「自負する」の意味と使い方・例文・類語・対義語|履歴書
更新日:2024年09月05日
「自負する」の意味と使い方・例文
「自負する」という言葉を知っていますか。「聞いたことはあるけれど、正しい意味は知らない」という方や、「意味はなんとなくわかるけど、実際に使ったことはない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は「自負する」という言葉について、意味や使い方を実際に使える例文とともにご紹介していきます。
意味
辞書によれば、「自負する」とは次のような意味になります。
自分の才能・知識・業績などに自信と誇りを持つこと。
出典: https://dictionary.goo.ne.jp/jn/100143/meaning/m0u/ |
語源
なぜ「自身と誇りを持つこと」というポジティブな意味なのにもかかわらず、「負」という字が使用されているのか、疑問に感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、「自負」の「負」という字には「後ろ盾にする」「頼りにする」という意味があります。つまり、「自分自身の能力を後ろ盾にするほど(頼りにするほど)自信を持っている」という意味になります。ぜひそのような成り立ちについても合わせて覚えておいてください。
例文
それでは、実際に「自負する」という言葉を用いた例文をご紹介していきます。
・今では父よりも腕が上なのではないかと自負しています。
・例の作品に関する知識ならば誰にも負けないと自負しています。
・このプロジェクトのリーダーにふさわしいのは自分であると自負しております。
などのように使用することができます。
自負するところ
「自負する」を用いた頻繁に使われる表現として、「自負するところ」という言葉があります。実際の例文をご紹介しておきます。
・彼もこの件に関しては自負するところがあったらしく、快く語ってくれた。
・作者はこの登場人物の台詞について自負するところがあったのではないか。
というように使用することができます。
履歴書での「自負する」の使い方
履歴書において、自分のアピールポイントを記述する欄がありますが、そういった場合にも「自負する」という表現を使用することができます。履歴書の自己PR欄にて使用できる例文をいくつかご紹介しておきますので、ご自身の長所と組み合わせてぜひ使用してみてください。
・私は、責任能力が高い人間だと自負しております。
・私は、高いコミュニケーション能力を持ち合わせていると自負しております。
・貴社でも○○の能力を生かし、誰にも負けないパフォーマンスが出来るのではないかと自負しております。
などのように、自分自身の長所をアピールする文章に「自負する」という表現を用いることが可能です。
ビジネスで使用できる「自負する」の使い方
ビジネスシーンにおいて「自負する」という表現はどのように用いることができるのでしょうか。いくつかの例文をご紹介しておきます。
・今回の新製品は、当社にしか作れないと自負しております。
・当社ならではのサービスで、必ずお客様のお役に立てると自負しております。
ビジネスにおいては、サービスや製品について「自負する」を使用することで、自社のアピールを相手側に伝えることができます。チラシなどの広告や、ビジネスメールにおいても使用できる表現となりますので、ぜひビジネスシーンにおいても「自負する」という表現を使用してみてください。
「自負する」の類語・同義語・言い換え
初回公開日:2017年12月13日
記載されている内容は2017年12月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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