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「感謝の意を表する」の意味・例文|感謝の意を含む他の言葉の意味

更新日:2024年10月12日

「感謝の意」というのはどういう意味なのか、一体どういう時にどういう場面で使うのが正しいのか、正しく使うことでどういうメリットがあり、使えないことでどういうデメリットがあるのか、実際に「感謝の意」を実行するにはどうすればいいのかを今回紹介します。

感謝の意を申し上げる

「感謝の意を申し上げる」は、目上の人への感謝を伝える時に使う表現です。「感謝の意」に、謙譲語である「申し上げる」を付けることで、へりくだって感謝の気持ちを伝えます。

「感謝の意を表す」「感謝の意を伝える」よりもへりくだった意味合いを含むため、相手が敬う対象の場合は、感謝の意を申し上げるが適切でしょう。

感謝の意に堪えない

「感謝の意に堪えない」は、感謝の気持ちを抑えられないという意味です。「感謝の意」に「堪えない」という否定語がつくことで、感謝の気持ちが強すぎるが故に溢れてしまう様子を表します。

例文の中でもかなり大袈裟な言い回しのため、日常的に使うにはお堅い表現です。そのため、文章の中やかしこまった場で使われます。

関連する四字熟語

ここでは、感謝の意と似た意味を持つ四字熟語をいくつか紹介します。紹介する四字熟語には感謝の意という表記は入っていませんが、いずれも感謝の気持ちを伝えるという意味の言葉です。

さまざまな言い回しを学ぶことで、感謝を伝えるときに使える語句が増えます。日常的に使われることは少ない表現ですが、これらを学んでおくことで教養の幅も増えるでしょう。

報恩謝徳

「報恩謝徳」の意味は、受けた恩やめぐみに対して報いようと、感謝の気持ちを持つことです。例文としては、「報恩謝徳の気持ちがあればいつか自分もまた報われるでしょう」のように使われます。

「報恩」はめぐみに報いることや恩を返すという意味が含まれていて、「謝徳」はめぐみに感謝するという意味が含まれている言葉です。報恩謝徳と感謝の意は、どちらも感謝のニュアンスが含まれている点が共通しています。

報本反始

「報本反始」は、根本に立ち返ってその恩を改めて肝に銘ずる・天地や先祖の恩恵に感謝しこれに報いる決意する、という意味です。例文としては、「報本反始の思いで全力を尽くします」のように使われます。

「報本」と「反始」は、物事の一番初めのものにふさわしい恩返しをするという意味があり、同じ意味を繰り返している四字熟語です。日常の中ではあまり使用されない表現で、基本的に文章の中で使われます。

「感謝の意」の英語表現

「感謝の意」の英語表現は、「gratitude」です。gratitudeは丁寧でお堅い言い回しのため、カジュアルに感謝を伝えたいときは、「thank」が適切でしょう。

gratitudeとthankは単体ではなく、他の言葉と一緒に使われます。「感謝の意を表す」の英語表現は、「express gratitude」です。また、expressよりカジュアルに感謝を伝えるときには、「give」「show」が使われることもあります。

「感謝の意」を正しく使おう!

「感謝の意」は、ありがたいと感じている思いを意味する言葉です。感謝の意のあとには動詞が続き、単体では使用されません。丁寧でお堅い言い回しのため、ビジネスシーンでよく使用されます。

感謝の意は、目上の人や取引先の人などに対して使うことが多い表現です。そのため、使い方を間違えると、ビジネスマナーに疎い人だと思われてしまうでしょう。正しい意味と使い方を知っておくことが大切です。

初回公開日:2017年07月18日

記載されている内容は2017年07月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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