「架電」の意味と使い方・反対の意味・「荷電」との違い
更新日:2024年08月14日
ビジネスでの「架電」の正しい使い方
それではここで、「架電」を用いたビジネスにおいて使用できる例文をいくつかご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
・架電の件、後日あらためてご相談にうかがいます。
・架電の件の補足資料を同封しております。ご査収のほどよろしくお願いいたします。
・架電の件は予定より早く進めることができそうです。
・架電の件、その後ご検討いただけましたでしょうか。
いかがでしょうか。ぜひ場面に合わせてし使用してみてくだい。「架電」という表現はビジネスメールでも使用することができます。
「架電」の言い換え表現
「架電」は「お電話させていただく」など同じ意味を表わす表現で言い換えることが可能です。たとえば、
・架電の件の資料をお送りいたします。
は
・先ほどお電話させていただいた件の資料をお送りいたします。
と言い換えることができます。「架電」の多用を避けるためにぜひ言い換え表現も合わせて覚えておいてください。
電話をかける際のマナー
それでは、ここでビジネス電話のマナーをいくつかご紹介しておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
用件は簡潔に
仕事中はこちらも相手側も時間がないことが多いです。また、電話をかけると電話代が発生します。そのような観点から、ビジネス電話において長電話はマナー違反です。必ず電話をかける際に用件を簡潔にまとめ、短い時間で相手に確実に伝えられるように準備をしておきましょう。
必ず名乗る、あいさつも忘れずに
こちらから電話をかけた際は、まず名乗ることが大切です。そして「いつもお世話になっております。」という挨拶を必ずするようにしましょう。電話をかけた際の挨拶の例文をご紹介してきます。
・お忙しいところ恐れ入ります。わたくし○○株式会社の●●と申します。いつもお世話になっております。△△様はいらっしゃいますか。
といった具合です。ぜひ参考にしてみてください。
非常識な時間にかけない
ビジネス電話は、かけていい時間帯が決まっています。業界によって差はあるものの、9時から17時を就業時間としている会社の場合は、朝の9時15分からお昼の12時まで、13時から17時までが一般的に電話をかけていいとされる時間帯です。
朝は朝礼や会議などがありますので、9時になってすぐにかけるのは避けましょう。また、お昼休みの時間も避けるのが一般的です。こちらの都合に合わせて非常識な時間にかけないよう注意してください。
相手がお客様の場合はあちらが切ってから切る
一般的に電話は「かけた側」が切ることになっていますが、相手がお客様の場合は、失礼がないようにあちら側が切ったことを確認してから切るようにしましょう。
また、こちらから切るばあいも、受話器をおく音は意外に響きます。相手に「ガシャン」という音で不快な気分にさせないよう、先に指などで切ると良いでしょう。
電話を受ける際のマナー
合わせてビジネス電話を受ける際のマナーもご紹介しておきますので、参考にしてみてください。
初回公開日:2017年12月05日
記載されている内容は2017年12月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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