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フリーランスエンジニアにおける案件の9つの選び方|初心者のうちは難しい?

更新日:2023年11月22日

フリーランスとして独立した後はどのように案件を選べば良いのでしょうか。この記事ではフリーランスエンジニアにおける案件の選び方や注意点について解説します。フリーランスエンジニアの案件獲得について知りたい方は、この記事を参考にしてください。

フリーランスエンジニア初心者の案件選びが難しい理由

初心者のフリーランスエンジニアが案件を選ぶ際、苦労したり悩んだりすることも多いでしょう。また、十分なスキルを持ちながら希望の案件を獲得できないことも多々あります。

ここでは、初心者のフリーランスが案件を獲得しづらい理由を考えてみましょう。

人脈が少ないため

人脈が少ない初心者のフリーランスエンジニアは、希望どおりの案件を獲得しづらいでしょう。興味がある案件をクラウドソーシングサイトなどで見つけても、実績の少ない初心者は自分の実績やスキル、強みを証明するポートフォリオが十分に用意できません。

そのため、以前自分が勤めていた会社の関係者や友人・知人など、過去に培った人脈を頼ることになりますが、その人脈も少なければ案件を紹介してもらえる機会も少なくなってしまいます。

即戦力が必要な案件が多いため

フリーランスエンジニアに発注する案件は即戦力が求められる場合がほとんどです。実績が少ない人ほど発注者からの信頼を得づらく、案件獲得において不利になります。

まずは、自分の市場価値と発注企業のニーズをしっかりと分析し、自分の強みを活かせる分野で初心者なりに応えられる案件を探しましょう。難易度の低い案件や単価の低い案件から取り組むのも1つの手段です。

フリーランスエンジニアが選べる案件の種類

フリーランスエンジニアが案件を受注する場合、「業務委託契約」を結んだうえで業務に取りかかるのが一般的でしょう。

業務委託契約とは発注者であるクライアント企業が業務の一部もしくはすべてを受注者であるフリーランスエンジニアに委託し、発注者と受注者が対等の立場で契約することです。

業務委託契約には「請負契約」と「委任契約」があります。両者の違いを理解してどちらかを選択しましょう。

請負契約

「請負契約」とは納品したシステムやソフトウェア、プログラミングなどの成果物に対して、発注者が報酬を支払う契約です。

受注者は成果物を納品する義務があり、もしその成果物に不具合が見つかったら受注者が責任を負います。

出典:民法 | e-Gov法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=129AC0000000089

準委任契約

「準委任契約」は作業に対して報酬が支払われ、成果物がなくても報酬と責任が発生する契約です。受注者に成果物を納品する義務はなく、成果物の不具合に対する責任も負いません。

技術指導やコンサルティングなどの契約が委任契約に当たるでしょう。準委任契約は、エージェントから紹介された案件に多い契約形態ですが、契約書に納品すべき成果物などの記載がある場合は請負契約となります。

出典:民法 | e-Gov法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=129AC0000000089

フリーランスエンジニアにおける案件の選び方

フリーランスエンジニアにとって案件の選び方は非常に重要です。案件を選ぶ場合、「報酬」や「要求されるスキル」だけを見て判断するのは避けましょう。

ここでは、フリーランスエンジニアが案件を探す際に意識しておくべきポイントを紹介します。

仕事の目的と優先事項を考える

フリーランスエンジニアが案件を決める際には、仕事の目的と優先事項を考慮することが重要です。案件を決めるうえで自分が譲れない優先事項を整理し、それを元に案件を探します。

たとえば、スキルアップを図りたいのか、収入をアップさせたいのか、働き方を変えたいのかによって求める案件が変わります。今の自分に何が必要なのか、仕事を探す前に目的を明確にしましょう。

初めは準委任契約の案件を取る

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初回公開日:2022年06月29日

記載されている内容は2022年06月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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