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ご放念の意味2コ・例文5コ・使う場面・言い換え表現

更新日:2024年04月03日

こちらがお願いしたことを「必要なくなったから、もうやらなくても結構です。」って、なかなか言い出せないことってありませんか。そんな時に知っておくと便利な「放念」という言葉です。「ご放念ください」という言葉の様々なビジネスシーンでの言い回しをご紹介していきます。

ご放念下さいの意味3コ

皆様は「ご放念下さい」という言葉の意味を正確にご存知ですか。

普段の生活や仕事の場で使用されている方もいらっしゃるかと存じますが、正確な意味や適切な使い方について自主的に調べたことがあるという方は少ないかと存じます。ご放念下さいには3つの意味があると聞くと意外に感じませんか。

この記事ではご放念下さいの意味や用法を解説しますが、まず3つの意味について取り上げましょう。

意味1:気にしないで下さいの敬語

放念は複数の意味を有しますが、その中の1つに「気にしない」という意味があります。

相手に気にするという行動を起こさないよう依頼する場合、気にするに動詞の「し」、助動詞の「ない」を付け、気にしないで下さいと言いますが、この敬語表現が「ご放念下さい」になります。

通常、接頭語の「ご」を付けて使用することを頭に入れておきましょう。

意味2:心配しないで下さいの敬語

放念には「心配しない」という意味もあります。相手に心配しないよう丁寧に依頼する場合の1つの表現として、「ご放念下さい」があります。ご放念下さいを使用することで、心配しないで下さいよりも相手に敬意を示すことができます。

意味3:忘れて下さいの敬語

ある事柄について相手に意図的に考えないよう依頼する場合、「忘れて下さい」と言いますが、敬意を込めた表現として「ご放念下さい」を使用することが可能です。目上の方への依頼としては、ご放念下さいの方が適切な表現でしょう。

ご放念下さいを使った例文5コ

ご放念下さいの意味については理解いただけましたか。正しい意味を踏まえつつ、ここからはどのように使えばよいかについて紹介しましょう。例文を5つ紹介するので、皆様の生活において応用できるよう頭に入れておいてください。

例文1:この件に関しましてはご放念下さい

目上の方に何らかの連絡や依頼をしたケースを想定してみましょう。

その後、その連絡や依頼が取り消しになった、必要なくなったといった場合、その旨を相手に連絡しなければなりません。相手は何もする必要が無いので、「忘れてください」という意味で「この件に関しましてはご放念下さい」と伝えるとよいでしょう。

例文2:お忙しいようでしたらご放念下さい

会社で非常に業務に追われている上司がいて、その方に何らかの依頼をしたとしましょう。

依頼をした後、やはり自分で対応しよう、もしくは他の方に頼もうという判断になった場合、「依頼した件はもう気にしないで下さい」という意味で、「お忙しいようでしたらご放念下さい」という表現を用いるとよいでしょう。

例文3:ご放念いただけましたら幸いです

仕事の上でお客様に何かのお願いをしたとします。

その後、お願い事項を対応していただく必要が無くなった場合など、「忘れてください」の意味で「ご放念いただけましたら幸いです」を用いるとよいでしょう。

お客様など、より敬意を表したい相手に対しては、下さいを用いるより、いただけましたら幸いですという表現が適切なので覚えておきましょう。

例文4:お礼には及びません。どうぞご放念下さい。

次のページ:ご放念下さいを使う場面

初回公開日:2017年08月12日

記載されている内容は2017年08月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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