「無断転載禁止」の注意書きを英語でどう表現する?他言語のケースも
更新日:2024年11月19日
「海外の人に無断転載をしないように声かけしたい!」
「英語で無断転載禁止ってどう書くの?」
「そもそも無断転載って何?」
このように、近年見聞きすることが多くなった「無断転載」という言葉について、詳しく知りたいという方は多いのではないでしょうか。
最近、TwitterをはじめとするSNSの記事やネット情報などが、海外でも無断転載されるケースが増えています。
それらを未然に防ぐべく、注意喚起したいと考えていても、日本語以外の言葉ではどう表せばよいかわからず、困っているという方もいるでしょう。
本記事では、「無断転載禁止」の表現について、日本語以外の英語、フランス語、韓国語、中国語の表現を紹介しています。
無断転載とは何かをはじめ、日本語以外の無断転載禁止を促す表現を知り、海外にいる相手とのトラブルを未然に防ぎましょう。
SNSを使うことの多い方や、無断転載の注意喚起をしたい人はぜひご一読ください。
「無断転載禁止」の英語表現が知りたい!
SNSでもたびたび話題に上がる「無断転載禁止」について、皆さんはどのぐらいご存知でしょうか。
近年ではIT技術が進歩し、あらゆるところでインターネットが利用されています。それに伴い、個人のネット上のつながりでも海外の人と関わる機会が多くなってきました。
しかし、その一方で、日本語が読めない海外の人が、SNSで上がっている画像や動画を、発信者の知らないところで無断転載するというトラブルが起こっています。
そこで本記事では、日本語以外の言語の「無断転載禁止」の表し方を紹介していきます。
他の言語で「無断転載禁止」を記載することで著作権の侵害を未然に防ぎ、トラブルを回避していきましょう。
無断転載禁止とは?
ここ最近よく耳にするようになった「無断転載禁止」という言葉。
意味としては「発信者の許可なく、元々公開されていた場所から別の場所に公開すること」を指します。
具体的な例を挙げると、「Twitterで自分で描いた絵を発信したら、別のアカウントで自分の絵が公開されていたので無断転載禁止だと注意喚起した」というような場合です。
実際にこのようなことは頻繁に起きていて、特に日本語の意味がわからない海外の方によるトラブルが多いと言われています。
このようなトラブルを避けるためにも、英語だけでなく、フランス語や韓国語、中国語などの表現も知っておくと良いでしょう。
他人の著作物を無許可で転載する行為
もしも、自分が創作した作品が、知らない間に他の人のアカウントで挙げられていたら、誰でも嫌な気持ちになるのではないでしょうか。
現代では有名な漫画作品にも海賊版が多く出回っているため、偽物の流通を防ぐ目的で、公式グッズにはライセンスがついています。
転載は、「著作権の侵害」にあたる違法行為です。
このような行為を防ぐためにも、自分の作品をネット上で公開する前に、「この作品は無断転載禁止である」という注意書きをきちんと記載しておきましょう。
日本ばかりでなく、海外の方の無断転載も増えているため、さまざまな言語で注意を促すことをおすすめします。
日本では著作権に無方式主義を採用
日本では、著作権に「無方式主義」を採用しています。
無方式主義とは、著作権は、「その著作物が創作されたり実演されたりしたときに、自動的に発生するもの」という考え方です。
これに対し、特許権や商標権は、特許庁へ申告を必要とする「方式主義」を取っています。
これは、著作権は創作した時点でその人のものであり、侵害されることは許されないという考え方です。
近年、この手のトラブルが増加していることから、文化庁では著作権侵害の罰則についての法改定を行い、罰則の幅を引き上げるなどの対策を取っています。
「無断転載禁止」の英語表現
無断転載のトラブルを起こすのは、日本人だけとは限りません。
インターネットを通じて行われるやりとりでは、むしろ日本語以外を母国語とする相手とのトラブルの方が多い可能性もあるでしょう。
そのため、日本語での注意書きのみに止めてしまうと、日本語を理解できない人にはメッセージが伝わらず、注意喚起の意味がなくなってしまいます。
ここでは、英語で無断転載禁止を促す表現をいくつか紹介します。
英語は苦手だという人にも使いやすいような、分かりやすい単語を使用した表現もありますので、ぜひSNSなどで使ってみてください。
①All rights reserved.
著作権の英語表現でよく使われているのを見たことがある人も多いでしょう。
この意味は「(著作権者が、著作権法で規定されている)全ての権利を留保している」というもので、DVDやCDなどにも印字されています。
なお、ここでの「right」は右という意味ではなく、「権利」という意味です。
条約の文言として使用されたこともあり、言い回しとしてはかなり有名なものでしょう。
②Do not share.
初回公開日:2022年04月26日
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