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【種類別】CADの資格の難易度一覧|オペレーター

更新日:2024年10月31日

一口にCADの資格といっても、CAD利用技術者試験、CADトレース技能審査、建築CAD検定試験などさまざまなものがあります。今回は、CADの資格や難易度、CADの仕事の種類などをご紹介していきますので、参考にしてみてください。

建築CAD検定試験

建築CAD検定試験の試験時間は、準1級が4時間10分、2級と3級と4級が5時間となっています。4級は高校による団体受検のみの実施となります。実技試験のみで学科試験はありません。

4級では、3枚の参考図と3枚の完成図をもとに、完成図と同じ図面を入力し提出します。出題内容は、柱や壁や間仕切壁、壁と窓などです。4級や3級では、トレースの力があるかを試されますが、2級や準1級となると建築図面の作成や建築物の特性を理解した判断のもとに、トレースを行います。

CADの資格のための学校・スクール

CADの資格を取るためには、独学以外にも学校やスクールで受講する方法があります。大学や専門学校では、資格取得に向けたカリキュラムを設定しているところが多くあります。また、いわゆる資格スクールで学んだり、通信教育で学ぶ方法もあります。

通信

CADの資格取得を目指したコースを設定してる通信教育は、いくつかあります。資格スクールや学校で学ぶよりは、学費をおさえることができます。通信教育での相場は5万円から10万円、期間は早いもので1ヶ月、長くても8ヶ月とさまざまです。

CADの資格の取得方法

CADの資格をとるには大きく分けて3パターンあります。それぞれの特徴を見比べて、自分に合うものをみつけたいところです。

スクール

このところ、実務で使えるレベルの技術の修得をサポートしてくれるスクールが増えてきました。直接教わることによってわからないところをすぐに聞けたりと習得のスピードがかなり早いことが特徴です。

CADの資格にはいろいろな種類があります。同じ資格の講座でも内容に差があることがありますので、事前に調べて資料を送ってもらい検討することが必要となります。

通信講座

CADの資格の通信講座は、内容が専門性の高いものであることから、スクールが実施しているケースが多く見受けられます。学習は、決められたカリキュラムに沿ってすすめていきます。

就職支援サービスがついている通信講座もありますので、コース選びと共に、支援内容も含めて検討しましょう。資格を取ったのはいいけどそれが仕事につながらないとなると、非常にもったいないです。

独学

独学でCADを学ぶことの利点は、自分でスケジュールをたてられることです。知識を身につけるのであれば、参考書がたくさん市販されていますので、そこから選ぶといいでしょう。しかし、実技試験は、技術を身につけなければならないため独学は難しいといえるでしょう。

基本的な知識は自分でやり、実技部分を通信やスクールで学ぶといったハイブリッドな方法も選択肢にいれておきたいところです。

職業訓練

退職をきっかけに、未経験のCADオペレーターへの転職を検討している人や、転職やキャリアアップのためにCADの技術を学びたいと考えている人になのが、ハローワークでの職業訓練です。職業訓練であれば学費は無料となります。失業保険を受給している人は、これに加えて、受講手当や通所手当が支給されるからです。

また、職業訓練を受講したあとは、ハローワークによる就職支援を受けることができます。無料で資格をとることができて、なおかつ就職支援も受けることができるため、離職者にとっては魅力的で最適な方法です。

職業訓練と求職者支援訓練の違い

公的な職業訓練には、公共職業訓練と求職者支援訓練の2種類があります。これらは、受講者が雇用保険を受給しているかどうかによって違いがあります。公共職業訓練は、雇用保険を受給している人が対象です。雇用保険の適用がなかったり、雇用保険の受給が終了している場合は求職者支援訓練となります。

CADの資格を活かせる仕事

CADの資格は、何かを設計したりデザインするほとんどの会社で必要だといわれています。CAD資格の需要がある主な仕事は、建築や機械の設計メーカー、通信、自動車、航空機、アパレル、広告デザインなどです。

建築関係では、2級建築士をあわせて持っていると良いでしょう。建築の専門用語が理解できないようでは仕事にならないからです。実際に、建築関係の企業では、CADの資格を持っていないけれどCADは使えるという人がたくさんいます。製図で必要だからです。機械関係も同じことがいえます。

さらにいえば、CADの資格を持っていれば、在宅での勤務で収入を得ることが可能となります。

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初回公開日:2018年05月16日

記載されている内容は2018年05月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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