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間違いも多い「度々すみません」の意味と使い方|敬語表現と例文

更新日:2024年01月18日

ビジネスシーンでたびたびよく見かける「度々すみません」という言葉。よく見聞きする言葉ですが、正しい意味は知られていない?度々すみませんの意味と正しい使い方とは?ビジネスメールや電話での正しい使い方とは?今回は「度々すみません」という言葉についてみていきましょう

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  • 度々すみません」を使っていいケースを知りたい人
  • 敬語での表現を知りたい人

何度も迷惑をかけたことに対して詫びる言葉ですが、丁寧に謝罪したい場合は、この言葉はあまり適切ではありません。目上の方や上司に対して使うには少し誠実さに欠けますし、丁寧に謝罪をするならば別の言葉に置き換える必要があるでしょう。例えば「度々すみません」の「すみません」を「申し訳ありません」、「申し訳ございません」といった言葉に変えることで、真摯に謝罪している気持ちが相手に伝わります。

繰り返しになりますが、誠意を持って相手に謝罪する場合は「度々申し訳ございません」といった丁寧語を併せて覚えておくと、いざというときに失礼な対応をしなくてすむでしょう。

度々すみませんの敬語表現

度々すみませんとは、同じ人に重ねて迷惑をかけている場合に用いる言葉の表現です。漢字を見ても「度々」と書かれるため、比較的わかりやすい言葉の成り立ちをしていますね。

私たちをとりまく環境では、同じ相手に立て続きに迷惑をかけてしまうことが多々あります。この言葉は、人に何度も心理的負担を与えてしまった場合に、相手を思いやる気持ちをこめて社会の様々な場面で使われます。

目上の人には敬語表現にする

「度々すみません」という言葉を目上の人に使う場合は、敬語表現に変える必要があります。ビジネスシーンでは、目上である取引先や上司に対して誠心誠意を持って謝罪することも少なくありません。いざというときに困らないためにも、今から言葉の意味を正しく理解し、適切な敬語表現ができるよう訓練しておきましょう。

「度々申し訳ございません」と丁寧語に変える

度々すみませんを丁寧な敬語表現に変えるには「すみません」の部分を「申し訳ございません」置き変える必要があります。ビジネスシーンでもよく使われるフレーズですが、この「すみません」という言葉は丁寧な表現ではありません。特に目上の人に誠心誠意を持って謝罪する場合は、相手の気持ちに十分配慮しながら言葉を選んでいく必要があります。

意外にも言葉の選択を間違えやすいのが謝罪をするときです。間違った敬語表現をすることで、余計火に油を注ぐような事態を招くことも予想されます。特に自分たちがマイナスの状況に陥っているときは、適切な意思表示ができるよう気持ちを引き締めていきましょう。

謝罪には類語を使うこともできる

社会経験が浅く、敬語表現を使い慣れていないうちは、目上の人に対しても「度々すみません」と言ってしまいがちです。うっかり言葉の選択を謝ると、相手に悪い印象を与えてしまい謝罪の意味も薄くなってしまいます。

失礼な言動をしてしまわないか、言葉の使い方に自信がない場合は、類義語を使った表現に置き変えるとよいでしょう。間違った言葉で事態を重くするのであれば、使いやすい類語を使った方が無難です。

謝罪の類義語の例として、「重ね重ね申し訳ありません(ございません)」という表現が挙げられます。こちらの表現もビジネスシーンではよく使われる言葉ですし、目上の人に対しても失礼になりません。「度々申し訳ございません」という表現が使いづらい場合はこちらを使うのも良いでしょう。

多用できる言葉であるが、相手によって微妙な表現の変化を。

今回は「度々すみません」という言葉の意味と使い方についてご紹介しました。このフレーズは様々なシーンで使われる表現ですが、多用できる言葉だからこそ、使うシーンや相手によって適切な表現を選ぶ必要があります。些細な言葉の違いでも、適切な使い分けができるかで、相手に与える印象が大きく違ってきます。

社会で大切な人たちと良好なコミュニケーションをとっていくためにも、普段から言葉の使いわけは細かく行っていきましょう。

初回公開日:2017年07月30日

記載されている内容は2017年07月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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