「つきましては」の使い方|意味・例文・言い換え表現もあわせて解説
更新日:2024年07月14日
「つきましては」は英語で表現することもできます。
文頭において「したがって、それゆえ」として使う場合には”therefore”(それゆえ、つきましては)が適切です。日本語のように”therefore”を文頭において使います。
文中において「~に関しては、~については」という意味で使う場合には、”regarding”(~の点では)、”concerning”(~に関して)が良いでしょう。
文頭で用いる場合
文頭で「つきましては」を使用する場合は、接続詞として使用します。これは前の文章の内容を受けて関連する依頼や勧誘、案内の言葉を続けるのが一般的です。
また、「そこで」と話題を変える際にも使います。会議やセミナーのような公式な場での説明のほか、文書やメールなどの書き言葉でも使用することができます。
文中で用いる場合
文中で連語的に使われる「つきましては」は、文中である事柄を受けて使う「ついては」を丁寧にしたものです。
公式の場では「ついては」より「つきましては」を使用するとよりフォーマルな印象を相手に与えることが可能です。
会議やプレゼンテーション、セミナーなどのかしこまった場面で何かを説明したり報告したりするときによく使われます。
「つきましては」の正しい使い方を知ろう
今回は「つきましては」の使い方や意味、注意点や言い換え表現などについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
普段からビジネスシーンでよく耳にする「つきましては」ですが、いざ自分が使うとなるとどのように使ったらいいかわからないという方も多いかもしれません。
大切なことは、相手にわかりやすく伝えることです。せっかく難しい言葉を使っても、相手に伝わらなければ意味がありません。意識しすぎるとかえって変な文章になってしまうので、基本に戻って伝わりやすさを大事にしましょう。
「つきましては」の使い方を理解し、ビジネスシーンで自然に使用することができるようになれば、もっと充実した仕事ができるようになることでしょう。
初回公開日:2017年11月21日
記載されている内容は2017年11月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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