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「引き合い」の意味は?使い方・例文・英語表現についても紹介

更新日:2024年01月29日

ビジネスシーンでよく使われる「引き合い」という言葉を、漠然とした疑問や不安を感じながら使っている人はいないでしょうか。この記事では「引き合い」の正確な意味や活用方法などを解説しています。正しく理解して、自信を持って「引き合い」を使いこなせるようになりましょう。

ビジネスシーンでよく耳にする「引き合い」という言葉について興味や疑問を抱いたことはありませんか。就職して新たに社会に出たばかりの方や転職や部門異動で営業職に就かれた方の中には、いろいろな意味や使うシーンによってニュアンスが変わる「引き合い」の使い方に戸惑うこともあるでしょう。

「引き合い」には本来いろいろな意味があり、使われ方も多種多様です。ですから、それぞれの正しい意味を理解した上で適切に使う必要があります。

この記事では、「引き合い」の正確な意味や、一般的な使い方とビジネスシーンでの使い方の違いを理解することができます。分かっていそうで分かっていない、今さら人に聞けない、と困っている人はその悩みから解放されるでしょう。

ビジネスシーンでは避けて通れない言葉「引き合い」。その正しい意味や使い方を理解して、自由自在に「引き合い」を使いこなせるようになりましょう。

「引き合い」の意味・読み方

「引き合い」の読み方は「ひきあい」です。「引き合い」の基本的な意味としては、何かと何かを結ぶものと考えることができます。「引き合い」には多くの意味がありますが、いずれの意味も結びつきを基本として考えることができるでしょう。

「過去の事例を引き合いに出す」などと表現する場合、「引き合い」とは比較や参考として例を出す意味です。これは、現在の課題に関連するものとして過去の事例を参考とする意味合いです。

「引き合い」と「照会」の違い

商取引の場面で使われる「引き合い」と「照会」は、基本的に同じ意味です。

「引き合い」には条件の問い掛けという取引の前段階の意味があります。これは、まだ正式に発注したわけではなく、諸条件を確認して検討している段階です。この場合の「引き合い」と「照会」は同じ意味ですが、「引き合い」は使う場面や使い方によってこれ以外にも様々な意味を持つのに対し、照会はどのような使い方をしてもひとつの意味しか持たない言葉です。

「引き合い」の使い方

それでは、ビジネスシーンでの「引き合い」の使い方について、詳しく見ていきましょう。

ビジネスシーンで使用される「引き合い」の意味としては、問い合わせの確認に用いる、過去の事例を参考とする、仲を取り持つ、が挙げられます。

具体的にどのような場面で用いられることが多いのか、また、その例文を参考に「引き合い」という言葉に対する理解を深めましょう。

問い合わせの確認に用いる場合

「引き合い」の使い方として、「引き合いを受ける」などと表現することもあります。ここで説明するのは「引き合い」の意味のうち、条件の問い合わせという意味での使用です。

営業でしばしば使用される表現となりますが、これは取引や依頼における条件について、問い合わせがあったことの意味です。例えば、製品の売り手が「引き合いを受ける」と表現すると、買い手から売買における条件について問い合わせがあったことを示します。

過去の事例を参考とする場合

「過去の事例を引き合いに出し、説明する」のような使い方です。これは、関連する前例を参考や比較として提示し説明を行うという意味です。この場合は例を出すという意味で「引き合いに出す」のように表現することができます。

「引き合いに出す」という表現が、ビジネスシーンで使われることは少なくありません。これは「引き合い」の意味のうち、比較や参考として例を出す場合にあたり、「過去の事例について引き合いに出す」などと表現します。

仲を取り持つ場合

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初回公開日:2017年12月20日

記載されている内容は2017年12月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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