カタカナ語「ロックオン」の意味と使い方・由来|恋愛/ラグビー
更新日:2024年11月17日
カタカタ語「ロックオン」の意味と使い方
「○○をロックオンする」という言葉を皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。それはメディアであったり、アニメや漫画など身近なものなど幅広いく使われている言葉であるからだと言えるでしょう。しかし、「ロックオン」と聞いてなんとなくの意味は理解しているものの、はっきりとした意味あいをズバリ言える人はそう多くはありません。
私たちは日常会話で「ロックオン」という言葉を使うことはほとんどありませんが、耳にしたとき、目にしたとき、きちんと意味が理解できるように覚えておくと良いでしょう。それでは、「ロックオン」が使われる場面においての意味を詳しく解説していきます。
恋愛でのロックオンの意味
恋愛での「ロックオン」はよく耳にすると言えば一番多い言い回しだと言えるでしょう。恋愛で「ロックオン」と使う場合、「狙いを定めた」「心を奪う」「惚れさせる」「逃げられないよ」といった相手の心を自分のものにする、といった意味が込められています。とてもクサいセリフなので言ったら惹かれてしまった、という人も少なくないでしょう。
しかしながら、実際に漫画やアニメでは使われることもあるので、こういった意味をもつことは覚えておいて損はありません。
ラグビーでのロックオンの意味
上記では恋愛で「ロックオン」と使う意味をご紹介しましたが、全く関係のなさそうなスポーツ種目であるラグビーで「ロックオン」は使われていると言われています。しかしこれは間違いで正しくは「ノックオン」というルールのことを指しています。
ラグビーで使われている「ノックオン」とは、「ロックオン」とは異なる意味で、【ボールを所持しているプレーヤーが手持ちのボールを前に落としたり、パスを受けようと前に出たプレーヤーがボールを受け損ない、受けるはずだったボールを前に落としてしまうこと】を意味します。この場合は相手ボールでのスクラムでゲームが再開します。
「ノックオン」と「ロックオン」間違えやすいので、ラグビー好きならにわかにならない為にも意味や言い方の違いを覚えておきましょう。
ゲームでのロックオンの意味
ゲームでもよく使われている「ロックオン」ですが、ゲーム上での意味は「標的をしぼる、照準を合わせる」ことを言います。ミサイルや攻撃の主砲など敵に対して自動で標準を固定する場合に使うことが多く、ほとんどのシューティングゲームで使用されている言葉です。
「ロックオン」の意味の由来・語源
日本人が使うロックオン(lock on)は「標準を定める」というような意味合いで使われていることがほとんどです。同じ読み方をする「ロックオン(rock on)」がありますが、ほとんど日本では使われることがないので場面に応じて意味を理解すれば問題ないでしょう。
さて、この項目では「ロックオン」の本来の意味や由来についてご紹介します。
ロックオンの本来の意味を知る
「ロックオン」の場面ごとの意味については冒頭の項目でご説明させて頂きました。「ロックオン(lock on)」の場合、本来は【照準を合わせること・敵を捕捉すること】の意味で使われています。ゲームや恋愛、メディアにおいて近年使われることの多い言葉ではありますが、もとの意味から辿って使われていることがほとんどです。
ちなみに「rock on」というもう一つの「ロックオン」だと【サイコ―だぜ】といった意味になるので全く違う言葉だということを覚えておきましょう。
射撃統制装置やミサイルに内蔵する目標追尾機構が目標をセットし、射距離・方位角・高低角を自動的に追跡する状態にすること。
出典: https://dictionary.goo.ne.jp/jn/236849/meaning/m0u/ |
ロックオンの由来・語源とは?
今回紹介している「ロックオン(lock on)」ですが、元々の語源は【銃で照準を合わせること】や【自動追尾ミサイルで敵を補足する】という意味で軍事用語として使われていました。この意味がもととなり、様々な場面において【狙いを定める】【目標を定める】といった意味で使われるようになったと言われています。
特に「相手を射止める」というような使い方をする【恋愛】において「ロックオン」はうってつけの言葉だったのだと言えるでしょう。
「ロックオン」の用例・例文
ここまで「ロックオン」の意味について詳しく解説してきましたがいかがでしょうか。ただ何となくメディアで流れるのを聞いていても、本来の意味や語源までは理解することができません。しかし、こうして辿ってみると、本来の軍事用語から大きく離れた場面において、意味は似たままつかわれていることが分かります。
ここではそんな「ロックオン」を使った例文をいくつかご紹介しましょう。あまり日常会話で使うことのない「ロックオン」ですが、例文を見ることでより親しみがわくのではないでしょうか。
初回公開日:2018年01月14日
記載されている内容は2018年01月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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