「申します」の意味と使い方・例文|書き言葉/メール/電話対応
更新日:2024年11月20日
電話対応しているときにも、もちろん「と申します」という表現によって、自分の名前は会社の名前を相手に対して伝えることは可能です。
しかし、普段の生活でどこかの会社に対して電話をしている時に「と申します」というフレーズを使いながら、自分の会社の名前を伝えている人は少ないのではないでしょうか。
では、多くの人は、他のどのようなフレーズで自分の名前は会社の名前について伝えることができているのでしょうか。
「でございます」が一般的
確かに「と申します」というフレーズで、自分の名前や会社の名前を伝えたとしても間違いではありません。
それでも、電話対応を仕事としている多くの人は「でございます」というフレーズを使うようにしています。なぜ、このフレーズの方が一般的なのか、理由についてはよくわかりませんが、多くの人に普及しているのが「でございます」になります。
会社のオフィスで勤務している時に電話が来て、誰かから名前について尋ねられたとします。そのような時には「でございます」というフレーズを使いながら、自分の名前を相手に伝えた方が違和感のない表現ということができるでしょう。
挨拶
会社を代表して挨拶をする時には、自分の名前だけではなく、自分の担当している部署についても伝える必要があるでしょう。
「を担当している、と申します」というフレーズを使うことによって、自分についての情報を相手に伝えることが可能になります。
非常に利便性の高いフレーズと言えるのではないでしょうか。なぜなら、このフレーズを聞いている人は、自分が普段どのような仕事を受け持っているかについても理解することができるからです。
実のところ、人によっては自分の名前よりも、自分が普段担当している仕事を知りたがっている人もいます。
正しい敬語としての「申します」の使い方とは?
「申します」という言葉を正しい敬語として使うことができているのかどうか心配になることがあるのではないでしょうか。
ビジネスマンとして活躍しておられる方は、目上の人と会話する機会も多いことでしょうから、言葉遣いに気をつける必要があります。
結論から言いますと「申します」は正しい敬語すし、この言葉を使いながら自己紹介をしたとしても、何の問題もありません。
そのため、目上の人は相手として対応している時だったとしても、安心して「申します」というフレーズを使うことができるでしょう。
「申します」と「申し上げます」の違いとは?
「申します」と「申し上げます」というフレーズは似ている響きがあるのではないでしょうか。そのため、この2つのフレーズの意味を正確に理解するのは非常に難しいこととされています。
それでも、それぞれの意味を正確に理解しなければ、正しい仕方で「申します」と「申し上げます」というフレーズを使い分けることができなくなってしまいます。
では、この2つのフレーズの間には意味の違いがあるのでしょうか。
この2つのフレーズの意味の違いについて簡単に言うのであれば、第三者に対しても使うことができるのが「申し上げます」というフレーズと考えることができるでしょう。
例えば「お祝い申し上げます」という文章を作成したとしましょう。お祝いを言うたいしょうが、会話をしている相手と第三者でもあるので「申し上げます」というフレーズを使うことができると言うことができます。
「申します」と似ている単語との違いとは?
「申します」と似ている単語がいくつかあります。それなの単語と「申します」がどのように異なっているのか理解することによって「申します」の意味をもっと深く理解することができるでしょう。
ございます
「ございます」と「申します」は元々の単語が違うことになります。どういう意味でしょうか。
「申します」は「いう」もしくは「いいます」そういう単語を敬語に変化させたのに対し「ございます」は「ある」もしくは「あります」という単語を敬語に変化させていることになります。
同じような用法でこの2つのフレーズが使われることがありますが、元々の単語が違うということをしっかり理解しておく必要があります。
致します
「致します」というフレーズは「する」の謙譲語になります。そして「申します」は「言う」の謙譲語です。
そのため、どちらのフレーズを使ったとしても相手に対する深い敬意を示すことは可能になります。
しかし「言う」と「する」では、表現されている意味が違いますので、自分の伝えたい内容によって、この2つのフレーズを上手に使い分けることができるでしょう。
「申します」で自己紹介する
初回公開日:2018年02月07日
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