卒検で落ちた人の原因・回数|バイク/みきわめ/MT/
更新日:2024年11月04日
「みきわめ」をクリアすると、いよいよ本番の卒検を受けます。教習所によりますが、おおむね2コースが試験コースです。当日まで、どちらのコースを走るかは分かりません。ですので、いずれのコースも頭の中に入れておくことが重要です。
卒検で落ちた人には、やはり原因があります。特にスラロームで減点されて落ちた人も多いことでしょう。スラロームとは、同じ間隔で置かれた「パイロンを蛇行しながら規定内のタイムで通過する試験」です。練習を繰り返すことが必須の試験ですので、慣れるまでには苦労が付き物です。パイロンに当たってしまうと減点ですし、タイムオーバーでも減点です。
いかにスムーズに蛇行運転ができるかがキーポイントです。卒検で落ちた原因としては、スラロームの試験が非常に多いです。
方向転換ができなかった?
卒検に落ちた要因として多いのが方向転換です。こちらは、いわゆるUターンです。車線の少ない道路で「進行方向を真逆へ変える動作」を差します。道路の幅が狭い箇所では、こうした操作はとても難しいです。転倒してしまったり、足を付いてしまったり、縁石にぶつかってしまうと減点となります。
バイク操作の中では特に難しいポイントですので、卒検で落ちた原因となってしまう傾向が高いです。やはり、しっかりとバイクを寝かし込み、目線を上げた運転方法が肝要です。
歩行者を想定できていなかった?
教習所内では歩行者や自転車はいませんので、試験中に人と接触することはありません。ですが、「歩行者がいるという前提」で試験が行われます。たとえば、交差点では進行方向が青でもしっかりと左右確認をしなければいけません。同じように、踏切でも電車が来るという想定で試験を行います。
「何も来ないから安全確認はいいだろう」といった考えで試験に臨み、落ちたケースは多々存在しています。試験中は大げさなくらい、しっかりと安全確認を行いましょう。これにより、試験官へのアピールともなりますので、合格することができます。
緊張し過ぎていた?
卒検で落ちた経験がある方は、やはり緊張が要因となっています。試験中は自分一人で全ての判断をしますので、少しの判断ミスが減点となります。「過度な緊張」をしてしまうと落ち着いた操作ができなくなります。
そして、緊張したままですと安全確認を忘れてしまったり、信号無視をしてしまいます。これでは大きな減点となり、不合格ともなりかねません。仮に落ちた経験がある場合、同じミスを繰り返さないように留意して卒検に臨みましょう。
MT車で落ちた人の理由とは?
バイクの形式によっても運転の仕方が異なります。MT形式というのは、クラッチでギアを変えながら走行するバイクです。こちらの車両で卒検に落ちたケースをご案内いたします。
MT車では、坂道発進で不合格になってしまうケースがあります。クラッチ操作のミスをしてしまい、坂道でずり落ちてしまうと減点です。こうした運転を公道でしてしまうと大変危険ですので、不合格の原因となります。MT車の場合、「クラッチとギアの操作」をしっかりと身に付けておくことが必須と言えます。
AT車の場合は?
AT車とは、クラッチ操作が必要ないスクーター形式のバイクです。このバイクで卒検に落ちた原因として上位にあがるのは、S字クランクです。こちらは、とても狭い道の脇にあるパイロンに当たらないように進行する試験です。
ATですと、半クラッチというMTならではの操作ができないため、パイロンに当たったり、倒してしまうことが卒検に落ちた要因として高いです。
バイクの卒検で落ちた回数が多い人もいるの?
バイクの卒検は車と比べると難易度が高いと言われています。そのため、複数回落ちた経験がある方も多いです。1回の卒検で合格することが最善ですが、1度落ちた場合、それが癖づいてしまい、「立て続けに卒検に落ちた」というケースは非常に多いです。
受験者によって、得意・不得意なコースがあり、何度練習しても同じポイントで落ちた経験がある方はとても多いです。
卒検で落ちた時のショックからの立ち直り方とは?
1回で卒検合格をしたいですが、難しいバイクでの試験では落ちた経験がある方は多いです。懸命に練習してきた内容で受験したものの、どうしても苦手なポイントにつまづき、落ちたことが原因でショックを受けることもあります。
特にバイクの卒検は、自分の技量が試される試験です。1つのミスが気持ちを動揺させ、連続してミスをしてしまうことさえあります。やはり試験に落ちてしばらくは、気持ちも塞いでしまうことでしょう。ですが、簡単に立ち直る方法がありますので、ご紹介して参りましょう。
泣いた経験があれば合格できるの?
初回公開日:2018年03月05日
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