Search

検索したいワードを入力してください

「その旨」の意味と使い方・例文5つと使用時の注意点

更新日:2024年06月15日

社会人になると使用頻度の高い、その旨と言う言葉はどのように使用すれば良いのでしょうか。実際に使用している人は多いですが、正確に使用できているか疑問が残ります。そこで、正確な使用方法を具体的な例文とともに記事にしてみました。

「その旨」とは

「その旨」の意味は「そのような内容」という事です。話していても使用することもありますが、文章を記載する時にも利用します。

社会人としては、一般的に良く利用する言葉で、その旨という表現は使用頻度が高いです。

非常に便利な言葉で利便性があるので、使いなれてくると連呼する人もいますが、適度に使うようにしましょう。

「その旨」の意味

「その旨」とは、そのような内容、そのような話のことという意味です。

もともと「旨」とは、中心などの意味をさします。そのため、文章でその旨というと、その件に関する内容といった意味になります。

報告書で使用する場合であれば、報告書の最後の方で、「その旨を上司に伝えた」などのように利用します。

「その旨」の読み方

その旨とは、そのむねと読みます。また、音読みでは、「し」と読み、あまり知られていない読み方としては、うまいとも読みます。一般的には、そのむねで使用することが多いです。

かなり頻度の高い使い方としては、要旨なども使用し、読み方は「ようし」と読みます。

かなりの人が使用する漢字ですが、知らない人も多いので、これを機会に覚えてみると良いでしょう。

「その旨」を使用するタイミング

「その旨」を使用するタイミングとしては、報告書などの書類を作成している時や採用活動をしている時などに使用します。

例えば、応募者に対して面接を受けたからと言って全員が受かるとは限らない事を伝える時などに、その旨ご了承下さいと最後に付け加えると、相手にやさしく伝える事が可能となります。

「その旨」の使い方と例文

「その旨」という表現は、頻繁に使うのは控えましょう。話し中で終わりの方で、まとめたい時に使うのがです。相手もそのような使い方であれば理解しやすくなります。

「その旨」の例文としては、報告書などで「本日で出張をして、18時10分に帰社致しました。また、その旨上司に報告済みです。」などがあります。

「その旨」は最初ではなく、文章や会話文の最後の方で使用するようにしましょう。

「その旨」の使い方

「その旨」は、長くなる文章を短縮する時に利用します。長々と記載した文章に対して、その後に最後同じ内容を記載したくない時に、まとめて「その旨」と表現する場合が多いです。

人によっては、話の中ほどで「その旨」を使用した方が良い場合や、普通に話しの締めくくりしとして「その旨」を使用する場などさまざまな使い方があります。

「その旨」は、繰り返し利用するものではないので、最小限の利用にすると印象が良くなります。

「その旨」の例文

その旨とは、非常に便利な言葉ですので、さまざまなところで使用します。

「その旨」を使った文章としては、「その旨をご連絡ください」や「その旨をお伝えください」、「その旨をご了承ください」などがビジネスシーンなどでもよく使用されます。

「その旨」の使い方を具体的な例文を見ながら知っておきましょう。

例文1:「その旨をご連絡ください」

「その旨をご連絡下さい」を使用した例文としては、「本日は弊社の説明を聞いていただき誠にありがとうございます。質問事項などがありましたら、その旨をご連絡下さい。」という例文があげられます。

「その旨」を使用することで、非常に分かり易い文章になっています。大切なポイントとしては、その旨をご連絡下さいと言う時に、無理やりその旨を挿入しないことです。話しの流れで必要に応じて使用するようにしましょう。

例文2:「その旨をお伝えください」

会社などで上司などと話しをしているなかで、「その旨をお伝え下さい」という言い方をすることもあります。

具体的には、「こちらの部品は自分が確認したところ問題ありませんが、もし何か不具合が見つかったらその旨お伝え下さい。」という例文があげられます。

「その旨をお伝え下さい」という言い回しは使用頻度が高いので、自然な流れの中で使用できるようにしておきましょう。

次のページ:「その旨」使用時の注意点と間違った使い方

初回公開日:2017年07月24日

記載されている内容は2017年07月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Latests