「期待に応える」の意味や使い方とは?例文や言い換え表現もあわせて紹介
更新日:2024年09月10日
「期待に応えるってどういう場面で使うんだろう?」
「メールに期待に応えるって書いても良いんだろうか?」
「期待にこたえるって応える?答える?」
このように考えたことや迷ったことがあるのではないでしょうか。
本記事では、「期待に応える」を取り上げてビジネスシーンでの使い方や例文、言い換え表現、さらに英語表現まで深掘りしていきます。
この記事を読むことで「期待に応える」の意味を理解して使えるようになるでしょう。責任のある仕事を任されたのに、どう言えば良いかわからない、ということもなくなります。
「期待に応える」場面が想定される人も、いつか「期待に応えたい」とお考えの人も、是非この記事をチェックしてみてください。
期待に応えるの意味
「期待に応える」とは相手の望む通りの結果を出したり、その状態に近づくよう努力することを言います。相手の期待なくしてはあり得ない表現ということになります。
ビジネスシーンでは自分に求められている期待の内容を良く知るということも重要です。それをできる人が「期待に応えられる人」と言えるでしょう。
売上向上や業績アップの意味
相手の期待があればこその言葉ですが、ビジネスシーンでは単に売上げアップもしくは業績アップを意味することがあります。
仕事の場合、売上げアップや業績アップさせることが上司の期待には必要不可欠です。そのため、具体的な「期待」が提示されなくてもこのような使い方がなされます。
提示されたことだけが期待でないことを知っておきましょう。
相手の望む通りの結果を出すことの意味
相手の望む通りの結果とは、口には出さないまでも期待されている結果を出すことも含まれます。ですから、相手の期待がどのようなものであるか、よく理解することが必要となります。
例えば営業成績などは具体的な数値が示されることもあれば、新規クライアントを獲得するということも考えられます。取引先の紹介でクライアントが獲得できた場合、数値以外の成績ということになるでしょう。
この場合は暗黙のうちに望む通りの結果を出したということになります。上司としては想定外のことですが、良い結果をもたらしてくれたと判断できるからです。
期待に応えるの使い方
「期待に応える」はビジネスシーンでよく使われますが、一方スポーツ界などでもよく聞く言葉です。
どちらも決意表明として使われることが多いようです。ビジネスシーンでは責任のある仕事を任されたとき、スポーツシーンでは選手として選出されたときによく耳にします。
オリンピック選考会などで「期待に応えられるよう、がんばります」と選手が宣言するのは、すでに定番でしょう。
責任のある仕事を任せられたシーンで使う
責任のある仕事を任せられたシーンでは「ご期待に応えられるよう、精進してまいります」のような決意表明に使います。
上司は仕事の能力を高く評価したからこそ責任のある仕事を任せています。ですから「期待に応えられるよう、精進してまいります」ということは、自分を高評価してもらった上司に対する感謝の気持ちも含まれています。
このような言葉が聞けると、責任のある仕事を任せた上司としてもひと安心というところでしょう。
謝罪の場面で使う
相手の期待に応えられなかったとき、「期待に応えられず申し訳ありません」と謝罪の場面で使います。
ビジネスシーンでは相手がしてほしいことを具体的に要望されることがあります。その要望を満足させることができなかった場合は相手に謝罪しなければいけません。
そのときに単なる謝罪だけではなく、可能な限りの提案を添えると相手に誠意が伝わります。今後のビジネスにとってもプラスになるでしょう。
電話やメールで使う
電話やメールで重要な任務の打診を受けることがありますが、この場合も口頭同様「ご期待に応えられるよう、精進してまいります」と答えるのが一般的です。
この言葉は「口語体」「文語体」に関係なく使えますので、どちらの場合も問題ありません。使い勝手が良いので、いつでも使えるよう身につけておきたい言葉です。
表現次第で目上にも使える
目上に対して使う場合は「ご期待に添えるように」という表現が望ましいでしょう。
社内では「ご期待に応える」でも良いのですが、社外に対する場合は「ご期待に添えるように、精進します」などのようにひとこと添えると、より行き届いた敬語表現となります。
ビジネスシーンでは今後の取引をスムーズにするためにも、このような配慮を示すことが必要です。
ビジネスシーンにおける例文
初回公開日:2017年08月21日
記載されている内容は2017年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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