貴大学の意味と使い方|貴大学・貴学・御大学・貴校の違いと使い分け
更新日:2024年10月19日
「貴大学「貴学」という尊称だけでなく、面接においては「言葉遣い」というのはとても重要になります。ハードルが高いと思うかもしれませんが、失敗しない最低限のポイントとして、
・一人称は「私」 「自分」「僕」はNGです。
・「お父さん、お母さん」は「父、母」
・「謙譲語」「尊敬語」は難易度が高いが、全て「丁寧語」を心がける。
丁寧語は、「~です。~ます。」や「お~。ご~。」をつけることです。謙譲語、尊敬語を使い慣れずに使うよりも、丁寧語を徹底して使えた方が印象はよいでしょう。普段から話し言葉が汚い、荒いと自覚している人は特に普段からこのポイントだけをまず気を付けてみてください。印象がぐっと変わります。
普段から敬語を意識して使いましょう
「貴大学」「貴学」という言葉は普段ではあまり使わない言葉です。面接の場では、尊称と敬語を使うために普段とは違う言葉遣いをしますので、使い慣れない言葉にギクシャクしてしまって、うまく真意が伝わらなかったとなっては非常に残念です。普段から尊称や敬語を使って言葉の引き出しを増やしておくことによって、少しでもスムーズに言葉が出てくるようにしたいものです。
社会に出ると、貴社や御社など「貴」と「御」のつく言葉の使い分けに遭遇することが多いでしょう。「御」の付く言葉が使われ始めたのが1990年代と紹介しましたが、よって「貴」の付く言葉は書き言葉に適して、「御」の付く言葉は話し言葉に適しているという事実を年配の方はご存知ない場合も多々あります。そのせいか、「貴」と「御」の使い分けは、言いにくい、耳慣れない場合は使わない場合もあり、実際は一つのルールでは分けられない様々な使われ方をしています。「貴大学」「貴学」に関しましても、調べた中で、ある面接官の方が、実際のところは、文面は「貴校」、話す際は「御校」が多く使われていたと言われている話もあります。
どれが正解で、どれが正解でないと一つの線で分けられない中でどのように判断して使っていけばよいのかは、正しい使い方、使い分け方をしっかりとおさえた上で敬意をはっきりと示す言葉が使えれば、相手に失礼のないよい印象を与えることが出来るでしょう。
初回公開日:2017年08月08日
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