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「顔を出す」の意味・使い方・メール文例|「顔を見せる」との違い

初回公開日:2017年07月24日

更新日:2020年05月26日

記載されている内容は2017年07月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

よく耳にする「顔を出す」という表現ですが、実は敬語ではないためビジネスシーンでは使いにくい言い回しです。こちらの記事では、「顔を出す」の意味をはじめ、その敬語表現やメールの文例をご紹介します。使い方や言い回しに悩んだ時、ぜひ参考になさってください。

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顔を出すとは

意味

何かと耳にしたり使ったりする「顔を出す」という言い回し。「顔を出す」の意味を辞書で調べると、①隠れていたものが現れ出る(お日様が顔を出す)、②会合などに出席する、③人の家を訪ねる、という意味があることがわかります。

会話の中では②や③の意味合いで使うことが多いです。

反対語

「顔を出す」の反対語は「顔を出さない」になります。「○○さんは飲み会に顔を出さない」、「息子が実家に顔を出さない」など、色々なシーンで使うことができます。

ビジネスシーンで使える表現か

ビジネスシーンでも会議や取引先に顔を出すことも多く、つい使ってしまいそうになる「顔を出す」という表現。この「顔を出す」という言葉は実は尊敬語ではありません。そのため、ビジネスシーンでそのまま使うことは適切ではなく、注意が必要です。

特に、初対面の方に対して使ってしまうと無礼になることもあります。その場合、「顔を出す」という表現は使わずに、会話の相手やシーンによって尊敬語、謙譲語に言い換える必要があります。

顔を出すの尊敬語・謙譲語

「顔を出す」は親しい間柄で使う表現であって、敬語でないことは先述の通りです。それでは「顔を出す」の敬語はどのような表現になるのでしょうか。

「顔を出す」の直接的な敬語はないため、他の表現に置き換えて考えていくことが必要になります。こちらの項では「顔を出す」と同義語を挙げたのち、それらを使った尊敬語、謙譲語をご紹介していきます。

同義語

「顔を出す」には、会合などの集まりに完全に参加するわけではなく、途中から出席したり退席したりするニュアンスがあります。このニュアンスを踏まえると、同義語として「立ち寄る」、「訪れる」などが挙げられます。

尊敬語

尊敬語は、目上の方の動作などに対して使う敬語のことです。先述の同義語を使うと、次のような尊敬語を「顔を出す」の意味として使うことができます。

・お立ち寄りください

・お立ち寄りいただきたく存じます

・いらしてください

・お越しください

こちらに挙げたのはほんの一例になりますので、ケースバイケースで使い分けたり、他の表現に言い換えても良いです。

謙譲語

謙譲語は尊敬語とは逆に、目上の方に自分の動作をへりくだって話すときに使う敬語です。先述の同義語を使うと、次のような謙譲語を「顔を出す」と同じ意味で使うことができます。

・伺う

・参上する

・参る

他にも「ご訪問いたします」などもあり、シーンによって使い分けることが大切です。

顔を出すと顔を見せるの違いと使い分け

「顔を出す」と「顔を見せる」はとても似通った表現で、いざ違いを説明しようとすると少し難しいです。それぞれの意味を確認しながら、使い方、使い分けをご紹介します。

意味

「顔を見せる」の意味を辞書で引くと、

顔(かお)を見・せる の意味
:その場所へ来る。顔を出す。

出典:デジタル大辞泉

出典: https://dictionary.goo.ne.jp/jn/37577/meaning/m0u/ | https://dictionary.goo.ne.jp/jn/37577/meaning/m0u/

と出てきます。「顔を出す」も「顔を見せる」も、集まりなどに少しだけ出席するニュアンスがあり、意味合いとしてはほとんど変わらないことがわかります。

使い方、使いわけ

「顔を出す」も「顔を見せる」も同じ意味合いなので、厳密な使い分けはありません。一方で、「顔を出す」の方がその集まりなどにより関わり参加するニュアンスがあります。

また、「顔を見せる」には誰かに会いに行くニュアンスが強いです。このようなちょっとしたニュアンスの違いで使い分けることをお勧めします。

メールで顔を出すということを伝える文例

続いて、「顔を出す」およびその敬語表現を使ったメールの文例をいくつかご紹介します。親しい間柄で使う時、ビジネスシーンで使う時など、ぜひ参考になさってみてくださいね。

「顔を出す」の文例

■同好会へのお誘い

こんにちは。先日お話しした同好会にお誘いしたくメールしました。○○同好会は毎週金曜日、午後18時~20時に○○公民館で活動しています。もし興味を持ったら、活動時間中、いつでも良いのでぜひ顔を出してください。メンバー一同、心よりお待ちしています。


■飲み会へのお誘い

こんにちは。〇月〇〇日19時より、同期のみんなで集まって飲み会をしたく、メールしました。遠方の人もいるかと思いますが、みんなが集まる数少ない機会なのでぜひ来てください。ちょっとでも構わないので、顔を出してくれると嬉しいです。よろしくお願いします。

「立ち寄る」の文例

■異動、退職した上司へのお誘い

○○さん(様)、大変ご無沙汰しております。●●でお世話になりました●●です。その後お変わりなく、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

ご存知の通り、来月〇月には恒例の○○祭りが開催されます。それに伴い、弊部(弊社)では○○を出店することになりました。部署のメンバー一丸となって盛り上げて参りますので、当日、○○さんのご都合がよろしければお立ち寄りいただけると幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。


■取引先へのお礼

○○株式会社 ○○様

いつも大変お世話になっております。株式会社●●の●●です。先日はお忙しい中、弊社の展示ブースへお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。

今後も実用的な新商品、技術をご提案して参りたい所存です。何かございましたらぜひご用命いただきたく存じます。

何卒どうぞよろしくお願いいたします。

「いらしてください」の文例

■部活のOB、OGへのお誘い

○○先輩(さん)

ご無沙汰しています。●●部の●●です。お元気でいらっしゃいますか。
実は今季、●●部はリーグ戦を勝ち上がり、優勝という成績を残すことができました。
これも、先輩方が日々、我々を厳しくご指導くださったから実現できたことです。
本当に心より感謝しております。ありがとうございました。

つきましては、優勝祝いと先輩方への感謝の気持ちを込めまして、
〇月〇日に祝賀会を開催いたします。
出入り自由の会場となっておりますので、ぜひお気軽にいらしてください。

どうぞよろしくお願いいたします。

「お越しください」の文例

■お客様へのお誘い

○○様

いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、カード会員様限定のイベントキャンペーンを開催することになり、ご案内のメールをお送りいたしました。

〇月〇〇日に、□□にて新商品の先行トライアルがあり、アンケートにお答えいただけると抽選で素敵な旅行券が当たるチャンスがございます。

また、当日カードをご提示いただいたお客様には、もれなく各種サンプルのプレゼントがございます。
ぜひ□□にお越しいただき、一足早く新商品をお試しください。

お客様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

「伺う」の文例

■取引先に行く

○○株式会社 ○○様

いつも大変お世話になっております。●●商事の●●です。
この度は御社の報告会にご招待いただき、誠にありがとうございます。

先日ご相談させていただきました通り、
報告会当日は御社□□様とお打合せの予定があります。
そのため、誠に恐縮ではございますが、お打合せ後にご報告会にお伺いしたく存じます。

何卒どうぞよろしくお願いいたします。


■社内の会議に行く

○○部長

お世話になっております。●●部の●●です。
明日午前中に予定されております□□の会議ですが、
急遽、お客様先での部品修理の出張予定が入ってしまったため、
11時より退席させていただきたく存じます。

直前のご連絡となり、またご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
会議の開始時間には問題なく伺います。

皆様には大変ご迷惑お掛けいたしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

「顔を出す」を正しく使ってビジネスシーンで役立てましょう

「顔を出す」という表現について、その意味やビジネスシーンで使える敬語表現、文例などをご紹介してまいりましたが、いかがでしょうか。

「顔を出す」という表現一つを取っても、尊敬語や謙譲語が色々あり、「立ち寄る」、「伺う」などの敬語表現は、これからのビジネスシーンで正しく使いたい言葉の一つです。相手やシーンに合った正しい尊敬語を使って、ビジネススキルの基本をマスターしましょう。

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