は丁寧語であり、どの状況で使っても問題ないということです。一方、特別な状況であったり、トラブルの可能性があり、極力は避けたいという時には、一歩下がった謙譲の意思を伝える「添う」を使う方がふさわしいといえます。

ただし、普段から「添う」を多用すると、相手との距離感が目立ってしまいます。信頼を築きたい場合には不向きだと言えるでしょう。時にはフランクな関係がビジネスでは求められます。そのため「沿う」8割、「添う」2割くらいの使用割合でいくと、物事が円滑に進められる可能性が高いでしょう。

状況によってしっかりと使い分けよう

「意向に沿う」と言う場合は、自分自身が相手の考えに従いますという「動き」を強調する意味合いとして用いることが適切になります。逆に「意向に添う」にすると、考えに準じますという「精神的な同調」を強く示し、柔らかい丁寧さを感じることができます。

明確にどちらでなければならないという決まりはありません。しかし、一般的に用いるのであれば「意向に沿う」で十分であり、奥ゆかしさや丁寧さを強調する時には「意向に添う」という表現を利用していくほうが良いでしょう。

目上の方や顧客に対するフレーズとして用いる場合は「添う」を使い、自社内における別の部署に在籍している方には「沿う」を使うというのも一つの手です。

その場に合わせて使い分けられるようにしましょう!

初回公開日:2017年07月14日

記載されている内容は2017年07月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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