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「気付」の意味とは?使い方・例文・注意点・言い換え表現を解説

更新日:2024年06月23日

「気付」を目にすることは多いですが、正しい使い方を知っていますか?「気付」の意味や使い方、例文から注意点などを紹介しています。正しい使い方を知って、ビジネスシーンで活用していきましょう。気になる方は是非参考にしてみてください。

「「気付」の意味・読み方って?」
「「気付」を使う際の注意点を知りたい」
「「気付」の言い換え表現と違いとは?」
「気付」という言葉に対して上記のような疑問を持っているのではないでしょうか?

「気付」は滞在予定のホテルに荷物を送る時や、出張先の社員に書類を送るなど、プライベートでもビジネスシーンでもよく使う言葉なので、意味を理解して「気付」を正しく使用しましょう。

この記事では「気付」の意味や使い方、書き方の例についてご紹介します。また「気付」の読み方から例文、注意点や言い換え表現なども紹介しています。

本記事を読むことで「気付」の意味を理解でき正しく使えるようになるでしょう。

「気付」の意味を知りたい方は是非ご覧ください。

「気付」の意味・読み方

「気付」の意味とは?使い方・例文・注意点・言い換え表現を解説

「気付」とは、宛先に書く言葉の一つです。

「気付」は相手の住所ではなく、相手が立ち寄っている場所に向けて郵便物を送る場合に使用します。

「気付」の読み方は「きづけ」と読みます。

「きつけ」とも読めますが、宛先で使用する場合は「きづけ」と読むことが一般的です。

「気付」の使い方・例文

「気付」は郵便物や荷物を送る時の宛名に使いますが、団体を経由して誰かに届けたいときに、経由した団体に相手が所属していない場合に使用します。

使い方の例は

〒123-4567
A県B市C町1丁目2番3号
〇〇ホテル気付
△△様

このように使います。

個人に宛てたものなので、△△という個人名の後には「様」という敬称をつけます。

一方で、「気付」というのは経由した団体につける言葉なので、上記の例では〇〇ホテルの後に「気付」をつけます。

上記の例でも、ホテルに所属する人は従業員となりますが、宿泊客となる△△さんはホテルに所属する人ではありません。

〇〇ホテルに宿泊している△△さん(個人)に対して送るので、〇〇ホテルに「気付」、個人の△△に「様」になります。

別会社に出張している社員に送る場合

別会社に出張している社員に送る場合の「気付」の使い方はどうなるのでしょうか。

別会社の□□株式会社へ出張している、○○会社の社員の△△さんに郵送したい場合。

〒123-4567
A県B市C町1丁目2番3号
□□株式会社 気付
○○会社 △△様


と宛名書きをします。

このあて名書きの場合には、□□株式会社には御中はつけません。

□□株式会社に御中を付けてしまうと、□□株式会社の人が間違って開封してしまう可能があるからです。

差出人のビジネスマナーが疑われる可能性があるので注意しましょう。

間借りしている別会社に勤務する社員に送る場合

間借りしている別会社に勤務する社員に送る場合の「気付」の使い方です。

株式会社〇〇の中で株式会社△△が間借りしている場合に、株式会社〇〇を経由して株式会社△△に郵便物を送るといった例になります。

〒123-4567
A県B市C町1丁目2番3号
○○株式会社 気付
△△会社 □□様


株式会社△△は株式会社〇〇に所属しているわけではないので、「気付」を使用します。

滞在予定の宿泊先に「自分あて」で送付する場合

滞在予定の宿泊先に自分あての送付する場合はいくつか注意が必要です。

〒123-4567
A県B市C町1丁目2番3号
〇〇ホテル フロント気付
△△(自分) 行
(○月○日~○月○日まで宿泊予定)


自分の名前の下には「様」ではなく「行」つけ、宿泊予定日も記載しておくと良いでしょう。

グループ旅行などで、滞在先の予約者が自分ではない場合は、代表者の名前も記載しておくと、受取拒否されてしまうなどのトラブルが防げるでしょう。

親会社の中にある子会社に勤務する社員に送付する場合

親会社の中にある子会社に勤務する社員に送付する場合の「気付」の使い方です。

〒123-4567
A県B市C町1丁目2番3号
□□株式会社 気付
株式会社○○ △△様


親会社の社名に「気付」を挟み、その後に送りたい子会社の社名、宛名を記載します。

入院している上司・同僚などに送付する場合

入院している上司や同僚に送付する場合も、宛名に「気付」を使用します。

〒123-4567
A県B市C町1丁目2番3号
□□病院 ○○科 ▲▲号室 気付
△△様


入院患者や医療従事者が出入りしている病院では、送付物が紛失しないように「気付」を使用して、確実に届くようにしましょう。

結婚式場・斎場に電報などを送付する場合

結婚式場や斎場に電報などを送付する場合も「気付」を使用します。

結婚式場に電報を送る場合は

結婚式の会場やホテル名 気付
○○様


となります。

斎場に電報を送付る場合は

○○葬儀場 気付
(喪主名)様


となります。

斎場に電報を送る場合、喪主名がわからない場合は

○○葬儀場 気付
(故人名)様 ご遺族様


と記載します。

「気付」を使う際の注意点

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初回公開日:2017年11月15日

記載されている内容は2017年11月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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