「架電」の意味と使い方・反対の意味・「荷電」との違い
更新日:2024年08月14日
必ず3コール以内でとること
電話がかかってきた際にはなるべく早く電話をとることがマナーです。もし3コール以上鳴ってしまった場合には必ず「お待たせしました。」と電話にでましょう。さらに数コール鳴ってしまった場合は「大変お待たせいたしました。」と電話にでるようにしてください。
第一印象はあなたの声で決まる
電話に出る際は必ず明るいくはっきりと声を出す事を意識しましょう。あなたの第一声で会社の第一印象が決まってしまいます。暗い声や聞き取りにくい声はNGです。明るくはっきりとした声で電話に出ましょう。
必ずメモをとること
電話の近くにはいつもメモを用意しておきましょう。先方の社名と氏名は必ずメモをとるようにしてください。そして重要な用件もメモをとり、復唱して確認するようにしましょう。せっかくお電話を頂いたのに用件を間違ってメモをとってしまっては意味がありません。
取り次ぐ場合でも挨拶はしっかり
すぐに電話を取り次ぐ場合でも、相手の氏名を復唱し、
「○○様でいらっしゃいますね。いつも大変お世話になっております。」と必ず明るい声であいさつをしましょう。
相手の声が聞き取りづらい場合は
相手の声が聞き取りづらい場合には、「恐れ入りますが、お電話が遠いようなので、もう一度お願いいたします。」というようにしましょう。せっかくお電話を頂いたのにもかかわらず、用件が聞き取れなければ意味がありません。聞こえなかった場合は遠慮せずにもう一度言ってもらいましょう。
ただし、「聞こえにくい」や「声が小さい」といった言葉は相手に失礼にあたり、マナー違反です。必ず「お電話が遠い」という表現を用いるようにしてください。
「もしもし」は禁止
ビジネス電話において「もしもし」という表現を用いるのはマナー違反です。電話に出る際は、「お電話ありがとうございます。」や「はい。○○(会社名)でございます。」というあいさつからはじめましょう。
また、電話を取り次いでもらった際には「お電話変わりました。○○です。」や「お待たせしました。○○です。」と電話に出るようにしましょう。電話がかかってきた際にもかけた際にも「もしもし」は使用しないように重々気をつけましょう。
取り次ぐ相手がすぐ近くでも保留に
せっかく綺麗な明るい声で電話に出たのにもかかわらず、「○○さん、お電話です。」といった地声が相手に聞こえてしまっては非常に残念です。
すぐ近くに取り次ぐ相手がいる場合でも、必ず電話は保留にしましょう。また、保留にしているからといって、相手を長く待たせすぎないように注意してください。
架電と受電の意味の違いを理解して
今回は「架電」という言葉について、意味や使い方をご説明するとともに、ビジネス電話のマナーについてご紹介してきましたが、いかがでしょうか。
「架電」という言葉は、聞きなれない方も多く、今回初めて意味を知ったというかたもいらっしゃるでしょう。今後は、「架電」と「受電」の意味の違いをしっかりと理解して、ビジネスシーンで使用するようにしてください。
初回公開日:2017年12月05日
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