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【年代別】書道の段位の一覧・履歴書にかける段位|特待生/師範

初回公開日:2018年03月17日

更新日:2020年07月24日

記載されている内容は2018年03月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

みなさんは、書道に段位があることを知っていますか。ではその、書道の段位がどのように決まったり、どのような流れで昇級・段をしていくのかを知っている方は少ないでしょう。そんな書道の段位に関係することを紹介しているので、ぜひ読んでみてください。

書道とは?

書道と習字は違いますのでその違いを紹介します。習字とは文字の書き方を学ぶためのものになり、書道とは「筆と書道用紙」を使って自己表現をする芸術のことになります。

そのため書道は綺麗な文字を書くだけではなく、書く文字に自身の感情を込め文字を崩したり、文字にデザイン性をもたすなどのいろいろな技法を使って表現しています。

そんな書道から学べることは、筆順や筆の持ち方などの基本的なことはもちろんのこと、自分の個性を出すための作品の書きかたなどの技法も身につけることができます。まさに、書道とは「書の道」と呼ぶべき芸術になります。

そんな日常生活で、書道は役に立つのでしょうか。実は書道が役立つことはあまりありません。そもそも書道は芸術性を追求しながら、鍛錬を重ねる芸術になりるので、役立たなくても問題はありません。

日本での書道教育

日本の小・中学校では、国語の時間に書写を学びます。そんな書写は、小学生は3~6年生、中学では全学年で毛筆の指導を受けなければなりません。また高校では、芸術の選択の中に「書道」が含まれています。また、高校の専門学科で「書道科」という学科を設けている学校もあります。

教育学部や文学部がある大学では、書道に関する講義を設けており、特に教員養成系がある教育学部では「書写・書道教育」の研究室が設置されており専門的に学ぶことができます。例えるならば、東京学芸大・福岡教育大などでは、書道の「学科 ・専攻・学群・コース・領域」があり、大学院も設けて指導者を育成しています。

また、東京学芸・横浜国立・千葉大・埼玉大の4校からなる「東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科」には博士課程が存在します。同じように、兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科にも博士課程があり「書写教育」を専門に学んでいます。

日本の書道協会

日本全国の「書道協会」の数は、数多くありいろいろな流派が存在します。そんな書道協会には、大きくわけると「芸術系」と「教育系」の2種類の協会に分けることができます。

またその他にも「書道の研究会」も存在しています。そんな、芸術系と教育系の2種類の協会と書道研究会を詳しくご紹介しましょう。

芸術系の書道協会

まずは、芸術系の書道協会が16協会あります。そんな美術系書道協会で有名なのは、「日本美術展覧会(日展)」になり、この日展は全国的な公募展をおこなっています。

その他に、地方・都道府県単位でつくられている書作家協会や、書家が主宰している会(社中)があります。そんな協会名を紹介します。

・公益社団法人 日展
・公益社団法人 日本書芸院
・公益社団法人 全日本書道連盟
・公益社団法人 創玄書道会
・公益社団法人 大日本書芸院
・公益社団法人 中部日本書道会
・公益社団法人 日本総合書芸院
・公益社団法人 日本書作家協会
・一般財団法人 毎日書道会
・公益財団法人 全国書美術振興会
・公益財団法人 独立書人団
・読売書法会
・興朋会
・謙慎書道会
・産経国際書会
・東北書道会

教育系の書道協会

次に紹介するのは、教育系の書道協会になります。教育系の書道協会団体は、協会独自の検定試験などをおこなって、「段位や級」などを設定し書道の普及活動に努めている団体が多く存在しています。

有名なところでは、公益財団法人 日本習字学会(日本習字)になります。そんな、教育系の書道協会名を詳しく紹介します。

・全日本書芸文化院(全書芸)
・公益財団法人 日本書道教育学会
・公益財団法人 日本習字教育財団
・一般財団法人 日本書写技能検定協会
・公益財団法人 書道芸術院
・公益財団法人 日本習字学会
・公益財団法人 書壇院
・公益財団法人 書海社
・東京書道院
・日本書道学院
・日本教育書道連盟
・清風会
・東京書道教育会
・書道研究書芸会
・学書院
・日本書鏡院
・公文書写

書道研究会(学会)

また、現在の日本では、「書道・文字」にかかわることなどを学会や研究会をとおして学び学術的会合を開いている団体が何カ所かあります。そんな学会名を紹介します。

・書学書道史学会
・全国大学書道学会
・全国大学書写書道教育学会
・全日本書写書道教育研究会

段位とは?

段位や級位とは、スポーツなどの分野の中で、その技量を表す階級のことになります。基本的な流れは、級を終えて段に進むようになっています。ほとんどの段位や級位は、十級からスタートし数を減らしていき、一級に合格したら「初段」になります。段位に進むと、級位とは逆になり二段→三段と数が増えていき、大体の段位の最高位は十段となることが多いです。

もちろん、書道にも級位や段位といった階級があり、「昇段・昇級」試験を受けて階級をあげていきます。そんな書道の段位の位置づけを詳しく説明します。

書道の段位の位置づけとは

日本国内の書道の級・段位にレベルの基準はありません。その理由は「書を書く人の技量」を各自の流派が各自で設けているため、日本国内での書道の段位やそのレベルは統一されておらず、バラバラになために国家的にも認められていません。

そのため、同じ階級であっても流派によってレベルが違うため、同じ技量だとは言えませんし、級位が書道の技量を反映していない場合も多く、特に子供向けの書道教室では、真面目に通うだけで自動的に昇級する場合が多く、級位は気力を持続させるためのものと考えましょう。

以上のことを考えると、段位と書道の腕前とは関係がないといえます。ですが、段位が無意味なものだとは言えません。特に「師範」を目指しているのなら、師範の昇段受験の条件に段位取得などがあるので、常日頃の鍛錬と段位取得が必要になります。

書道の段位一覧

書道の段位の中には、初段~5段などの数字を使った段位がたくさんあります。その中で「特待生」や「師範」といった数字以外の段もあります。この2つの段位がどんな段位なのか詳しくご紹介しましょう。

特待生とは?

書道の中での、「特待生」という段位の位置づけは、書道をしている人の年齢に応じた「部」での最高段位をとり、これ以上与える段位がない状態のときに「特待生」と呼び名が与えられています。

この「特待生」になると、資格の欄に記入することで、受験や就職などのときにアピール要因にできそうですが、あまりアピールになるとは言えません。その理由としては、まず書道の段位は公的な資格ではないため、資格欄に記載はできません。

また日本には全国に無数の書道関係団体があり、その段位は統一されていません。ということは、その団体ごとで書道の技量にバラつきがあります。そのため、書道の段位は入会している書道協会内部での「認定制度」になります。

そのような理由から、受験や就職などで資格欄に記載してのアピールにはあまり使えません。それよりも、書道をとおしての経験などをアピールする方が好印象を持たれる可能性があります。

師範とは?

書道はどんな流派に属していても、その大体の最高段位は「師範」になります。大体の流派では、この最高段位である師範を取得することで、「師範免許」が発行され教室を開き他の人に書道を教えることができます。

書道教室を開くためには、この師範免許は絶対に必要な必須の資格ではありませんので、書道の腕に自信があれば「経験・年齢」を問うことなく教室を開くことは可能です。

ただし、「師範免許」を取得することが、習うにあたり信用に繋がります。そのため、師範免許を持っていないと生徒が集まらない可能性があります。

そのため、師範免許はその先生の流派での「実力」を客観的に判断する材料になると言えます。将来、書道教室をもちたいと考えているなら、「師範免許」は持っていて当たり前の資格と言えます。

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