「早速ですが」の意味と使い方・メールでの書き方・敬語
更新日:2024年07月12日
社会人なら覚えておきたい!「早速ですが」の意味・使い方
ビジネスシーンでコミュニケーションを取る際は、言葉遣いやマナーを意識してやり取りすることが大切です。敬語や正しい言葉遣いで話すことができれば、好印象を与えることができますが、一方で誤った言葉遣いで話してしまうと、マイナスのイメージを与えてしまい、業務や契約などに支障が出ることもあります。
今回は、ビジネスシーンでも比較的よく使われている、「早速ですが」という言葉をテーマにして、意味や使い方をご紹介していきます。「早速ですが」というフレーズは、ビジネスシーンにおける会話やメール、手紙などで頻繁に使用される言い回しなので、この機会にぜひ向き合ってみて下さい。
「早速ですが」の基本的な意味・使い方
まず最初に、「早速ですが」という言い回しがどのような言い回しなのか、基本的な意味や使い方について確認していきましょう。
「早速ですが」というフレーズは、意味や使い方を覚えると、会話やメール、手紙といった幅広い分野やシーンで使用できる、便利なフレーズです。ぜひ、この機会に「早速ですが」の正しい意味や使い方を覚えるようにしましょう。
「早速ですが」の意味
最初に、「早速ですが」という言い回しには、どのような意味があるのか見ていきましょう。「早速ですが」に含まれている「早速」という言葉の解釈について、以下のような解説があります。
すみやかなこと。すぐ行うこと。また、そのさま。/すぐさま。すぐに。ただちに。
出典: https://dictionary.goo.ne.jp/jn/88447/meaning/m0u/ |
「goo辞書」に掲載されている上記の解説から、「早速」は、すぐに物事を始めたり、すみやかに行動に移したりすることを意味する言葉だと言えそうです。
また、「早速ですが」の「ですが」には、以下のような意味があると掲載されています。
「だが」の丁寧な言い方。ですけれど。
出典: https://dictionary.goo.ne.jp/jn/151508/meaning/m0u/ |
上記の解説から、「ですが」という言葉は、「だけど」「だが」などを、丁寧に表現したものだと読み取れます。
上記で考察した「早速」と「ですが」の意味から、「早速ですが」という言葉には、「○○をしてすぐだけど」といったニュアンスが含まれており、それらを丁寧に表現した言い回しだと言えそうです。
「早速ですが」の使い方
「早速ですが」というフレーズの意味を理解したところで、どのように使えば良いのか、基本的な使い方についても考えていきましょう。
「早速ですが」という言い回しは、一般的には挨拶などの後に使われることが多く、本題に入る際の前置きとして使用されるケースが多いと考えられます。「早速ですが、本題に入らせていただきます」といった使い方をする場合もあり、唐突に本題へ入ると不自然な印象になりそうな場合や、会話と会話の繋ぎが欲しかったりやワンクッションを入れたかったりする際に使用することが多い言い回しとなっています。
「早速ですが」のメールでの書き方
上記でも述べたように、「早速ですが」という言い回しは、ビジネスメールでも頻繁に使用されている言い回しとなっています。そこで続いては、ビジネスメールにおける「早速ですが」の書き方や使い方について見ていきましょう。
メールでの「早速ですが」の使い方【1】早速ですが表題の件
「早速ですが」を使用した言い回しの中でも、ビジネスメールで特に使用されることが多い言い回しの1つに、「早速ですが表題の件」という言い回しが挙げられます。
ビジネスメールの場合は、件名を入力することは、基本的なマナーとなっています。件名は、何に関するメールなのか、本文の内容はどのようになっているのかといったことがわかるような内容で記入するのが、一般的と言われています。
ですから、「早速ですが表題の件」という言い回しは、件名に関する内容に触れる際に使用する言い回しとなっています。使用例としては、「早速ですが、表題の件についてお話しいたします」「早速ですが、表題の件について質問がございます」といった使い方があると考えられます。
メールでの「早速ですが」の使い方【2】:さて・それではの同義語
初回公開日:2017年12月18日
記載されている内容は2017年12月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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