「ご自愛くださいませ」の意味と使い方・目上の人に使って良いか
更新日:2024年08月24日
相手方からご自愛くださいませと文が添えられていた場合、気遣っていただいたお礼をしなくてはいけません。例えるなら「お気遣い心より感謝申し上げます」や「温かいお言葉に感謝します」など、相手のお心遣いに対してお礼の言葉があると良いでしょう。
また、それにプラスするかたちでこちらから(自分)も、相手に対して気遣う言葉をかけられるとさらに良いです。例文として「◯◯様もお元気で過ごされますよう心よりお祈り申し上げます」と一文添えるだけでも相手の印象が変わりますので、余裕があれば返信に対してプラスします。
季節別のご自愛くださいませを使うのに適しているか
「ご自愛くださいませ」を使用した挨拶は、多くの言い回しがあります。1年を通しても使えますし、それに付け加えるかたちで季節の用語も入れてみると違った雰囲気になります。ただ、言い回しがたくさんあるため、夏なのに冬の挨拶をしてしまったなど、ミスをしないためにしっかり調べてから使うのが良いでしょう。
7月
7月は6月の天候を引き合いにだすと、より季節の変わり目を感じることができるので「梅雨明けの暑さひとしおでございます。ご自愛くださいませ。」など使いやすいです。
8月
2017年の立秋は8月7日です。立秋とは、夏至と秋分の丁度中間の日なので、この日を機に残暑お見舞いというかたちになります。しかし、まだ夏本番であるため「立秋とは名ばかりの暑さ続きで」とご自愛くださいの一文添えてみると、季語により文の印象も変わるでしょう。
立秋の意味
出典: https://tashlouise.info/%E9%80%9A%E5%B9%B4%E8%A1%8C%E4%BA... |
9月
暑さがおさまりつつある9月は特に季節の変わり目なので「ご自愛くださいませ」を結びの言葉に使う良い機会です。例として「暑さも峠を越え、夏の疲れが出やすい頃なのでご自愛くださいませ」など、残暑による体調の変化を気遣うことが必要です。
10月
初秋や清秋などの季語を使うと、秋の初めである10月だと理解することができます。例えば「初秋の折、どうぞご自愛くださいませ」と秋らしい季語によって、風流なものになるので、手紙にむいています。
秋
初回公開日:2017年11月19日
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