「可否」の意味と使い方を解説|参加可否や要否の正しい使い方
更新日:2024年11月20日
この記事がオススメな人
- 他の人の「可否」の使い方に違和感を持った人
- 「可」と「否」の意味をしっかりと知りたい人
「可否」の意味3つ
ビズネスシーンやビジネス文章でよく耳にしたり目にする「可否」という言葉は、
1.「できる・できない」
2.「する・しない」
3.「賛成・反対」
の3つの意味を持っています。
プライベートではあまり使うことがありませんが、ビジネスシーンでは案外多く使われるのでしっかりと理解しましょう。
「可否」は「可」と「否」の合わさったもの
「可否」という言葉は「可」という肯定を意味する文字と、「否」という否定を意味する文字が合わさってできています。
そのため肯定か否定か、可能か不可能かなど相手に意見を求める場合などに用いることが多くなります。
意味1:「できる」「できない」
「可否」は「できる・できない」といった意味を持って使うことがあります。例えば「電子マネー、クレジットカード可否一覧表」といったような表示が店にあった場合は「利用できるカード、利用できないカード」の一覧表といった意味になります。
意味2:「する」「しない」
「可否」は「しますか?しませんか」といった意味を持って使うことがあります。例えば「出欠の可否をお知らせ願います」といったようなメールを受け取った場合は、「出席しますか?出席しませんか?」といった意味になります。
意味3:「賛成」「反対」
可否は「賛成ですか?反対ですか?」といった意味を持って使うことがあります。例えば会議の場などで「このプロジェクトに対する可否を問いたい」と問われた場合は、「このプロジェクトは賛成ですか?反対ですか?」といった意味になります。
「可否」を使うケース3つ
ビジネスシーンでは依頼した仕事が「できるか、できないか」、会議などに「出席するか、しないか」、提案に対して「賛成か、反対か」を確認するときに「可否」を使う事が多くあります。具体的な「可否」を使うケースを3つ紹介していきます。
ケース1:仕事の依頼
仕事の依頼の確認を取りたい場合、「できるかできないか教えて下さい」と尋ねるのは、少し上から目線にも聞こえてしまいます。
上司など目上の方や取引先などに依頼した仕事の確認を取りたい場合は「可否」を使うことで文章も短く、簡潔に、丁寧な印象で尋ねることができます。
「受注する」か「受注できない」かを確認する
取引先などに発注した仕事を、受注するか受注できないか確認するとき「発注した仕事は、受注しますか?受注できませんか?」という言い回しも、受け取り方によっては上から目線で不快に感じてしまうこともあります。
受注するかしないの確認をする場合は「ご依頼した案件の可否をご連絡下さい」といった感じで「可否」を使った文言にすると、丁重な印象になります。
ケース2:出欠の確認
初回公開日:2017年12月05日
記載されている内容は2017年12月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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