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「まずはお礼まで」のビジネスでの使い方・失礼なのか・返信方法

更新日:2022年10月28日

「まずはお礼まで」という言葉は、ハガキの文面などに使われているので、見たことがあるという人も多いでしょう。しかし、この言葉を目上の方やビジネスで使うことは適切ではありません。「まずはお礼まで」の意味やビジネスで使える言い回しについて紹介しています。

「まずはお礼まで」を目上の人や上司に使うと失礼なのか

「まずはお礼まで」という言葉を見かけることがあります。この「まずはお礼まで」には、どのような意味が込められた言葉なのでしょうか。

「まずはお礼まで」の言葉には、「いろいろ伝えたいことはありますが、今回はお礼だけをお伝えします」という意味と「本来であればお伺いしてお礼を伝えなければいけないのですが、メールや手紙でお礼を伝えます」といった意味があります。

「まずは」という言葉の意味に「取りあえず」という意味があります。目上の方や上司に対して、取りあえずという言い方は失礼にあたるとされています。取りあえずの言い換えの言葉は「まずは」という言葉を使うことがビジネスマナーとされていますが、「まずはお礼まで」という言い方は、目上の方や上司に対してはできれば使わない方が良いでしょう。

「まずはお礼まで」のビジネスでの使い方

ビジネスで「まずはお礼まで」という言葉を使う時は、何かの対応をしていただいた時や、お祝いなどをいただいた時などに使われています。「まずは」という意味には、「本来であれば直接お伺いしてお礼を申し上げるべきところですが」という意味を表す「略儀ながら」と同じ意味合いがあります。

「略儀」ということが、「直接お伺いしてお礼を伝えるということをせずに、簡略化させていただき失礼をしていますが」という意味が込められている言葉だということを理解した上で使う必要があります。

また、「まずはお礼まで」という言葉自体が「まずはお礼申し上げます」といった言葉が省略された言葉ですので、目上の方や取引先や上司に対しては、「まずはお礼まで」という言葉では使わない方が良いでしょう。

「まずはお礼まで」のメールや手紙・はがきでの書き方

「まずはお礼まで」という表現は、メールや手紙でお礼を伝えたい内容を書いたあとに、文章の末文に「まずはお礼まで」という使い方をします。

この言葉自体に失礼をしているという意味がありますし、「まずはお礼まで」という表現自体が文章が省略されている言葉なので、目上の方や上司に対しては使わない方が良いでしょう。自分より年下の人や目下の下や親しい人に感謝の意を表したいときは、文面の最後に「まずはお礼まで」という使い方をすると良いでしょう。

「まずはお礼まで」が使える場面とは?

「まずはお礼まで」という言葉が丁寧な印象になる言葉ではありませんので、あまり使わない方が良いと言える言葉です。しかし、自分の方が目上であったり、年上の場合で、目下の人や年下の人からお祝いやお悔やみ、気遣いをしてもらったときに、直接お礼にすぐに行けないけれど、うれしかったので、感謝の気持ちを伝えたいといった場面であれば使っても良いでしょう。

その場合は、メールやハガキなどの文面の最後に「まずはお礼まで」という言葉を入れて締めくくる形で使います。

親しき仲にも礼儀ありという言葉がありますが、たとえ目上であっても、年上であったとしてもお祝いやお悔やみなどに対してのお礼の言葉は、略さずに相手に対して敬意を表し、丁寧な言葉を使うことがおすすめです。

まずはお礼までを使う場合の例文

【例文】
拝啓 初冬の候、○○様にはお元気でお過ごしのこととお慶び申し上げます。
 先日は、ご丁寧なお見舞いをいただき、本当にありがとうございました。
 おかげさまで、○月○日には無事退院の予定です。しばらくは自宅療養が必要とのことですが、順調に回復をしていますので、どうぞご安心ください。
 
 ○○様とご家族の皆様におかれましても、厳しい寒さが続いておりますのでどうぞご自愛ください。
 まずは書中にてお礼まで。

敬具

「まずはお礼まで」は丁寧な言い方なのか

取り急ぎ

「まずは」という言葉の言い換えに「取り急ぎ」という言葉があります。取り急ぎという言葉は、全部ではありませんが、完全ではありませんが、取りあえず急いでお渡しします、連絡しますという意味があります。

「まずはお礼まで」という言葉も、(本来であれば直接お礼を申し上げるのが礼儀なのですが)という意味が隠れていますので、丁寧な表現の言葉とは言えません。

平たくいうと「無礼な対応になってしまいすみません」という意味がありますので、「まずは」を使っても、「取り急ぎ」を使ってもあまり丁寧な表現ではないということです。

「急いでお礼をしなければならないが、会ってお礼を伝えることができないので、感謝の気持ちだけはお伝えしたいのでご連絡しました」という意味で使う言葉なので、前後につながる言葉を丁寧な表現にしなければ、失礼な印象になります。使い方には注意が必要な表現だと理解し、使うようにしましょう。

「取り急ぎ」を使う時はお礼ではなく、緊急な連絡に使う

ビジネスなどで「取り急ぎご連絡申し上げます」といった言葉が良く使われています。「まずは」は取り急ぎという言葉に言い替えることができますが、取り急ぎという言葉とお礼の言葉は一緒に使うことは避けた方が良いでしょう。

お礼は、感謝を表すために使う言葉です。取り急ぎには「取りあえず」という意味があるため、「取りあえず感謝する」という表現は失礼になります。「取り急ぎ」という言葉や「まずは」という言葉をビジネスで使う場合は、全部揃っていませんが、まだ完全ではありませんが、取り急ぎできている書類のみお送りしますという場合で使うようにしましょう。

お礼というのは、心から感謝するものなので、「取り急ぎ」で伝えるものではありません。目上の方や、上司、取引先の方に対して「取り急ぎ」という場合は、急ぎで伝えなければいけない時に使うようにしましょう。

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初回公開日:2017年12月19日

記載されている内容は2017年12月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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