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卒検で落ちた人の原因・回数|バイク/みきわめ/MT/

更新日:2023年12月10日

バイクの卒検は難しいイメージがあります。落ちた経験がある方も多いのではないでしょうか。バイクの操作には練習が必須ですので、卒検の際に、しっかりと技量が身に付いていなければ難しいです。落ちたポイントを把握しておくことも重要なことです。ぜひ、こちらをご覧ください!

バイクの免許取得の流れとは?

バイク免許は、主に教習所に通って取得することが多いです。排気量によって免許の分類が異なり、400㏄を境として大きな分類がされています。学科と技能という2種類の教習を受けます。学科は主に暗記問題です。公道でのルールや法規走行・標識の意味を学ぶ時間です。

技能とは、実際にバイクの乗り、操作を学ぶ時間です。排気量が大きくなると、操作性は格段に上がります。そのため、教習時間も多めにあり、公道でも安全に走行できるように訓練をしていきます。

そして、すべての教習を終えると卒検といって学んだ技能をテストします。この卒検で合格すると教習所を卒業することができます。その後、免許センターで学科試験のテストを受けて、合格することで運転免許証が交付されます。

卒検とは?

バイクの走行テストは、いろいろな操作を試験します。

・乗降時の点検
・発進時の確認
・速度に合ったギアチェンジ
・急ブレーキ
・スラローム
・坂道発進
・踏み切り通過

主に、こういったポイントをテストしていきます。持ち点が100点あり、そこから減点法で判定され、試験終了時に70点以上残っていれば合格となります。1つのミスごとに5点~の減点をされてしまいます。ミスが重なれば、卒検中でも強制的に中止となります。

車とは異なり、バイクの卒検は難しいイメージがあります。1回で合格するケースは少なく、何度もチャレンジしている人も多いです。バイクの扱いに慣れていなかったり、恐怖心があるため、中々合格することができないことがあります。

今回は、バイクの卒検に関する内容を詳しくご紹介して参ります。現在、挑戦中の方、これから免許取得を検討している方に参考となりますので、頑張って合格しましょう。

バイクの卒検で落ちた原因とは?

卒検の内容は数多くありますので、何度も不合格となってしまう方もいます。ですが、落ちた原因を把握しておけば、次回の卒検で合格する近道となります。落ちた原因は、それぞれ異なりますので、いろいろなパターンがあります。たとえば、操作は上手だけれど、乗降時の安全確認を忘れてしまうと減点です。もしくは、コーナーの曲がり方も大きく膨らんでしまうと減点です。

ほんの些細なことでも減点が積み重なってしまい「卒検に落ちた」という方も多いことでしょう。ですので、いかに減点を受けずに合格するかが鍵となります。走行姿勢が悪かったり、ふらつき運転も減点です。停止位置も重要で、少しでもはみ出してしまうと減点です。こうした小さなミスが重なり、合格から遠のいてしまいます。卒検に落ちた原因をしっかりと考えて反省し、次回の試験へ備えましょう。

普通二輪車で不合格になった原因とは?

90㏄から400㏄までの排気量があるバイクを総称して普通二輪と呼びます。そのなかでも、400㏄のバイクが主流となっていて、車検が必要ながらも適度な大きさとパワーがの排気量です。教習所でも400㏄のバイクで卒検を行います。普通二輪車で卒検に落ちた経験がある場合、それにはどういった試験での内容が多いでしょうか。

急制動という、いわゆるブレーキングのテストで落ちた方が多いでしょう。やはり、急なブレーキングは恐怖感を感じて、既定の速度まで達することができなかったり、ブレーキをロックしてしまいます。

大型二輪で不合格になった原因とは?

バイクが大きくなると、それだけ試験内容のレベルが上がりますので、落ちた経験がある方がさらに増える傾向があります。やはり、バイク自体がとても重く、平均すると約300㎏ほどの重量があります。

「車両の引き起こし」が原因の1つで落ちた方も多いです。車両の引き起こしとは、倒れているバイクを起こす作業ですが、慣れていないと重くて動かすことすらできません。特に女性の場合では、これが原因の1つで落ちた方も多いことでしょう。

「みきわめ」で落ちた人の原因とは?

最終試験を受ける前に「みきわめ」といって、検定を受けるレベルに達しているかの判定を行います。ある程度のスキルがなければ試験をしても即終了ということになりかねません。再試験には別途・費用がかかりますし、何より「みきわめ」はとても重要な時間です。

ある意味では、卒検前の試験ということですので、「みきわめ」を受けるにも相応のレベルが必須です。そして、最低レベルに達していなければ、残念ながら再度「みきわめ」を受けることとなります。落ちた人の原因として挙げられるのは、踏切での通過方法が多いです。この場合、停止をしっかりと段階ごとに行う必要があります。

停止位置が踏切に近すぎても減点です。そして、しっかりと左右を確認して電車が来ないことを、目視と耳で確認できなければ大きな減点となります。落ちたポイントをしっかりと振り返り、再度繰り返さないようにしましょう。

安定感が足りないの?

卒検に落ちた人は、走行中の安定感がありません。フラフラしてしまったり、足を付いてしまうと減点となってしまいます。二輪車ですので、ある程度の速度を出さなければ簡単に転倒してしまいます。スピードが怖いあまりに速度を抑えてしまうと、返って危険な走行となります。安定した走行をするには、バランス感覚も必須ですが、速度による安定性を得る必要があります。

やはり、教習中に速度に慣れておくことが肝要です。制限速度が決まっていますので、その範囲の中で最大限の速度を出せるように訓練しておくことで、「足を付いてしまって試験に落ちた」ということは回避できます。

卒検で落ちた人の原因とは?

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初回公開日:2018年03月05日

記載されている内容は2018年03月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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