お体に気をつけての使い方5例・敬語表現・年賀状/メールでの書き方
更新日:2024年10月13日
お体に気をつけてを使う場面
「お体に気をつけて」という言葉を相手にかけたり、かけられたりしたことはありますか。「お体に気をつけて」という言葉は、相手を気遣って相手の体調を考えてかける言葉です。
この記事では、「お体に気をつけて」という言葉を使う場面や使い方、「お体に気をつけて」という言葉の言い換え表現などを紹介していきます。相手との会話で必ず起こるあいさつです。しっかり身につけておきましょう。
相手を見送る時
「お体に気をつけて」という言葉は、「相手を見送るとき」によく使われます。これからいっとき会わない人に対して、「次に会うときまで元気でね」という気持ちを込めて使いましょう。
久々にあった友達や帰省した際に会った両親や親族に対して使われます。会えない期間に体調を崩したり怪我をしたりということがないように、心を込めて伝えましょう。
手紙の場合
「お体に気をつけて」という言葉は、「手紙の場合」にも使われます。手紙を送った相手に対して、「体調に気をつけて頑張ってね」という気持ちを込めて使います。
なかなか会うことのできない友達や知り合いに対して手紙を書くこともあるでしょう。その文末に「お体に気をつけて」という言葉を載せます。遠く離れていてもあなたの健康を祈っていますという気持ちを込めて使いましょう。
メールの場合
「お体に気をつけて」という言葉は、「メールの場合」にも使われます。メールを送る相手に対して、「体調を崩さないように励んでね」という気持ちを込めて使いましょう。
遠方に長期の出張をしている同僚に対してメールで「お体に気をつけて」と伝えましょう。環境が違う場所で長期に渡り職務を全うすることは精神的にもきついことです。言葉を送って気持ちを和らげてあげましょう。
お体に気をつけての使い方
「お体に気をつけて」という言葉の使い方を確認していきましょう。どんな言葉でどのような状況で使うべきなのか紹介していきます。
相手によっては目上の人もいます。その時は敬語表現を使う必要があります。またスムーズに「お体に気をつけて」という言葉を使うための前置きの表現なども紹介していきます。
お体に気をつけての敬語表現
「お体に気をつけて」の敬語表現を確認していきましょう。目上の人に対して、「お体に気をつけて」と伝えたい場合、どのように伝えるべきなのでしょうか。
「お体に気をつけて」の「お体」の部分は敬語の接頭語である「お」がついて、敬語表現を担っています。そのため、語尾を丁寧な表現にしてみましょう。「お体にお気をつけくださいませ」「お体にご配慮頂きますようお祈り申し上げます」などと敬意を払う表現にしてみましょう。
使い方1:暑くなりましたので~
例文「暑くなりましたので何卒お体に気をつけてお過ごしくださいませ」
例文は暑中お見舞などの手紙での一文です。夏になり熱中症や立ちくらみが心配になる季節に相手の体調を考慮して投げかける言葉です。
「熱中症や立ちくらみにお気をつけください」とストレートに言うより、「暑いのでお体に気をつけて」と伝えるほうが柔らかいニュアンスで伝わります。
使い方2:寒くなりましたので~
例文「寒くなりましたのでお体に気をつけてお過ごしください」
例文は寒くなり始める10月から11月頃に使う言葉です。季節の変わり目は風邪を引きやすいため、風邪を引かないように願う気持ちを込めて伝えます。取引先へのメールや講義での締めに使うことのできるフレーズです。
使い方3:天候が安定しませんので~
例文「天候が安定しませんので、どうぞお体に気をつけてお過ごしください」
例文は被災地で避難生活をし続ける人に対して使うことのできるフレーズです。避難生活をすることはただでさえ困難な状況であるにもかかわらず、天候が不安定であるという現状を嘆きつつ「お体第一で」という思いを込めて使います。
使い方4:時節柄~
例文「時節柄、何卒お体にお気をつけくださいませ」
「時節柄」とは、「時節にふさわしいこと。時節相応。また、ちょうどその時節」という意味を持ちます。例文をさらに敬った言い回しにすると「時節柄ご自愛くださいませ」となります。季節によって寒い、暑いがありますが、「その季節を念頭に置いてお体を大切になさってください」という気持ちを込めて使いましょう。
初回公開日:2018年02月09日
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