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「させてください」の例文・間違った使い方・類語・敬語|確認/相談

初回公開日:2018年10月23日

更新日:2020年03月12日

記載されている内容は2018年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

日常会話で頻繁に使用する「させてください」実は間違った使い方をしている人も多い言葉です。あなたも丁寧にしているつもりが、間違った使い方をして相手から失礼な人だなと思われてしまっている可能性があります。正しい使い方をマスターして円満な人間関係を築きましょう。

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「させてください」の例文

「させてください」の例文・間違った使い方・類語・敬語|確認/相談
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「○○させてください」この言い回しをする人は多いです。ですが、場面によって使い方も異なります。ここでは「させてください」の使い方を、場面別に考えていきます。

確認

​「確認させてください」は、自分をへりくだって使う謙譲表現です。​謙譲語なので、「確認してください」など、相手の行動に対して使うのは間違いです。

「させてください」は、相手の了承を得たいという意味合いを持ちます。なので、確認をしたいから相手の許可がほしいというこの表現は、人によっては引っかかりを感じます。相手とのすれ違いを避けたいのならば、「確認いたします」と言い切ったほうが良いです。

相談

​「相談させてください」は、問題ない言い方です。​先ほどの確認とは違い、相談をしても良いか相手に了承を得るというのは自然な流れです。相談の前にごをつけ、ご相談とするともっと丁寧になります。

使う相手があまり接点のない目上の方や、もう少し堅い表現にしたい場合などは、「相談させていただけませんか」と、謙譲表現に言い換えると丁寧度が上がります。ですが、「相談させていただきます」と言い切ってしまうと、相手の都合も考えず一方的に相談してくる人間だと思われてしまうので注意が必要です。

質問

「質問させてください」は、敬語としては間違っていません。ですが、ビジネスシーンでは「質問がございます」や「伺いたいことがあります」などに言い換えたほうが場に馴染みます。​これは、「させてください」の、くださいの部分が命令のように取られる恐れがあるからです。

また「ご質問させてください」は間違った使い方です。この文の場合、質問をするのは自分自身。敬語の場合、相手を敬うのが基本です。ですが、自分が行う動作に「ご」をつけると、相手よりも自分の立場が上になってしまい、敬語が破綻します。自分が行う動作を話すときには注意しましょう。

結婚

「結婚させてください」は、お相手のご家族(主にご両親)に結婚の了承をもらいたいときに使われる表現です。​ドラマですと「○○さんをボクにください」と男性が頭を下げる場面がありますが、これは不適切です。「結婚させてください」と「ボクにください」同じくださいを使っていますが、相手の受け取り方がまったく違います。

「結婚させてください」は、結婚をする許可をくださいと頼んでいるのに対し、「ボクにください」はまるで物を欲しがっているような印象を受けます。大事な子どもの人生の節目に関わることで、普段よりもご家族の気が立っているので言葉のチョイスには気をつけましょう。

退職

どうしても今の会社を辞めたい場合「退職をさせてください」と申し出ることも人生選択のひとつです。その際、「退職を希望します」や「退職をいたします」など、他の言葉も考えられますが、会社の上司や会社自体の性格や雰囲気によって使う言葉を変えましょう。

​穏やかに円満退職をできる場合は、「退職をさせてください」と上司に相談すれば良いですが、いわゆるブラック企業や、結婚などで辞めるのを急いでいる場合は他の言葉を使いましょう。​引き止める余地のある態度や言葉遣いはやめ、言葉を言い切ることを心がけましょう。

キス

「キスさせてください」、これはロマンチックなシーンで使いたいセリフです。恋人に「させてください」と敬語を使っていますが、年下や敬語が普段使いの方、まだ付き合って日が浅いなど、場合は恋人の数だけ存在します。

キスがしたい場合、何も言わずにするパターンや、「キスしよう」と誘う言葉、「キスして」とねだる言葉があります。その中でも「キスさせてください」には、自分からキスをしたいという積極性があるので、恋人への愛情の深さを伝えることもできます。

「させてください」と「させてくださいませ」の違い

「させてください」の例文・間違った使い方・類語・敬語|確認/相談
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「させてください」も「させてくださいませ」も、どちらも相手に頼み了承を得たいときに使う言葉という点では同じです。​ですが、ビジネスシーンでは、「させてください」を使うのが一般的で、「させてくださいませ」は使いません。

旅館のおかみさんが「行ってらっしゃいませ」などをいうイメージがありますが、それも間違いではありません。語尾の「ませ」が、柔らかい印象を与えてくれるので職種によっては使用も可能です。

一般の人も、「させてくださいませ」が絶対だめというわけではありません。柔らかい雰囲気の言葉なので、プライベートではんなりとした印象を与えたい場合などに使うと優しい印象を与えることができます。

「させてください」の使い方

「させてください」の例文・間違った使い方・類語・敬語|確認/相談
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例文で「させてください」の使い方に触れてきました。​ここでは、「させてください」をメールで使うときに、特に気をつけることを書いていきます。

メール

「させてください」をメールで使う場合は、くださいを下さい、と漢字に変換しないことが重要です。​「させてください」のくださいは、補助動詞のひとつです。これを下さいと漢字で書いてしまうと、動詞の「(物が)欲しい」と、意味が変わってしまうので無闇に変換をしないように注意しましょう。

相手に仕事の変更案をお伝えする場合に「ご相談させてください」と一言入れるだけで、修正や調整など先方のミスを直してもらいたいときにも、直接的じゃないので気まずい空気にはなりづらいです。

「させてください」に限った話ではないですが、口頭以上に、二重敬語には気をつけましょう。口頭ならば一瞬で過ぎてしまいますが、文章だとデータを消すまで残ってしまいますし、目で見るので間違っていることがはっきりと分かってしまいます。

「させてください」の間違った使い方

「させてください」の例文・間違った使い方・類語・敬語|確認/相談
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先ほど「させてください」の漢字表記は間違いと書きましたが、もうひとつよくある間違い方があります。

​それは、相手の了承が取れた上でこの言葉を使うことです。​仕事など、頼まれたあとに使うのならば、「させてほしい」という意味合いの言葉を使うのは少しずれています。この場合は、「させていただきます」と言うのが正しいです。

「させていただきます」のいただきますはひらがなで書き、頂きますとはしません。漢字に変換してしまうと「ものをもらう」という意味合いになってしまうので、間違いです。

「させてください」の類語

「させてください」の類語では、既に決まったあとに使う「させていただく」が有名です。​セットのように出てくるこのふたつですが、使うタイミングが異なるのでその点に注意して使いましょう。

もう少し丁寧な言葉遣いにしてみると、「させていただきたく存じます」や「○○申し上げる」などがあります。少しずつニュアンスは違いますが、これらの使い方を覚えておくと言葉のレパートリーが広がります。

「させてください」の敬語

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「させてください」自体が既に敬語表現なのですが、使う相手や、したい行動により使う言葉は変わってきます。「させてください」の敬語表現を見ていきましょう。

丁寧な敬語

「させてください」は、「させる」と「くれ」が組み合わさり、「○○がしたいから、許可をくれ」という意味の言葉が、敬語表現になった言葉です。この場合、相手に許可を求めているという点から、相手の動作に対して敬意を払っていると取れるので、尊敬語となります。

「させていただく」は、「いただく」という自分がへりくだって、相手を立てる言葉である謙譲表現を使用しているので謙譲語になります。

​どちらも敬語として問題はないので、使うタイミングだけ間違えないよう使用してください。

「させてください」は奥が深い

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「させてください」は日常でよく使う表現です。​意味を知った上で、ちゃんと使おうとするとややこしいこともありますが、正しい表現方法を使い、ビジネスシーンで恥ずかしい思いをしないよう、日頃から気をつけて正しく使いこなしましょう。

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