抱負の意味・抱負の作文の書き方と例文5コ・目標との違い
更新日:2024年06月24日
抱負の意味
「抱負」という言葉は、「今年の抱負を語る」というような使い方をすることが多いのではないでしょうか。「抱負」とは、心の中に抱いている決意という意味をもちます。
抱負を聞かれたときには、現実的に自分が達成したい物事や胸のなかで堅く決心していることを「抱負」として表現しましょう。抱負の作文の書き方と例文・目標との違いなどをご紹介します。
目標との違い
「抱負」と「目標」は、似たような意味をもつ言葉ですが、それぞれ違う意味をもっています。
「目標」は、目指すところへ行きつくための目印を意味します。「目標を設定する」などの言葉の使い方をします。「目標」は、計画を成し遂げた先にある最終到達地点です。「抱負」は、「目標」にたどりつくまでの計画や過程です。
抱負の作文の書き方
一年の始まりや入学・入社の機会に「抱負」について作文を書いて発表するということは、学生の頃からよく課題として出されることも多いでしょう。自分の抱負をどのようなことに気を付けて書くことで自分自身の意志や気持ちやが相手に上手に伝わるのでしょうか。
抱負の作文の書き方についてご紹介します。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。
書き出し
抱負についての作文は、書き出しで、自分の抱負がどのようなものか始めに書いて伝えることがポイントです。自分の抱負を宣言することから作文を書きだし、自分の意思表示をはっきりさせます。次に抱負の理由を書いてどうしてこのような抱負にしたのかを書いていきましょう。
最後のまとめ方
抱負についての作文のまとめ方は、自分が自分の抱負に対してどのように行動していくかを具体的に書きます。そうすることで、抱負に対する強い意思が作文を読む人に伝わり、作文がまとめやすくなります。
最後のまとめ方は、自分の抱負をどのようにして実現させるのかということをアピールすることに重点をおき考えて書きましょう。
好印象を与える抱負の作文の例
読む人に好印象を与える自分の抱負を伝える作文は、どのように書いたらいいのか悩んでしまう人も少なくないでしょう。好印象を与える作文のポイントは、読んでいる相手にどれだけ自分の気持ちや意気込みが伝わるかということです。
好印象を与える抱負の作文の例を年代別にご紹介します。
例文1「小学生の抱負」
小学生の抱負の作文は、しっかりと自分の抱負が書けているかどうかが重要です。「1学期はあいさつの声が小さかったので大きな声であいさつできるようにがんばります。」など反省を踏まえた前向きな抱負の書き方をしましょう。
自分の抱負に対してどうしていきたいのか前向きな言葉が書かれていれば、好印象を与えられる作文になります。
例文2「中学生の抱負」
中学生の抱負の作文は、具体的な抱負を自分の気持ちの変化とともに表現することが大切です。「今までは、勉強で思ったような成績がとれずに悩んでいました。これからは、しっかり予習と復習をして日々努力したいです。」など抱負に対する意気込みを具体的に伝えましょう。
抱負に対して自分がどのような考えをもっているかをアピールすると好印象になります。
例文3「高校生の抱負」
高校生の抱負についての作文は、自分の抱負をいくつかピックアップすることがポイントです。「高校生になっての抱負は、3つあります。ひとつ目は、友達をたくさんつくること。2つ目は、勉強を頑張ること。3つ目は、部活に参加すること。」など抱負を複数掲げます。
抱負に対しそれぞれ何をしたらいいのか書くことで文章もまとまり好印象になります。
初回公開日:2017年11月19日
記載されている内容は2017年11月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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