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ペンディングの意味とは?|省略表現や注意点についても解説

更新日:2024年10月11日

「ペンディング」という言葉を使ったことはありますか。本記事では「ペンディング」の意味や使い方、類語や反対語などを紹介しています。ビジネスで使う場合の意味を知りたいという方や、実際に使う場合の例を知りたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

「ペンディングって何?」
「ペンディングの使い方は?」
「ペンディングを使うときの注意点は?」
このように、ペンディングという言葉について悩んだり疑問に思ったりしたことはないでしょうか。

本記事では、ペンディングの意味や由来、省略表現、使う際の注意点などを解説しています。また、社内外での使い方の例や、類義語、対義語も紹介します。

この記事を読むことで、ペンディングという言葉の意味やビジネスでの使い方を学べます。実際に使う場合に間違えやすかったり、相手に伝わりにくかったりする原因もわかるでしょう。

ペンディングという言葉を初めて聞いた方も、ビジネスで使っていたが使い方に不安があるという方も、ぜひ本記事をチェックしてみてください。

「ペンディング」の意味

ペンディングには大きく分けて「先送り」と「保留」という二つの意味があります。

営業において、ペンディングと言う言葉の意味は、主に社内での案件の進歩報告の際に使用される事が多く、営業の相手方が商品の購入や契約の決定を保留にしている。決めかねているという事を指します。

IT業界におけるペンディングの使用方法は、情報が足りなかったり、時間が足りなかったりして、とりあえず後回しにする必要がある時に使います。

「ペンディング」の由来

ペンディングとは、英語で「未定」「保留」を意味する言葉で、英語で「ぶら下がる」「宙ぶらりん」と言う意味があり、比喩として「未決の」「係争中の」を意味する表現になりました。

元々は、ラテン語で吊り下げる。と言う意味を持つPendereに由来するpendの形容詞ですが、この動詞は英語に見られません。

ペンディングの使い方と例文

社内会議や商談などで、決めなければならない案件がいくつもあるという場合はないでしょうか。そのようなときは、重要度が低い案件や期限に余裕がある案件に時間を費やしたくありません。

ペンディングするのは、そういった状況で最重要な案件を先に決めたい場合です。

社内における3つの使い方例

・時間も押しているので、一度ペンディングにしましょう
・例の件についてはまだペンディング状態です
・明日の会議では、ペンディング事項から話し合おう

このように社内では、「先送りにすること」や「保留状態であること」に対して使います。「ペンディング事項」という言葉もよく使われています。

社外に対する3つの使い方例

以下は取引先とのやりとりでよく見られる例です。

・見積もりに関しては、一旦ペンディングしてご検討していただくということでよろしいですか
・それにつきましてはペンディング状態です
・価格改定の件についてはペンディングとさせてください

社外に対して使う場合も、基本的には「先送りにすること」と「保留状態であること」の意味で使われます。

文章では2通りの省略表現がある

ペンディングは文章の中では省略される場合があります。業界や社内によって独自のルールが決まっていることがあるため、略語に関しては共通の認識を持った上で使いましょう。

①:「P」

政治家や国家公務員などの文書で「P」と略されることがあります。デジタル化が進んでいないため、長い言い回しを避ける慣習からこう略されると言われています。

一般企業の文書では「P」と記入しても、伝わらないことがほとんどでしょう。社内でペンディングがどのように略されるのか、ルールの確認が必要です。

次のページ:「ペンディング」を使う上での3つの注意点!

初回公開日:2017年12月12日

記載されている内容は2017年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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