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「順不同」の意味・類義語・反対語とよく使う場面3例

更新日:2024年07月22日

「順不同」とはどのような意味なのでしょうか?また、どのような時に使うのでしょうか?このぺージでは、「順不同」という言葉をテーマにして、意味や使い方、類語や反対語などをご紹介しています。またよく使用される場面を具体例を挙げて見ていきます。

来賓紹介時

来賓の紹介は、子供の頃であれば学校の入学式や卒業式、大人になってからは結婚式や会社の式典などで行われます。

各式典には多くの来賓がお越しになりますが、来賓の方々には立場の比較ができない、かつ立場に優劣をつけることが失礼にあたる可能性がおおいにあります。

それを避けるために式典での来賓紹介時には「順不同」をつけるケースが多くなります。

メール送信時

メールの送信時、宛先が複数ある場合は多々あります。この場合、ビジネスマナーとしては宛先を役職順に並べることが正しいとされています。

しかし、どうしても役職がわからないことや、宛先が単一の会社ではなく複数の会社になってしまうこともあるでしょう。そういったどうしようもない場合にのみ「順不同」をつけるようにしましょう。

テスト問題の中で

テスト問題の中で、条件の説明や回答の方法として「順不同」と表記されているケースがあります。この場合は「順不同」という言葉が持つ意味のままに解釈して問題ありません。

例えば回答の方法や条件として「順不同」が使用されている場合、複数ある回答の順番が正解・不正解に影響を与えないことを意味しています。

「順不同敬称略」の使い方

「順不同敬称略」という言い回しは、人の名前などを複数並べる場合に付記されるケースが主になります。

まず「敬称略」という言葉は、「人名を列挙する際、敬称を省略する」ことを意味しています。

つまり「順不同敬称略」は、「並べられた人の名前などは、順番が揃っていないかつ敬称も省略している」ということを読み手に伝えるために付記する言葉です。

大人として覚えておきたい「敬語」に的を絞り、言葉で失敗しないための言い方を、徹底的に使いやすさ重視でまとめています。敬語に不安がある時、手元に一冊あると安心です。

「順不同」の対義語・反対語

次に「順不同」の対義語・反対語について考えましょう。

「順不同」は順序が不同である・整っていないという意味ですので、対義語・反対語としては「順序が整っている」ことを意味する言葉が該当します。

次に、そのうちの一つである「五十音順」についてご紹介します。

五十音順

「五十音順」には「ある事柄を五十音図の仮名の順序に従って配列すること、またその順序」という意味があるそうです。違う言い回しとして「あいうえお順」があります。

これは「同じ組織に属し立場の違いなどがない集団の名前をまとめて記述する」などの場合よく使用される言葉・方法です。

よくある使用例として、学校のクラス名簿などが挙げられます。

「順不同」の意味を知って正しく使おう

「順不同」について意味や場面例などを見てきましたが、いかがでしたでしょうか。日常的に目にする機会も多いので、正しい意味をしっかり理解ておきたい言葉です。

特にビジネスシーンで使用する場合、間違った使用方法は関連する相手方に大変失礼になってしまうこともありますので、「順不同」を使用するのに適しているのかどうか注意深く考えましょう。

ビジネスで使うときに注意したい点

ビジネスシーンでは、例えば会議の参加者を議事録に列挙するなどといった場合、「順不同」を付記していても失礼に当たってしまう場合があります。これは特に社外の方やお客様が参加者であった場合に該当します。

ビジネスマナーとしては、社外の方、特にお客様をもっとも高い序列にすることが基本ですので、「順不同」に名前を列挙しないよう注意しましょう。

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初回公開日:2018年01月29日

記載されている内容は2018年01月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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