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従いましての意味と使い方・敬語表現・メールでの使い方と文例

初回公開日:2017年08月16日

更新日:2020年05月26日

記載されている内容は2017年08月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

様々な場面で使われる【従いまして】という言葉。これにはどんな言葉がもとになり、どんな意味を持ち、どのように現場で使えばいいのか。その【従いまして】という言葉を、詳しく、わかりやすく、ひも解いていきます。どうぞご覧ください。

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従いましての意味と使い方

「従いまして」とは?

「従いまして」は、ビジネスの現場においては、メールや挨拶状、社内文書などで日常的に使われる言葉です。また、プレゼンやスピーチなどで耳にすることも多いのではないでしょうか。「従いまして」は「したがひて」が転じたものです。この「従って」を丁寧にしたのが、「従いまして」です。前の文を受けて、その内容を絞ぼり込み、何かしらの結論に落とし込むために使います。

「従いまして」を使う場合、その前後の意味の関係性は非常に高いものとなります。つまり、「その前の文の内容から考えて必然的にこのような結論となります」ということを表すために使う接続詞です。前の文が「主」であれば、それに続く文は「従」であり、崩すことの出来ない「主従関係」があるということを表現します。結果として導かれた結論には、異論反論などは認めないというニュアンスさえ持たせるものです。

「従って」と「従いまして」の使い分け

「従いまして」の元である「従って」は、「だ・である」調の堅い言葉であるため、社内向けの資料や、対外向けのレポートなどであれば、問題なく使うことができます。意味としては変わりませんので、「従って」を使う方が妥当な事も多いでしょう。(文書の文体がです・ます調であれば、もちろん「従いまして」で結構です)しかし、一般の顧客や取引先と交わすビジネス文書やメールでは、丁寧な言葉遣いが必要となります。

文書の文体も、「です・ます」調が多いでしょう。そのため、「従いまして」を使うようにしましょう。また、用法が近い「つきましては」では、漢字である「就きましては」ではなく、あえて柔らかいイメージの平仮名を使うのが一般的ですが、「従いまして」の場合は前後の関係性がより強く、結論に対する拘束力が高いので、平仮名ではなくよりフォーマルな漢字である「従いまして」を使う方が的確です。

従いましての類語

「従いまして」に近い言葉としては、下記のようなものがあります。

「ついては」、「つきましては」、「そこで」、「そのため」、「それゆえ」、「そういう訳で」、「そのような事情につき」、「そのような理由で」、「これによって」、「この事から」、「以上のことから」

いずれも、前の文を受けて、その結果となる内容に繋げる接続詞となるものですが、これらの類語と比べても、「従いまして」はひときわ強い語感となります。

敬語表現

従いましての敬語は?

メールや挨拶状などで「従いまして」という言葉を敬語の形で使いたい場合は、どうしたら良いでしょうか?「従いまして」は「従って」の丁寧語ではありますが、残念ながら、尊敬語というわけではありません。結論から言うと、「従いまして」という言葉自体に、敬語としての表現の形はありません。

それは、「従いまして」が前の文の内容を受けて、その結果となる結論に繋げるための接続詞だからです。同じく接続詞である「この事から」や「以上のことから」などに、敬語としての表現がないのと同じことです。「従いまして」のバリエーションは、だ・である調の「従って」と、「です・ます」調の「従いまして」のふたつであると、覚えておきましょう。

従いましての敬語表現は他の単語と組み合わせで

このように、「従いまして」には敬語としての表現はありませんが、もちろん実際には敬語表現を必要とする場面は多いものです。そのような場面で「従いまして」を敬語として使いたい場合、「従いまして」単独ではなく、文の中の他の単語と組み合わせることで、全体として敬語としての表現をしていくという方法となります。

例えば、「従いまして、〜〜となります」と言うところを、「従いまして、〜〜とさせて頂きます」とします。あるいは、「従いまして、〜〜を受け取ってください」と言うところを、「従いまして、〜〜をお受け取りになってください」などとします。いずれも、同じ文の語尾に当たる部分を尊敬語や謙譲語とすることで、全体として敬語となる表現を目指して下さい。

ビジネスにおける従いまして

結論を通告して終わりの場合

先ほど書いたように、接続詞として使われる「従いまして」の後には、その内容を受けて、かなり拘束力の強い結論が入ります。理由と結論は「主従関係」にあって、そのため書かれた結論に対しては、異論反論を認めないというレベルの強さです。この結論の強さが向かう先は2つあります。

ひとつは、書いた方が自分で結論を付ける方向です。「〜〜という原因があります。従いまして、〜〜という結論となります」という言い方です。自己完結をしているために、外から付け入るスキがありません。これが社内に向けての文書であれば、まだ議論の余地もありますが、対外的なメッセージの場合は、一方的に結論を通告する内容となります。

結論を通告して行動を促す場合

結論の強さが向かうもうひとつの先は、結論を通告した上で、文書を読む方に何らかの行動を促す場合です。「〜〜という原因があります。従いまして、〜〜という行動を取って下さい」という促し方になります。そこで指定された行動を取らない場合は、読んだ方に不利益が出る可能性も出てきますが、仮にそうなっても、それに対しては責任を取れませんという程度の強さです。

「請求書の締め切りは毎月5日です。従いまして、それまでに到着するよう郵送ください。遅れた場合は翌月の整理とさせて頂きます」などとなります。この場合の「従いまして」には、前後の繋がりに加えて、「従ってください」という意味も含まれてくると言えるでしょう。

従いましてはどのような時につかう?

このように「従いまして」には、一方的な通告という性格がありますので、時間がたっても状況が変化しない限り結果の変わらない定型的な説明文や、相手に定型的な行動を求める場合の文書に向いています。例えば、WEBサイトに掲載する説明文や、利用の規約やマニュアル、メールでの自動返信などが該当します。

メールで使える従いましての文例

結論を通告するタイプ

・サイト内でのメールは会員同士の行為とみなされます。従いまして、メールを通じたお客様間のトラブルには弊社は責任を負いかねますのでご了承ください。

・メールマガジンにご登録を頂きありがとうございます。このメールマガジンは、ユーザー様の判断により送信させて頂きます。従いまして、本メールマガジンの内容により不利益が生じましても、弊社は責任を負いかねますのでご了承ください。

・当商品は「10個数」を「1セット」として販売しております。従いまして、最小の受注数は10個からとなりますのでご了承ください。

・無料でご利用できるのは、月末までとなります。従いまして、月末までにお支払いがない場合は、ご利用が出来なくなりますのでご了承ください。

・素材価格の高騰により製造原価が大きく上がっております。従いまして、商品の販売価格を来月から値上げさせて頂くこととなりました。

・弊社の営業時間は10時から19時までとなっています。従いまして、19時以降に送信された発注につきましては、翌日の取り扱いとなりますのでご了承ください。

行動を促すタイプ

・この件について、様々なご意見が寄せられています。従いまして、お客様からも率直なご意見を頂きたく、別紙のアンケートへのご協力を宜しくお願い致します。

・お客様が購入された商品のメーカー保証は3年間です。従いまして、それ以降に故障された場合は、当店の延長プランで対応致します。

・弊社では、お客様名ごとに購入履歴を記録し、サービス提供をしております。従いまして、ご連絡をいただきます際は、お客様番号か、登録されたメールアドレスをお知らせ下さい。情報が確認できない場合は、お問い合わせに応じられない場合がございます。

・この暑さは8月末まで続くと予想されています。従いまして、各作業現場では従業員の熱中症防止に向けて別紙のような対策を行って下さい。

「従いまして」をうまく活用しましょう

ここまで「従いまして」という言葉の意味や使い方についての説明をしてきましたが、いかがだったでしょうか?どういう時に使うのか?他の類語との違いや、実際の使い方など、理解が進んだのではないかと思います。「従いまして」は、日常ではあまり馴染みのある言葉ではありませんが、ビジネスの現場では時おり使われる言い回しです。意味や使い方を正しく把握し、上手く使うようにして下さい。

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