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【種類別】CADの資格の難易度一覧|オペレーター

更新日:2020年08月20日

一口にCADの資格といっても、CAD利用技術者試験、CADトレース技能審査、建築CAD検定試験などさまざまなものがあります。今回は、CADの資格や難易度、CADの仕事の種類などをご紹介していきますので、参考にしてみてください。

CADの資格の種類一覧

一口に「CADの資格」といっても、実はCADの資格にはいくつか種類があります。ここでは、それぞれの資格についてのをみていくことにしましょう。

オペレーター

CADオペレーターの資格を取ると、CADの操作を専門的に行う仕事に従事することができます。具体的には、設計者やデザイナーが考えたものをCADによって図面やデータとしてコンピューター上で利用できる形にします。

CADオペレーターは、建築事務所などで建築物の設計図を作成する仕事として広く知られていますが、実際には、自動車や飛行機などの輸送機器、電子部品、機械や構造物、家電製品、洋服のデザインなどあらゆる分野にわたっています。それぞれの場所でCADオペレーターの需要があります。

設計者とCADオペレータの違い

設計者にもCADの技術が必要なことがあることから、設計者とCADオペレーターは同じだと捉えている人もいますが、これらの間には業務の内容に差があります。

設計者は形状などを決定するための設計の能力が必要ですが、CADオペレーターは設計者が考えた形を図面やデータとして表現する能力が必要となります。したがって、舞台の脚本を考えるのが設計者だとすると、CADオペレーターはその舞台で演じる俳優ということになります。

CADオペレータの資格には、2次元CAD利用技術者試験、2次元CAD利用技術者試験基礎などがあります。

3DCAD

3DCADとは、3D(3次元)のCADのことです。手書きで設計図を描くことが減りCADに移行してきましたが、それらは平面でした。さらに進化して立体を表現することが可能になったのが3DADです。近年ではより重厚感を持たせた3DCADもあります。

3DCADの資格には、3次元CAD利用技術者試験や3次元CADトレーサー認定試験、3次元CADアドミニストレーター認定試験などがあります。

建築

CADの資格の中には、建築に特化した建築CAD検定というものがあります。この資格には、4級、3級、2級、準1級があります。4級の合格率は約90%、3級の合格率は約80%で推移しており、2級の合格率は約55%となっています。建築CADの資格を持っていると胸を張っていえるレベルの目安は2級です。

CADの資格の難易度

それでは次に、CADの資格の難易度をみていきましょう。難易度は資格によって異なるのが現状です。公的資格であるCADトレース技能審査は、最も企業から要視されていて、初級、中級、上級のいずれの級でも難易度が高い資格と言えます。

このCADトレース技能審査は、厚生労働省が唯一国内で認めている公的資格です。この資格の試験の部門は建築部門、機械部門の2種類があります。

それぞれの級の合格率は、部門ごとに大きな差はなく、の上級が約25%、中級が40%から50%、初級が30から50%となっています。これは他のCADの民間資格に比べると、全体的に難易度が高いということがいえます。

CADの民間資格は

CADの民間の資格としては、コンピューターソフトウェアが主催するCAD利用技術者試験や、全国建築連盟が実施している建築CAD検定試験が有名で認知度が高い資格です。

CAD利用技術者試験は、トレース1級、建築1級、機械1級、2級、基礎試験という級が設けられています。基礎試験に限り、インターネットでの受検が可能で、合格率は約80%と非常に高いです。建築分野の方が難易度は高めですが、それぞれの級での合格率は30%から40%で推移しています。

建築CAD検定試験は、CAD資格取得者の能力の全国基準化を図っている唯一の資格として現場から高い評価を得ています。この資格は準1級、2級、3級、4級の4つの級があります。准1級のみ難易度が突出して高く、その合格率は10から20%です。

CADの資格取得は独学でいけるのか

CADの資格は独学ではなかなか取得が難しい資格といえます。それにはいくつか理由があります。たくさんの市販本が発売されているので、独学でもできるイメージがあるでしょうが、CADの操作ができれば資格が取れるわけではないからです。

CADの資格を取るためには図面が書けなければいけません。製図の能力が必要不可欠です。その製図の中には、大きく分けて建築製図と機械製図がありますが、作成する図面の内容によって作成する際の細かなルールが異なります。また、同じ建築製図の中でも空調設備の製図と電気設備の製図ではルールが違うことがあります。

さらに、製図をするためには設計の能力が必要です。製図がいくら完璧にできていても、実際に開かないドアを設計していては致命的なミスとなります。

このように、CADの資格には製図や設計も必要になるため、独学では難しいということです。

CADの資格の試験問題

それでは次に、CADの資格の試験問題についてみていきましょう。先ほどでてきた民間資格のCAD利用技術者試験、建築CAD検定試験について確認していきましょう。

CAD利用技術者試験

CAD利用者技術試験は、知識が多く問われます。選択肢の中から正しいものを選ぶ形式です。実際に製図をすることはありません。ただし、1級は実際に図面を書かなければなりません。過去問や対策問題集などで繰り返し学習すれば、2級までは独学でも合格できる可能性があります。

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初回公開日:2018年05月16日

記載されている内容は2018年05月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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