Search

検索したいワードを入力してください

「拝受しました」の意味と使い方・例文|ビジネス/メール

更新日:2024年02月08日

「拝受しました」という言葉は会話の中で使いこなせる人はあまりません。親しみ深いフレーズではないからです。しかし「拝受しました」を使えれば、手紙やメールのやり取りをしている時に、深い敬意を示します。この記事では「拝受しました」の使い方について紹介されています。

重要な取引先の人に使用可能

ビジネスの場面で「拝受しました」という言葉を使用したいのであれば、重要な取引先の人に関してのみ、このフレーズを使用することができます。もちろん、どのような取引先の人であっても重要であることに変わりはありません。しかし、いつも何かを受け取る度に「拝受しました」というフレーズを使っていると、相手に違和感を与えてしまうのも事実です。

そのため、重要な取引先や、重要な書類が送られる時に「拝受しました」という言葉を使うのを心がけることが大切です。その場にふさわしい敬意を示すことになるからです。重要な書類を送っている人も「拝受しました」という言葉で敬意が示されているのを知って、嬉しく感じるに違いありません。

メールでの「拝受しました」の使い方

「拝受しました」をメールの中でも使用することができます。しかし「拝受しました」をどのような仕方でメールで使用することができるのか知るのは難しいことです。あまり親しみのないフレーズだからです。そのため、これから「拝受しました」のメールの中での使い方について詳しく紹介します。

メールを受け取った時に「拝受しました」

メールを受け取った時に「拝受しました」というフレーズを使用することによって「メールを受け取りました」という意味を相手に対して伝えることができます。しかし、だからといって、すべてのメールを受け取った時に、 いつも「拝受しました」という言葉を使えば良いというわけではありません。

かなり、堅苦しいイメージを伝えるフレーズだからです。そのため、重要な取引に関する情報がメールで送られたり、重要な書類が添付されているメールを受け取ったのであれば「拝受しました」という言葉を使用することができます。そのようにして、大切なメールを送信してくれたことへの敬意を示すことができます。

その他の簡単なメールのやり取りをしているのであれば「確認させていただきました」のように、親しみ深いフレーズを使用することができます。その方がかえって、相手にとって理解しやすい親切な表現になる場合もあるからです。

敬語での「拝受しました」の使い方

「拝受しました」という言葉を会話の中やメールの中で使用しようとすると、二重敬語になってしまうのではないかと不安に感じる場合もあります。「拝受しました」の具体的な使い方や、二重敬語なのかどうかについて詳しく紹介します。

二重敬語

基本的には「拝受しました」というフレーズを使ったからといって、二重敬語になることはありません。しかし「拝受いたしました」というフレーズは例外です。なぜなら「拝受」という敬語表現と「いたしました」という敬語表現が、1つの文章の中に2つ使われていることになるからです。しかも、どちらのフレーズも謙譲語になります。

そのため「拝受いたしました」は二重敬語であることがわかります。では「拝受いたしました」は絶対に使ってはいけないフレーズになるのでしょうか。そうとも限りません。なぜなら、多くのビジネスマンの間で「拝受いたしました」という言葉が使われているからです。厳密なことをいうと文法上正しくありませんが、多くの人に親しまれている言葉であるのも事実です。

細かいことを気にしないのであれば「拝受いたしました」という言葉を使いながら、会話をすることも可能です。

「拝受しました」の例文

「拝受しました」を会話の中で使用したいのであれば「拝受しました」が使われている例文について精通する必要があります。

「送付しました」の返事で使用する

「拝受しました」は、ある特定の文章の返信や返事をするときに使用することのできる文章でもあります。例えば、取引先の人が重要な書類について「送付しました」という文章を送ってきたとします。この文章から、自分に対して重要な書類が送られていることがわかります。しかし、まだその書類は届いていません。

「確実に受け取ります」という意味を相手に対して伝えるために「拝受します」という敬語表現を選択することができます。この表現で、相手の人は「確実に書類を受け取ってくれるんだ」と感じてくれるはずです。重要な書類のやり取りを安心して行うために「拝受します」は便利なフレーズです。

手紙での「拝受しました」の使い方

手紙のやり取りをしている時にも「拝受しました」という言葉を使用することが可能です。特に、手書きの手紙のやり取りがされているのであれば、たくさんの労力を注ぎ込んで手紙を変えてくれたので、手紙をくれた人への深い敬意を示さなければなりません。そのような気持ちを抱いているのであれば「お手紙拝受いたしました」という敬語表現を使用することが可能です。

次のページ:「拝受しました」で事務的なやりとりを避ける

初回公開日:2018年04月16日

記載されている内容は2018年04月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Latests