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「尊敬の念」の意味や使い方とは?例文や対義語・英語表現も併せて解説

更新日:2024年08月21日

「尊敬の念」という言葉にはどのような意味があるのでしょうか。本記事では「尊敬の念」と「畏敬の念」の違いや「尊敬の念」の例文などを紹介していきます。「尊敬の念」という言葉の意味を知りたい人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

尊敬の念を抱く

「尊敬の念を抱く」という言い回しについて、正しい使い方や例文を見ていきましょう。

・○○氏に尊敬の念を抱いておりますので、ぜひ御社に貢献したい。
・わたしがはじめて彼に心から尊敬の念を抱いたのは、この時だったと記憶している。

上記の例文から、「尊敬の念を抱く」という表現は人物に対して使う言い回しだとわかります。「尊敬の念を抱く」とは、敬う気持ちや思いを抱いた人物に対して使う言い方です。

尊敬の念を覚える

「尊敬の念を覚える」という言い回しについても、使い方を確認していきましょう。

「尊敬の念」の言い回しとしては、「尊敬の念を抱く」の方がメジャーだといえます。しかし、「尊敬の念を覚える」という言い方も、間違った言い回しではありません。

「尊敬の念すら覚える」などといった言い方もありますが、こちらは呆れた感情などが入り混じっている場合があるので、慎重に考えて使うことをおすすめします。

尊敬の念が深まる

「尊敬の念が深まる」とは、尊敬の気持ちが高まる、増すという意味です。念が深くなるという表現は、感情の高まりをあらわします。

「仕事を通じて、上司に対する尊敬の念が深まる」などと使います。

尊敬の念が湧く

「尊敬の念が湧く」とは、尊敬する気持ちが自然にこみあげてくるという意味です。「尊敬の念」のうしろには、ポジティブな意味を持つ単語が多く用いられています。

「彼の立派な行動に尊敬の念が湧く」などと使います。

尊敬の念を示す

「尊敬の念を示す」とは、相手に対して尊敬する気持ちを表現するという意味を持ちます。「示す」という言葉には、相手に対してわかるように何かをしてみせるという意味があります。

たとえば、「彼女の仕事に対するひたむきな姿勢に尊敬の念を示す」などと使いましょう。

尊敬の念を込めて

「尊敬の念を込めて」とは、相手に対して尊敬する気持ちを言葉や行動に含まれるという意味があります。「込めて」という言葉には、気持ちや力などを十分に含める、感情や気持ちを注ぎ入れるといった意味があります。

たとえば、「尊敬の念を込めて、長年お世話になった上司を表彰した」などと使いましょう。

尊敬の念が尽きない

「尊敬の念が尽きない」とは、相手に対して尊敬する気持ちが続いているという意味になります。「尽きない」という言葉には、無期限につづいていく、いつまでも尽きることがない、といった意味があります。

たとえば、「常に仕事に対して真面目に向き合っている彼女に尊敬の念が尽きない」などと使いましょう。

尊敬の念を抱かざるを得ない

「尊敬の念を抱かざるを得ない」とは、相手に対して尊敬する気持ちをどうしても抱いてしまう意味になります。

「抱かざるを得ない」という言葉は、たとえば「不信感を抱かざるを得ない」といったようにネガティブな意味で用いられることも多いです。しかしこの例文のように、「どうしても相手を尊敬してしまう」といったプラスの意味で用いられるケースもあります。

たとえば、「これまで誰も達成できなかった仕事をやり遂げた彼に尊敬の念を抱かざるを得ない」などと使いましょう。

尊敬の念しかありません

「尊敬の念しかありません」とは、尊敬する気持ちの他には何もないという意味の言葉です。「しかない」という言葉には「だけしかない」というネガティブなニュアンスもありますが、「尊敬の念しかありません」という良い周りになると、プラスの意味で用いられます。

たとえば、「私にこれまでさまざまなことを教えてくれた先生方には尊敬の念しかありません」などと使いましょう。

尊敬の念がやまない

「尊敬の念がやまない」とは、相手に対して尊敬する気持ちが大きいという意味になります。「~してやまない」という言葉は、気持ちが非常に大きいことを表す言葉です。

たとえば、「これまで赤字経営だった自社の業績を回復させた社長の手腕に尊敬の念がやまない」などと使いましょう。

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初回公開日:2017年07月15日

記載されている内容は2017年07月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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