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「ご承知おきください」の意味と使い方3つ|敬語・類語

更新日:2024年01月29日

「ご承知おきください」「あらかじめご承知おきくださいますようお願いいたします」などの言葉を聞くことがあると思います。ぼんやりと意味は分かりますが、あらためて考えるとよく分からない言葉でもありますよね。この機会に確認しておきましょう。

例文

「ご承知おきください」の代わりに使うことができる、正しい敬語表現を例文でご紹介します。

例えば、「3か月間解約できません。ご容赦ください」「こちらの契約は3か月間解約できません。お含みおきください」というような形の文にすることができます。

「ご承知おきください」は敬語表現として正しくないので、「ご容赦ください」や「お含みおきください」を使い、「ご承知おきください」を言い換えましょう。

敬語を使うことが苦手な方におすすめの本はこちら

敬語を使うことが苦手な方におすすめする本は、敬語「そのまま使える」ハンドブックです。敬語「そのまま使える」ハンドブックは、日常の会話の中でよく使われる基本中の基本の敬語の言い回しを、豊富な例文で紹介しています。

例文で紹介されているので、本で紹介されている例文をそのまま覚えたり、そのまま使うだけで、正しい敬語を話すことができます。新社会人の方や、敬語を学びなおしたいという方はぜひ読んでみてください。

「ご承知おきください」と「ご了承ください」

「ご承知おきください」と「ご了承ください」の違いについてご紹介します。

「ご承知おきください」は、知っておいてほしい事柄に使われる言葉で、「ご了承ください」は、これから始める事柄に関して許可を得たいというときに使われる言葉です。

「ご了承ください」とは

「ご了承ください」とは、これから始める事柄に関して許可を得たいという場合に使われる言葉です。「ご了承ください」を少し変えた表現にして、「ご了承をお願いいたします」は丁寧な表現です。

使い分け方法

「ご承知おきください」と「ご了承ください」の使い分け方法をご紹介します。「ご承知おきください」は知っておいてほしい事柄に使われるので意味が少しずれますが、「ご承知おきください」を使うよりも「ご了承ください」を使う方が丁寧です。

「ご承知おきをお願いします」は「ご了承をお願いします」と違い、「貴方には分からないだろうがこの部分だけは理解しておいてほしい」というニュアンスになるため、失礼になってしまいます。

例文

「ご了承ください」を使った言い換えの例文をご紹介します。

例えば、「3か月間は解約できません。ご了承ください。」という形の文にすることができます。「ご承知おきください」を使うよりも丁寧な表現になります。

「ご承知おきください」を正しく使おう

「ご承知おきください」を正しく使いましょう。「ご承知おきください」はよく使われる言葉ですが、使い方を間違えると相手に対して失礼になってしまうことがあるので、使い方を正しく身につけましょう。

ビジネス場面で間違いが多い表現はコチラ

ビジネス場面で間違いが多い表現は、「ご承知おきください」の言い換え表現にあります。

目上の人や取引先の方には「ご容赦ください」や「ご了承ください」「お含みおきください」といった、正しい敬語表現を使いましょう。

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初回公開日:2017年11月27日

記載されている内容は2017年11月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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