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「こちらこそありがとう」の意味と使い方・返信の仕方|ビジネス

更新日:2024年03月12日

「こちらこそありがとう」とはどのような意味なのでしょうか。また、どのようにして使えば良いのでしょうか。このぺージでは、「こちらこそありがとう」の意味や使い方、使用の際の注意点などを考察・ご紹介しています。ぜひ、参考にしてみて下さい。

続いて、「こちらこそありがとう」と自分が相手から言われた場合、どのように返事をしたり返したりすれば良いのか、考察していきます。

何度かご紹介しているとおり、「こちらこそありがとう」というフレーズは、日常生活などでも比較的頻繁に使用される言葉です。そのため、自分が他人から言われることもあるでしょう。ですから、返事の仕方や返し方を覚えておくと、何かと便利です。

「こちらこそありがとう」への返し方【1】:友人

「こちらこそありがとう」という言い回しは、ビジネスシーン以外にも使用される言い回しです。気心が知れた相手や友人などにも使う表現なので、友人から「こちらこそありがとう」などと挨拶されるケースもあるでしょう。

仲の良い相手から「こちらこそありがとう」と言われた場合は、素直に「どういたしまして」などと返すのも、1つの返し方と言えるでしょう。気心が知れた友人などであれば、あまりにも謙遜し過ぎると、かえってよそよそしい印象になったり、回りくどい印象を与えたりする危険性があります。

「こちらこそありがとう」への返し方【2】:上司

ビジネスシーンでは、上司や取り引き相手など、目上の人から「こちらこそありがとう」と言われるケースもあります。友人などと異なり、相手は敬意を払うべき人物です。そのため、どのように返せば良いのか、返事の仕方に頭を悩ませる方も少なくないでしょう。

上記のようなケースでは、「とんでもないことでございます」「とんでもございません」といった返答をして、相手の感謝の気持ちを一旦否定し、謙遜するのも返し方の1つと言えるでしょう。

とはいえ、あまりにも謙遜をしすぎると、相手に不快感を与える可能性もあります。ですから、相手の感謝の言葉を否定して謙遜する場合は、程度や度合いに気を付ける必要があると言えるでしょう。

「こちらこそありがとう」のビジネスでの注意点

続いて、「こちらこそありがとう」というフレーズをビジネスで使用する際の、注意点について考察していきます。

「こちらこそありがとう」というフレーズは、状況やシチュエーションによっては、ビジネスシーンで使用しない方が良いケースもあります。身近なフレーズではありますが、使いどころや使う相手などを見極め、適した形で使用することが大切です。

ですから、「こちらこそありがとう」という言い回しを使用する場合は、むやみに使わず、使いどころや使い方を考えて使用するよう、注意しましょう。

失礼な可能性がある

「こちらこそありがとう」という言い回しは、場合によっては相手に失礼な印象を与える可能性があります。相手からお礼や感謝の言葉を言われた際に、「こちらこそありがとうございました」というフレーズで済ませてしまうと、相手の感謝の言葉を利用し、感謝の挨拶などを省略したように思われてしまう危険性があります。

ですから、「こちらこそありがとう」を使用する際は、「こちらこそ、〇〇して頂いて大変助かりました。ありがとうございます」などのように、自分の言葉も付け加えた方が良いと考えられます。

「こちらこそありがとう」の敬語

ビジネスシーンでは、敬語で話すことが基本的なマナーだと言われています。社会人にとっての、必須とも言えるスキルである「敬語」ですが、「こちらこそありがとう」を敬語で表現する場合、どのように言い換えれば良いのか、気になるところです。

そこで続いては、「こちらこそありがとう」の敬語表現について考察していきます。

丁寧

「こちらこそありがとう」の敬語表現として、特にメジャーなものが、丁寧な表現への言い換えだと考えられます。

「こちらこそありがとう」を丁寧な表現へと言い換える場合は、「こちらこそありがとうございます」という言い回しが一般的だと言われています。

また、過去形にしたい場合は、「こちらこそありがとうございました」といった言い回しになります。文章や会話の流れに合わせて、上手く使い分けましょう。

「こちらこそありがとう」と言う心理

最後に、「こちらこそありがとう」と言う人の心理や気持ちについて考察していきます。

一般的に、「ありがとう」という感謝の言葉に対する返事は、「どういたしまして」だとされています。しかし、「どういたしまして」という表現は、相手からの感謝の言葉や気持ちを認め、受け取っているような印象になります。

日本では、謙遜を美とする文化もあり、相手からの感謝などをそのまま受け取ったり認めたりすることを、照れ臭いと感じる方も多いと予想できます。そのため、相手の感謝を受け取る「どういたしまして」よりも、「こちらこそありがとう」という返事の方が、返しやすいと感じる方も少なくないと考えられます。

上記のような背景から、「こちらこそありがとう」というフレーズを使用する方が多いと予想できます。

「こちらこそありがとう」で気持ちを伝えよう

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初回公開日:2018年04月04日

記載されている内容は2018年04月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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