「来てください」を言い換えた敬語表現|英語表現も併せて紹介!
更新日:2024年10月13日
お越しください
「お越しください」は、「お越しになる」と「する」という2つの単語から成る言葉です。「お越しになる」は「行く、来る」の尊敬語であり、「ください」は「する」の尊敬語で、二重敬語と思われることもありますが、二重敬語ではありません。
「来てください」を丁寧にした言い換えで、目上の人や取引先などにも使用できます。
いらしてください
「いらしてください」は、「いらっしゃる」と「ください」から成る、「いらっしゃってください」を省略した言葉です。「いらっしゃる」は、「行く、来る、居る」の尊敬語で、「ください」は「くれ」の尊敬語です。
「いらしてください」は、「行く、来る、居る」の尊敬語である「いらっしゃる」が動詞として入っているため、相手が行くこと、来ること、居ることにも使用できます。
しかし、「いらしてください」は「いらっしゃってください」を省略した言葉であるため、目上の人や取引先に対しては別の言い回しを使用した方がよいでしょう。
いらっしゃってください
「いらっしゃってください」は、「いらしてください」を省略せずに伝える表現です。「いらっしゃる」と「ください」から成る言葉で、「いらっしゃる」は「行く、来る、居る」の尊敬語で、「ください」は「くれ」の尊敬語です。
「いらしてください」より丁寧な表現となるため、目上の人や取引先に対しても使用することができます。
お運びください
「お運びください」も、「来てください」の言い換え表現の1つです。「来てください」よりも丁寧な表現です。
上司や取引先に対しても使用することができます。
お立ち寄りください
「お立ち寄りください」は「何かあればそのついでに寄ってください」というニュアンスを持っている言葉です。「お越しください」や「いらしてください」と比較すると、より砕けた表現として使われます。
そのため、ビジネスシーンよりプライベートな会話で使用されることが多いでしょう。
おいでください
「おいでください」は、「おいで」と「ください」から成る言葉です。「おいで」は「来ること、行くこと」の尊敬語で、「おいでください」は「来ること」を表す丁寧な表現です。
さらに疑問形にして「おいでいただけませんか」とすると、より柔らかい印象の言葉になります。
「来てください」の丁寧表現
「来てください」をより丁寧に伝えたい場合に使える表現を紹介します。
クッション言葉を使用する、疑問文にする、へりくだるなど、いくつかの方法があります。応用が利く表現もありますので、場面に合わせて使いこなしましょう。
初回公開日:2022年07月27日
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