「盛況のうちに」の意味と使い方|文中での「盛況のうちに」の例文
更新日:2024年09月26日
「盛況のうちに開催」は、イベントを開催する前から周到な準備と告知が出来ていて、盛り上がっている中、イベントが始まる際の主催者側の挨拶の中で使う文言です。
「〇〇株式会社社長、私、〇〇がご来場の皆様にひとことご挨拶申し上げます。本イベントは、1年前より業界各社様へご協力を仰いだところ、このように多数の皆様のご協賛を賜り盛況のうちに開催できることを、心より厚く御礼申し上げます。」
盛況のうちに幕を閉じる
これは「盛況のうちに終える」と全く同様な意味あいを持っています。以下は、展示会主催会社から、展示会に協力してくれた取引先への礼状です。
拝啓 陽春の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は、格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
さて、この度は、弊社主催の「新商品発表展示会」の開催に際しまして、貴社には多大なるご支援を賜り、深く感謝申し上げます。
お蔭さまで、来場者も昨年よりも多く、「盛況のうちに幕を閉じる」ことができました。これもひとえに、貴社のお力添えあってのことと、改めまして感謝致しております。本来なら、拝眉のうえお礼を申し上げるべきところでありますが、取り急ぎ書中をもちまして御礼申し上げます。敬具
「盛況」を使った別の表現
「盛況のうちに」と同様な意味合いですが、「盛況」を使った別の表現を以下に紹介します。
・盛況を博する
博するとは、自分のものにする、或いは獲得するという意味があり、「盛況を博する」で成功を獲得するという意味になります。
「今般の新商品展示会は、皆様のご支援、ご協力により、盛況を博することができ、誠にありがとうございました。」
・盛況を収める
収めるも、「博する」と同様に自分のものにするという意味があり、「盛況を収める」で成功を獲得するという意味になります。
「今年のキャンペーンは、天候不順にもかかわらず、大変多くの皆様にお越しいただき、昨年以上に盛況を収めることができ、改めて御礼申し上げます。」
「大盛況のうちに」を目指しましょう!
様々なイベントの終了後に、主催者側からの結果報告、或いは反省報告にはほとんどの場合が「盛況のうちに」という表現が使われています。しかしながら、盛況の度合いを判定する共通の物差しはありません。主催者側から見て「盛況」であっても、出席者側或いは来場者側から見た場合には、そうでもないと感ずることもあります。両者の視点が異なるからです。出席者側、来場者、第三者等あらゆる視点から判断して「盛況のうちに」、更に「大盛況のうちに」と言えるイベントを目指しましょう。
初回公開日:2017年08月28日
記載されている内容は2017年08月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。