お寺で女性の出家者を募集しているの?僧侶になるメリットを解説
更新日:2024年06月20日
日蓮宗の僧侶になる場合
女性が日蓮宗の僧侶になりたい場合、日蓮宗の総本山である身延山久遠寺で35日間行われる「信行道場」に入場する必要があります。
信行道場を修了すると、入場時の学歴に準じた僧階を得られます。これは男女を問わず、日蓮宗の僧侶になりたい人がたどるルートです。
また、身延山久遠寺では寺に寄宿しながら身延山大学に通い、僧侶を目指す女性を募集しています。身延山久遠寺在院生という制度です。
身延山久遠寺在院生になると、大学入学から卒業までの最長4年間、身延山久遠寺に寄宿でき、授業料に相当する費用を身延山が負担、食糧・居住費が免除されます。
日蓮宗の僧侶になりたい女性なら、ぜひ活用したい制度です。身延山大学の在学生や編入生も応募できる制度であるため、活用してみてはいかがでしょうか。
お寺で女性の出家者を募集しているの?
女性が僧侶になりたいと考えた時、気になるのは「お寺が女性の出家者を募集しているかどうか」でしょう。
日本では仏教系の多くの宗派で女性僧侶が活躍しており、女性の出家者を募集している寺院は少なくありません。
僧侶の募集を探す方法
ここでは、僧侶の募集を探す方法について紹介しています。僧侶の募集の探し方にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
寺のホームページで募集があるか調べる
僧侶になりたい宗派や修行したい寺院が決まっている方は、女性の出家者を募集しているかどうか、宗派や寺院のホームページをチェックしましょう。
女性僧侶を募集している場合、詳しい手順がホームページに記載されています。各宗派や寺院がしめしている手順に従って、応募を済ませましょう。
求人サイトで募集があるか調べる
インターネットで「女性 出家 募集」「女性僧侶 募集」といった言葉で検索すると、求人サイトが検索結果上位に出てきます。
僧侶としての資格を持たなくても、見習いとして働くことができる求人もあります。一方、すでに僧侶の資格を有している人を募っている求人もあれば、寺院では働くものの、僧侶としての仕事ではないといったものもあります。
求人サイトで女性僧侶の募集を探す際には、ご自身の現在の状況や、ニーズに合った求人を見つけることが肝心です。
ちなみに、インターネットで「女性僧侶 なり方」「僧侶になるには」と検索すると、大学案内やすでに僧侶として活躍している女性のインタビューがヒットしやすいです。
僧侶になりたい女性は、欲しい情報に合わせて検索する言葉を変えてみると良いでしょう。
女性が僧侶になるメリットを知っておこう
「僧侶」と聞くと、髪を剃った男性の姿が思い浮かびやすいのではないでしょうか。しかし、実は僧侶の役割は女性が活躍できる場でもあります。
僧侶になるためには大学に通ったり、修行を積んだりするなど時間がかかります。学ぶことも多く、決して簡単な道のりとはいえないでしょう。
しかし、同性ならではの悩みや苦しみに寄り添える女性僧侶は、今後も多くの人々から求められる役割であるといえます。長く務められ、やりがいも感じられる僧侶の役割は魅力的です。
僧侶を目指したい女性は、まず自分がどの宗派で僧侶になりたいのかを決め、修行を積みたい寺院をホームページなどで探し、女性の出家者が募集されているかどうか確認してみてください。
初回公開日:2022年10月03日
記載されている内容は2022年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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