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「エクストラ」の意味と使い方・語源・エキストラとの違い|医療

更新日:2024年10月14日

「エクストラ」という言葉の意味と使い方をご紹介します。また、映画、医療分野など具体的な事例も解説します。また「エキストラとエクストラは違うの?」などの疑問にもお答えします。エクストラと似ているカタカナ語はたくさんありますが、しっかり意味と使い方を覚えましょう。

「エクストラ」の意味と使い方

「エクストラ」は誰の頭の引き出しにも入っている言葉でしょう。しかし、いざ取り出そうとなると「エキストラ」や「エレクトラ」、「エトセトラ」と混乱してあたふたとしてしまう方もいらっしゃいます。

今回は、そのようなエクストラをさっと取り出し上手に使うことができるように、意味と使い方を学んでいきましょう。

英語

エキストラは英語「extra」のカタカナ語です。発音記号は「ékstrə」(エキストラ、エクストゥラ)です。

強調の意味

エクストラは名詞を強調する言葉の意味があります。「特別の」「格別な」「追加の」「非常な」「臨時の」「余分な」などの意味です。形容される言葉によって、どの言葉がふさわしいかが変わってきます。

臨時出演者

映画やテレビドラマなどで、通行人や野次馬などを演じる人のことをエクストラと言います。エクストラの人たちは、その場で採用される場合もありますし、他の俳優たちのように頻繁に登場するシーンもありません。このことから、その時に居合わせる人という意味で「臨時出演者」という言葉が使われます。

号外・特別号

エクストラは英語で新聞の「号外」や雑誌の「特別号」を意味します。しかし、日本では「号外、号外」と叫んで配る習わしになっていますし、雑誌においても○○特別号という表現を好みます。そのため、この意味のエクストラはあまり日本人には知られていません。

「エクストラ」の意味の語源

「エクストラ」という言葉の語源はなんでしょうか。すでに述べたようにエクストラは英語で「extra」にあたりますが、このextraはラテン語で「外」を意味する言葉でもあり、これが語源となっています。

イメージとしては「外」に飛び出しているコブのような意味と考えるとよいでしょう。そうすれば「追加の」「臨時の」「余分な」と言った意味がとらえやすいです。また、周囲と違って目立っているイメージから「特別な」という意味も覚えやすいでしょう。

医療での「エクストラ」の意味と使い方

医療においては「エクストラ」という言葉自体はあまり使われていません。たとえば病状の進行状態についても「ステージ1」「ステージ2」などと表現しますが、「エキストラステージ」などはありません。「余分な」や「特別な」という意味は、状況や程度を明確にすべき医療の世界では排除されるべき意味になるからでしょう。

しかし「extravasation」(エクストラバセイション)という言葉はあります。これは「溢出」(いっしゅつ)、「溢血」(いっけつ)、「血管外遊出」、「血管外漏出」という症状を意味する言葉です。具体的には血液やリンパ液、場合によっては抗がん剤などの液体が血管から漏れ出てしまう現象を意味する言葉として使われています。

医療従事者以外、ほとんど知られていないエクストラを使った言葉といえるでしょう。

「エクストラ」と「エキストラ」の意味の違い

結論から言うと、エクストラとエキストラは同じです。どちらも「extra」という言葉のカタカナ語なので同じ意味となります。このように、同じ意味の言葉が違う表記になるのがカタカナ語の面倒なところと言えるでしょう。

ウィルスなどのように交通機関で検閲するというわけにも行きませんし、自然発生的に使われるようになるので、しかたがないことといえるでしょう。

ちなみに、先ほどご紹介した映画の通行人の役などの意味である「エクストラ」ですが、Googleでエクストラを検索すると、検索上位には言葉の意味や辞書のサイトが上位に表示されてしまいます。

一方、エキストラと検索すると「東京エキストラNOTES」などエキストラ出演の募集情報が上位に表示されます。このため、映画やドラマの分野においては、エキストラのほうが意味が通じると言えるでしょう。

スラングでの「エクストラ」の意味と使い方

次のページ:エクストラの具体的な使われ方

初回公開日:2018年01月25日

記載されている内容は2018年01月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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